世界的に屈折異常と診断されるのは推定10億人?20億人である。 その率は地域によって異なり、ヨーロッパでは人口の約25%、アジアでは人口の約80%に影響がみられる[2]。 近視が最もよくある異常で[3]、成人の15?49%、子供1.2?42%がそうである[4]。遠視は一般的に小さい子供や高齢者にみられる[5][6]。老視のほとんどは35歳以上の人にみられる[1]。2013年の統計では屈折異常を矯正していない人の数は世界で約6.6億人(10人に1人)である[7]。このうち950万人の人が屈折異常によって失明している[7]。 屈折異常は白内障、加齢黄斑変性、ビタミンA不足
に並び最も一般的な失明の原因である[8]。