居士
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一言居士は昭和初期に辞書に記載されるようになった熟語であり、もともとは議会用語とされている[2]
戒名としての居士

戒名における居士号は、出家者の法名の敬称の1つとしても用いられている。女性では大姉がこれに該当する。とりわけ熱心な信者に対しては「大居士」「清大姉」が与えられる。江戸時代、上級武士がその対象とされ、庶民の使用は禁じられていたとされる。但し、寺によっては庶民に対しても居士・大姉が用いられ逆に武士階級でも居士号より下位とされる信士・信女の戒名が用いられている場合も多いため、必ずしも明確な基準が存在していたり、厳格に運用されていたわけではないとの指摘もある[3]
脚注[脚注の使い方]
注釈・出典^ 池上裕子小和田哲男小林清治池享・黒川直則編『クロニック 戦国全史』(講談社1995年) 487頁参照。
^ 田島優『あて字の素性:常用漢字表「付表」の辞典』 風媒社 2019年 ISBN 978-4-8331-2105-7 p.103.
^ 切田未良著『過去帳』(丸善書店出版サービスセンター、2003年)25、38頁及び78頁参照。

参照文献

池上裕子・小和田哲男・小林清治・池享・黒川直則編『クロニック 戦国全史』(講談社、1995年)

切田未良著『過去帳』(丸善書店出版サービスセンター、2003年)

関連項目

戒名

称号

院号

信士

在家 別名優婆塞、女性は優婆夷


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