小笠原諸島
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1864年(元治元年) - ハワイの宣教師船であるモーニングスター号(Morning star)が南鳥島を発見する[50]

1866年(慶応2年) - フレデリック・ロース、母島(沖村)に居住。
明治時代の父島(扇浦)

1875年(明治8年)11月 - 明治政府が小笠原回収委員を明治丸で父島へ派遣する。

1876年(明治9年)3月 - 小笠原島の日本統治を各国に通告(日本の領有が確定)。内務省の管轄となる。日本人37名が父島に定住。内務省出張所設置。

1877年(明治10年) - 帆船による年 3回の定期航路開設。

1878年(明治11年) - 父島北袋沢に内務省勤農局出張所設置。

1879年(明治12年) - 日本人6名が母島に定住。

1880年(明治13年)10月8日 - 東京府の管轄となる[51]

1880年(明治13年)10月28日 - 父島に、東京府小笠原出張所を設置。

1882年(明治15年) - 東京府出張所の行う行政に協議権をもつ会議所を設置し、議員15人を公選した。欧米系住民が全て日本に帰化した。

1886年(明治19年)11月4日 - 小笠原出張所を小笠原島庁へ改称。

1891年(明治24年)5月 - 東京府が、小笠原島各村に世話掛を公選させる。

1891年(明治24年) - 火山列島を小笠原島庁の所管にいれ、硫黄島を正式に日本領とした。

1893年(明治26年)11月 - 小笠原諸島の警察が、警視庁の管轄となる。

1898年(明治31年) - 南鳥島が小笠原島庁の所管となる。

1911年(明治44年)6月 - 父島に、府立小笠原修斉学園を開設。

1920年(大正9年)8月 - 陸軍築城部が父島支部設置。以降、砲台などの陸軍施設が建設されていく。

1925年(大正14年)3月15日 - 府立小笠原修斉学園廃止。

1926年(大正15年) - 小笠原島庁は、郡制の廃止とともに、東京府小笠原支庁に改称(北硫黄島ほか数島は小笠原支庁の直轄として残る)。

1927年(昭和2年) - 昭和天皇戦艦山城」で父島・母島を行幸し、母島の御幸之浜で海洋生物の調査を行う。

1928年(昭和3年) - 東京府東京市下谷区上野で「東京大正博覧会」開催。『小笠原館』で小笠原住民が"陳列"される。

1931年(昭和6年) - 沖ノ鳥島が小笠原支庁の所管となる。戦前トラック諸島サイパンなどの南洋に向かう船が、半月に一度寄港していた。1936年(昭和11年)当時、父島までの2等料金が37[52][53]。現在のようなビニールハウスがなかった時代、小笠原では季節外れの果物野菜を栽培して本土に送っており、本土でもてはやされた[52]ため、住民は豊かな生活を送っていた[52]といわれている。

1940年(昭和15年)4月1日 - 父島、母島、硫黄島に町村制が施行され、大村扇村袋沢村沖村北村硫黄島村が発足する。(ほか数島は小笠原支庁の直轄として残る)。

1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制の施行により東京都の管轄となる。

第二次世界大戦時に硫黄島は激戦地となり、父島なども日本軍により要塞化が行われた(父島要塞)。

1944年(昭和19年)

7月 - 住民6,886人(残留者825人)は本土へ強制疎開(ただし、そのうち20余人が引揚のとき事故で死亡)。

9月2日 - アメリカ軍による日本軍の父島無電塔爆撃の際、1989年アメリカ合衆国大統領になるジョージ・H・W・ブッシュ中尉(当時)らの搭乗した雷撃機が日本軍により撃墜される。ブッシュは友軍部隊により救助される。

M3 37mm砲摺鉢山を攻撃するアメリカ海兵隊

1945年(昭和20年)2月19日?3月26日 - 硫黄島の戦いが行われ、日本兵18,375名と米兵6,821名が戦死する。

1945年(昭和20年) - 父島の日本軍守備隊によるアメリカ軍捕虜の処刑(人肉食については意見の相違あり)が発生(小笠原事件)。

1945年(昭和20年)9月3日 - アメリカ軍駆逐艦ダンラップ(英語版)号(USS Dunlap (DD-384))にて、小笠原の日本軍降伏を調印。

1946年(昭和21年)1月26日 - 連合軍総司令部がSCAPIN-677を指令し、日本の小笠原諸島への施政権が停止される。

1946年(昭和21年)10月 - 連合軍総司令部が欧米系の旧島民とその家族135人のみに帰島を許可する。うち129人が駆逐艦で帰島し、ボニン諸島評議会(Bonin island council)と五人委員会が設立される。

1946年(昭和21年) - 小笠原支庁・村役場が東京都下谷区下谷小学校に移転する。

1947年(昭和22年)7月 - 旧島民たちによって、小笠原島・硫黄島帰郷促進連盟が設立される。
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