小田扉
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自身が影響を受けた漫画家として、藤子・F・不二雄諸星大二郎を挙げている[6]

漫画家とは別にバンド活動も行っている。楽曲は、様々な漫画家の楽曲が収録された『漫画家バンド大戦CD』に収録されている。

小田のもとでアシスタント経験がある漫画家として真造圭伍がいる[12][13]
評価と影響

2022年(令和4年)に第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した森つぶみは「憧れているマンガ」を問われた際に小田扉作品全般を挙げ「発想と笑いのセンスが唯一無二」と評している[14]
作品リスト
漫画

マル被警察24時

そっと好かれる

そっとロワイヤル

スペース・アポロジー(小学館 ビッグコミックスピリッツ増刊『IKKI』No.11-13、『月刊IKKI』2003年4月号、5月号)

こさめちゃん

男ロワイヤル

江豆町ブリトビラロマンSF

団地ともお

亀は意外と速く泳ぐ(漫画部分担当)

フィッシュパークなかおち

前夜祭(講談社、2009年)

スポーツ大佐 第18話「刺客が山狩りに来た!!」(NHKアニメ『アニ*クリ15』)

しょんぼり温泉

ちょっと不思議な小宇宙

タッグ(講談社『猫本2』、2008年4月)

星野源『そして生活はつづく』巻末マンガ作画(マガジンハウス、2009年)

犬は語らず(講談社『漫画BOX AMASIA』、2010年)

ふたりのマドレーヌ

新日ファンタジー[15](小学館『コロコロアニキ』、2014年 - 2020年)

横須賀こずえ

ちょっと不思議なこの宇宙(双葉社webアクション』2021年8月20日[16] - )

しめっぽい話ですが(小学館『ビッグコミックオリジナル増刊』2021年11月12日増刊号[17] - 2023年3月12日増刊号[18]

フランチャイズ! つくだ☆マジカル(読売中高生新聞2022年1月7日発行 - )

たたかいのきろく(双葉社『webアクション』2023年7月21日[19] - )

じんちく以外(小学館『ビッグコミック増刊』2023年12月17日増刊号[20] - )

揃わない家族(集英社クリエイティブオフィスユー』2024年4月号[21]

イラスト

田中小実昌『香具師の旅』カバー、河出文庫、2004年

田中小実昌『ポロポロ』カバー、河出文庫、2004年

田中小実昌『自動巻き時計の一日』河出文庫、2004年

真形隆之『団地っ子の同窓会』カバー、東邦出版、2005年 - 後書きも

雑誌『hon-nin vol.00 』、太田出版、2006年 - 本谷有希子「改めて!ほんたにちゃん」挿絵

雑誌『メガヘルツ3』、マガジンファイブ、2007年 - 井上鉄平と対談

野火迅『リーマン侍 江戸の世渡り』、扶桑社、2011年 

トレーディングカードゲームデュエル・マスターズ』カードイラスト、株式会社タカラトミー、2013年

映像化作品

ワタ毛男(2012年4月21日、
フジテレビ世にも奇妙な物語'12 春の特別編』で放送。主演:濱田岳) - 『前夜祭』収録。

AIRドクター(2013年5月11日、フジテレビ『世にも奇妙な物語'13 春の特別編』で放送。主演:小栗旬) - 『前夜祭』収録「もどき」を改題。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 収録作品の多くは同人誌即売会COMITIAなどで小田の個人サークルからコピー製本(コピー誌)の形態で発行された。単行本『こさめちゃん』巻末の初出情報欄では「その他はすべて未発表」と記載されている[3]。商業誌未発表の意味。
^ 帯の表紙(表1)側に「ショムニの塚原なら『もー人生の愛読書です!』って言うと思うよ。そんな本。」とゴシック体で大きく掲げられ、安田弘之の漫画『ショムニ』の主役・塚原佐和子のイラストに添えて「草夫君のママになってみたい♡」と手書きで描かれていた。

出典^ a b c d e “漫画『横須賀こずえ』作者 小田扉さん 犬との生活がストーリーのヒント 横須賀美術館で特集展示開催中”. タウンニュース. 株式会社タウンニュース社 (2022年5月20日). 2024年1月24日閲覧。
^ a b c 江藤俊也 (2014年12月30日). “「団地ともお」に見る「現代を生きるヒント」 漫画家・小田扉さん(40)”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社. 2024年1月24日閲覧。
^ 小田扉『こさめちゃん』講談社〈KCデラックス〉、2001年3月、p. 222。
^ “小田扉「団地ともお」16年の連載に幕、TVアニメ化もされた団地マンガ”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年2月4日). 2024年1月2日閲覧。
^ “「団地ともお」の小田扉、スピリッツで犬と家族描く新連載「横須賀こずえ」”. コミックナタリー (2019年9月30日). 2024年1月2日閲覧。
^ a b anan編集部 (2021年1月8日). “天才犬が主人公のマンガ『横須賀こずえ』 ちょっと奇妙で心温まる!”. ananニュース. 株式会社マガジンハウス. 2024年1月26日閲覧。
^ “団地ともお」小田扉の新連載「ちょっと不思議なこの宇宙」がwebアクションで始動”. コミックナタリー (2021年8月20日). 2024年1月2日閲覧。
^ “小田扉が“たたかい”描く新連載がwebアクションで、「本日の卜部さん」も掲載開始”. コミックナタリー (2023年7月21日). 2024年1月2日閲覧。
^ “人畜無害の“人畜以外”、夫婦経営のとある食堂…小田扉&保松侘助の新連載”. コミックナタリー (2023年11月17日). 2024年1月2日閲覧。
^ “小田扉「横須賀こずえ」の原画展が舞台の横須賀で、SNSで描き下ろしのマンガも公開”. コミックナタリー (2022年3月29日). 2024年1月26日閲覧。
^ “令和4年度第1期所蔵品展 : 特集:小田扉の『横須賀こずえ』展”. 横須賀美術館. 2024年1月24日閲覧。
^ “魅惑の描線・独特な世界を生み出す漫画家 西村ツチカさんに迫る(前編)”. illustration-mag. 玄光社 (2017年). 2024年1月26日閲覧。 “友人でもある真造圭伍君は小田扉さん(※4)のところでアシスタントをバリバリやっていたので、コマの割り方とか漫画を描くのがやっぱり上手いんですよ。” ※初出は雑誌『illustration(イラストレーション)』No. 213、玄光社、2017年3月。
^ “入院したことで生まれた、入院した時に読みたいマンガ「ひらやすみ」真造圭伍にガチインタビュー|川島・山内のマンガ沼web”. FANY Magazine. 吉本興業株式会社 (2023年8月18日). 2024年1月24日閲覧。
^ “「今回の作品は特に線を意識して作画をするようにしています」まんきき38号『転がる姉弟』森つぶみ先生インタビュー”. コミタン!ブログ部 (2021年1月15日). 2024年1月24日閲覧。


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