小林武史
再始動シングル「り・ぼん」(2006年11月8日)、アルバム『akko』(2006年12月6日)では小林は作詞・作曲は行わず、一部の曲でキーボーディストとして参加、エグゼクティブプロデューサーとしてクレジットされている。復活第2弾シングルとなる「あふれる」(2007年3月7日)では作曲・編曲・プロデュースを手掛けているが、その後の作品やライブ活動には関わっていなかった。しかし2008年1月3日、元日にAKKOと離婚したことを発表。その際の「現在はすでに良い友情をお互いに感じています」というコメントを裏付けるかのように、シングル「ラビリンス」(2008年3月12日)、「イニシャル」(2008年4月2日)、「アイデンティティー」(アルバム収録)の3部作を作曲・プロデュース。5月1日のMY LITTLE LOVERデビュー13周年記念ライブではアンコールでサプライズゲストとして登場し、7月21日の「ap bank fes '08」でも共演した。
Salyuは1998年に小林がスカウト。2000年にLily Chou-Chouのボーカルとしてデビューさせ、2004年のソロデビュー、2006年頃までは、ほぼ全曲で作詞・作曲・編曲・プロデュースを行う。2005年12月31日の「COUNTDOWN JAPAN05/06」までのほぼ全てのライブに、キーボーディストとして参加。『TERMINAL』(2007年1月17日)収録の「トビラ」のPVにも出演している。2007年からSalyuのセルフプロデュースも増えたが、2010年に発表した3rdアルバム『MAIDEN VOYAGE』でもプロデュースや楽曲提供をするなど活動での関係は深い。2010年11月5日には突如Lily Chou-Chou活動再開を発表し、新曲「エーテル」を配信限定リリースした。
レミオロメンはアルバム『朝顔』(2003年11月19日)から手がけ、シングル「モラトリアム」(2005年1月12日)、アルバム『ether』(2005年3月9日)以降の作品で全面的にかかわっている(今はセルフプロデュース)。ほぼ全曲でピアノやキーボードなどで参加しているが、ライブ活動での共演はない。シングル「太陽の下」(2006年3月1日)のPVに出演している。
一青窈とは「ap bankfes '05」で知り合い、「指切り」(2005年12月7日)、「てんとう虫」(2006年11月29日)(アルバム『BESTYO』収録)、「冬めく」(2007年1月31日発売予定だったが発売中止)と立て続けに楽曲提供・プロデュース。一方で、一青は小林がプロデュースするSalyuや綾瀬はるかの楽曲に詞を提供するなど、共作が続いた。
しかし2007年1月26日発売の写真週刊誌「フライデー」、およびそれを後追いしたスポーツ新聞や雑誌等において、小林と一青の不倫が発覚。これを機に仕事を共にすることはなくなっていたが、2008年7月19日の「ap bank fes '08」で共演。12月の一青主演の舞台『箱の中の女』の音楽を手掛ける。また、これらを受けてAKKOとは2008年に離婚。
女優の綾瀬はるかは1st、2ndシングルをプロデュース。デビュー曲「ピリオド」(2006年3月24日)ではEvery Little Thingの持田香織が、2ndシングル「交差点days」(2006年9月13日)では一青窈が作詞を行っている。
鬼束ちひろは約2年半に渡って活動休止状態だったが、2007年2月20日にプロデュースを手掛けることを発表。3月17日に小林主催のap bankのイベント『AP BANG! 東京環境会議 vol.1』で復活させる。シングル「everyhome」(2007年5月30日)のリリース時には『ミュージックステーション』『僕らの音楽』で鬼束と共に出演し、「everyhome」のPVにも出演している。
PhilHarmoUniQueをプロデュース。烏龍舎の自社レーベル“ORS(OORONG RECORDS)”の第1弾アーティストとしてデビューさせる。(バンド活動を2010年6月2日から休止中。)
lego big morlをORSとavexによる“ORS-LLP”よりデビューさせる。エグゼクティブプロデューサーとして関わっている。
back numberは2015年からアレンジ・プロデュースに携わっており、「ヒロイン」「手紙」「クリスマスソング」「ハッピーエンド」「瞬き」「HAPPY BIRTHDAY」「怪盗」「黄色」「アイラブユー」などバンドの代表曲に携わっている。
その他には、エレファントカシマシのアルバム『ライフ』(2002年5月2日)のプロデュース、SMAPのシングル「友だちへ ?Say What You Will?」(2005年1月19日)の編曲を行った。また、映画『GATE』(2008年公開)の主題歌として、伊藤由奈の「GATE」を作詞・作曲・編曲。配信限定でリリースされた。
映画音楽の製作にも意欲的であり『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、『深呼吸の必要』(2004年) 、『地下鉄に乗って』(2006年)、『幸福な食卓』(2007年)、『ミッドナイト・イーグル』(2007年)の音楽監督を務めている。2009年には岩井俊二プロデュース、北川江吏子監督の『ハルフウェイ』の音楽を担当する。
2008年4月?9月まで『ハッピーミックス』(日本テレビ系)に出演。毎回ゲストを迎えて対談をした。
2008年5月25・26日放送の『NHKスペシャル 北極大変動』の音楽を担当。
2008年10月12日、2009年1月4日放送の『ネオコラ!東京環境会議』(フジテレビ)をプロデュース。覆面アーティスト・ブラッドベリ・オーケストラをプロデュースし、主題歌としてオンエアされたが、覆面の正体は明かされていなかった。ボーカルはSalyuと一青窈であるが、公式には明らかにされていない。
2008年11月26日、小林武史ソロ名義としては19年ぶりとなるアルバム『WORKS I』をリリース。CD化されていなかった映画音楽を中心に収録されている。
2009年10月1日、大沢伸一と共にプロデューサー・ユニット「BRADBERRY ORCHESTRA」を結成。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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