吹き替えではデヴィッド・ドゥカヴニーやビリー・ブランクスをはじめ、ルーク・ペリー、トニー・レオン(梁朝偉)、グレッグ・ジャーマン、マット・ディロンなどを担当している。過去にはダニエル・クレイグやアンディ・ラウなども数多く担当していた。
ディズニー映画『ターザン』のターザン役を担当する予定だったが、オーディションでターザン役に決まったのは金城武だった。テレビ東京のプロデューサーによると、その悔しさが抜けない所にテレビ東京から金城の吹き替えや関連番組のナレーションのオファーが相次いだことから、現場入りした際に苦笑しながら金城との因縁話を話していたという[18]。なお、小杉はその後の続編などで金城に代わりターザンを担当している。
『007シリーズ』のダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの吹き替えはオーディション無しで抜擢されたものであり、『007 カジノ・ロワイヤル』と『007 慰めの報酬』の2作で声を当てた。また、『レイヤー・ケーキ』などでもクレイグを担当したことはあるが、一部の演じた作品の吹き替えのオーディションで落ちた[11]。
『ONE PIECE』では、敵役である魚人海賊のアーロン役を担当。小杉はTVシリーズのアフレコでアーロンに声をあてていた時、重度の二日酔いに悩まされながら演じていたという。このエピソードは、2018年12月23日に開催された『ジャンプフェスタ2019』のスーパーステージにて披露されている[19]。その場面は、ウソップとアーロンがゴサの町で戦闘するシーンだったとのこと[19]。また、小杉はテレビスペシャル『エピソードオブナミ』で12年ぶりにアーロンを演じることについて、「またナミとの出会いから、今回アーロンを演じることができるので、本当に幸せだと思っています」と語っている[20]。ファンに対しては、「アーロンとナミの原点を知ってもらって、これからも『ONE PIECE』を愛して頂きたいと思います」と呼び掛けている[20]。なお2023年のドラマ版で同役は東地宏樹と交代する形となった。
小学校時代から出席簿が13番目のことが多く、朝礼で並んでも13番目で、中学時代のサッカー部のユニフォームは13番で、業界では「十さん(じゅっさん)」と呼ばれるという[21]。
若い頃、ボウリングが好きで、プロボウラーになろうと思っていた時期もあったという[13]。
弟がいる[3]。 太字はメインキャラクター。
出演
テレビアニメ
1985年
機動戦士Ζガンダム(1985年 - 1986年、ナレーション[22]、ヘンケン・ベッケナー[23])
昭和アホ草紙あかぬけ一番!(1985年 - 1986年、奥志賀道成)
タッチ(寺島)
ダーティペア(アナウンスA、モンタール)
忍者戦士飛影(1985年 - 1986年、リール・コア、兵士、オペレーターA、警備兵A、ゴロー 他)
1986年
生徒諸君!心に緑のネッカチーフを(野口先生[24])
北斗の拳(ヤコブ)
1987年
機甲戦記ドラグナー(1987年 - 1988年、マイヨ・プラート[25])
陽あたり良好!(高根沢)
ミスター味っ子(1988年 - 1989年、朱雀、村田源二郎〈若き日の味皇〉)
1988年
魁!!男塾(森田、影慶)
機動警察パトレイバー(部下A)
超音戦士ボーグマン(隊員)
魔神英雄伝ワタル(ケン・サーク[26])
鎧伝サムライトルーパー(1988年 - 1989年、幻魔将ラジュラ)
1989年
アイドル伝説えり子(保科朗)
新グリム名作劇場(王様)
ドラえもん(テレビ朝日版第1期)
天空戦記シュラト(マユリ、ビカラ[27])
1990年
美味しんぼ(魚屋、足野)
NG騎士ラムネ&40(サンゴショウ、ケンシーン)
からくり剣豪伝ムサシロード(俊之助)
キャッ党忍伝てやんでえ(1990年 - 1991年、スカシー[28])
ジャングルブック・少年モーグリ(オオカミA)
それいけ!アンパンマン(1990年 - 2024年、タクトマン、大トロ殿、やきそばパンマン)
たいむとらぶるトンデケマン!(トリスタン)
ピグマリオ(アスナス[29])
魔神英雄伝ワタル2(1990年 - 1991年、イサリビ / 魔界イサリビ[30])
魔法使いサリー(1989年版)(ブリザード)
YAWARA! a fashionable judo girl!(大会関係者B、副将、不良B、花園の先輩A、尾川、警備員B)
勇者エクスカイザー(1990年 - 1991年、プテラガイスト[31])
RPG伝説ヘポイ(超聖機神キングキャッスル)
1991年
機甲警察メタルジャック(ハリー)
ジャンケンマン(コインダー)