小早川伸木の恋
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大泉洋
紺野まひる
谷原章介
古谷一行
音楽Face 2 fAKE
エンディングナナムジカくるりくるり
製作
プロデューサー喜多麗子(フジテレビ)
古屋建自
制作フジテレビ

放送
放送国・地域 日本
放送期間2006年1月12日 - 3月23日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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2006年1月12日から3月23日まで毎週木曜日22:00 - 22:54[1]に、フジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された。主演は唐沢寿明

複雑に絡み合う感情と、医者の本分としての伸木の葛藤するさまを原作よりやや薄め、代わりに恋愛ドラマという様相を加味した仕上がりとなっている。
キャスト
小早川家
小早川 伸木(こばやかわ のぶき)〈37〉
演 -
唐沢寿明主人公。外科医。帝東大学医学部付属病院第二外科勤務。消化器外科専攻。妻・妙子、娘・みすずと3人で暮らす。大学では当初、法学部に在籍するも、幼い頃からの夢である医者になることを諦めきれず、医学部に入りなおして医師になった。臨床経験が豊富であり、出世レースから外れてはいるが周囲の信頼は厚い。しかし職場ではワンマン教授らによる人間関係に、家庭では妻・妙子の嫉妬深さから来る様々な苦難に悩まされているが、盆栽教室で出会った女性・作田カナの励ましと人生観に大いに癒され勇気付けられる。妙子の仲が深刻化し、職場では不本意な騒動に巻き込まれ心神ともに耗弱していくも、カナと親交が深く進展していくことになる。小児がんにかかった小さな入院患者の姿などから不十分な小児科医療への対応に疑問と不満を持ち続け要望するが果たせずにいるも、のちに美村教授の失脚もあり小児科病院に転職することになる。
小早川 妙子(こばやかわ たえこ)〈28〉
演 - 片瀬那奈伸木の妻。旧姓・浜田。ヒステリックで情緒不安定な性格は幼い頃に起因。旅館の娘として育ったが、父の浮気を原因とする母のヒステリーと虐待に遭い、のちに家出した母により見捨てられたとの思いから内気な性格となった。しかし高校時代、その美貌からクラス中の男子のアイドル的存在になると、男に対して傲慢な態度をとるようになった。誠実で優しい伸木は、自分だけを心から愛してくれると思い込んでいるがその想いはエスカレートし、欲求が満たされないと見境なく行動する。症状を改善するため仁志の「仕事をしては」とのアドバイスから伸木の病院に勤務をするが、これが夫婦間の危機を悪化させる一因となる。
小早川 みすず(こばやかわ みすず)〈6〉
演 - 北村一葉幼稚園児。伸木と妙子の一人娘。両親の不仲を知りながらも健気に成長するその姿に伸木、妙子とも救われる。別居した父に会うため伸木の職場に一人で現れ、いったんは妙子と帰宅の途に付くものの行方不明になり、三人の思い出の地である遊園地で保護されたことで、幼いながらも心に重荷を背負っていることを知らせた。
弁護士
仁志 恭介(にし きょうすけ)〈35〉
演 -
藤木直人弁護士。伸木の法学部時代の後輩で親友。医療関係から離婚の弁護まで幅広くこなしている。伸木に盆栽教室へ通うきっかけを作った作田カナとは10年以上も前からの知り合いであり、かつ密かに想い続けていた。そのこともあってカナに惹かれていく伸木を諌めるが、自分との婚約を受け入れてくれたカナの心に伸木への思いが残っていることを知る。妙子とは当初、伸木の妻とは知らずに出会い、のちに離婚阻止の弁護を依頼されるも考え直すよう説得。しかし別の弁護士を立てた妙子に対抗するため伸木の代理人を務める。離婚裁判終結から1年後、妙子の引っ越しを手伝う。
石田 依子(いしだ よりこ)
演 - かとうかず子(第10 - 最終話)弁護士。離婚阻止のために妙子の代理人を務める。妙子には裁判を有利に運ばせるためのアドバイスをし、伸木と代理人・仁志を理詰めで攻めたてる。
帝東大学医学部付属病院
医療関係者
沼津 壮太(ぬまづ そうた)〈28〉
演 -
大泉洋研修医。開業医である実父の不誠実な姿を反面教師として育ち正義感にあふれる一本気な性格の持ち主で、美村の不適切な医療対応・態度に対して告発しようとする。しかしそれが故につけこまれてしまい立場を危うくする。また患者家族の前で涙を流して美村教授から叱責を受けるが、その姿を見ていた看護師と恋に落ち、子供を身ごもった彼女との恋を障害を乗り越えて成就させ、実家の診療所の立て直しに尽力した。
越智 学(おち まなぶ)
演 - 田山涼成助教授。帝東大学医学部付属病院形成外科勤務。病院の中庭に盆栽コーナーを作り、患者と栽培することを提案する。純粋で温厚な性格であったが、家族にも内緒で負ってしまった負債のやり繰りから教授選に参加。しかし誤解から伸木に脅迫するほど人格が一変してしまった。のちに誤解がとけ、昇進を果たすことができたことから伸木の提案する小児外来の提案を推進する。
松金 響子(まつがね きょうこ)
演 - 高橋かおり(第2 - 4話)小児科医。帝東大学医学部付属病院小児科勤務。男との恋愛をゲームとしてもてあそぶ性格で、一時は竹林と行動を共にする。伸木にも誘惑をするが、その場に偶然居合わせた妙子に見られ嫉妬による暴力に遭いかけたため、恐怖から分院に異動することになる。しかしその反省から竹林を介して伸木と妙子の仲を修復させた。
竹林 隼人(たけばやし はやと)〈35〉
演 - 谷原章介外科医。帝東大学医学部付属病院第二外科勤務。伸木より2歳下だが同期。多数の論文を国内外で発表し誰よりも教授に近い男と院内でも一目置かれる存在。しかし臨床経験は乏しく手術になると恐怖で手が震えてしまい伸木の手助けを受ける。その後、伸木の窮地を何度も救うなど、お互いを切磋琢磨する関係になる。美村教授の勧めもあり腹腔鏡手術のスペシャリストを目指すが、初歩的な失敗により信用を損ねる。しかし担当した女性患者との恋に落ち真実の愛に目覚めると、彼女の専属医師になるべく病院を退職。のち結婚する。
美村 浩一(みむら こういち)
演 - 古谷一行教授。帝東医大の看板医師であり、清濁合わせ持つカリスマ性から院内の人望は厚い。しかし患者からの法外な謝礼を平然と受け取ったり、応対が社会的地位・名誉別に変わったり、業者と癒着があるなどダーティーな部分もある。都内の高級マンションを別宅として正妻と別居生活を送る。離婚成立により20年来の愛人関係であった看護師長の添田と再婚すると思われたが、その関係も一方的に解消して院内の若い看護師を選ぶ。しかしその直後の病を発症した添田を、一度は渋りながらも伸木の説得もあって手術を行い成功させる。それにより意を決した彼は、伸木の要望であった小児外科の設置を認めるとともに、警察の出頭要請に素直に従う。1年後、懲役を終えると添田の出向かいを受け二人で帰宅の途につく。
看護師
千夏(ちなつ)
演 -
桜井千寿看護師。沼津研修医を慰めたことがきっかけで恋仲となる。周囲には沼津の実家が開業医だから近づいたというが、やがて妊娠を理由に結婚を要求。戸惑いつつも受け入れてくれた沼津と幸せな家庭を築く決意をしたが、沼津の父との会話に動揺し、一度は沼津から去る。
添田 さより(そえだ さより)
演 - 市毛良枝看護師長。美村の長年に渡る愛人で伸木の理解者。


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