小山茉美
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

小山 茉美(こやま まみ、1955年昭和30年〉1月17日[4][11][注 2] - )は、日本声優女優ナレーター[6]愛知県西尾市出身[4]青二プロダクション所属[7]1980年以前の芸名は小山 まみ[1][2]。元夫は声優の古谷徹

代表作は『Dr.スランプ アラレちゃん』(則巻アラレ[13]、『名探偵コナン』(ベルモット[13]、『あんみつ姫』(あんみつ姫)[13]など[7]
来歴

1歳のときに父親を亡くし、その後母親は、保育士の資格を取りながら2人の兄妹を育てた[14]。2つ違いの兄がいる[15]

小学校時代は、内気で無口で、内向的で「どうしようもない子」だったという[15]。友人と遊ぶこともしておらず、通信簿には必ず「消極的すぎる」、「もっと積極的に人と話すように」と書かれており、暗い子供だったという[16]。しかし我は強い子供だったという[16]

小学4年生の時、叔父に初めて、芝居見に連れて行ってもらったという[15][12]。偶々曾祖父が役者であり、一座を持っていたという[16]。そういった関係で小さい頃に家の屋根裏に三味線、衣装、かつらといったのが結構あったりして、兄弟で遊んでたりしていたという[16]劇団民藝の舞台でこれだけの人前で、注目されながら、あんな風に喋り、「なんてすばらしい世界なんだろう……」と憧れたのが、役者志望の動機だったという[15]。小学校4年生の夏休みに近所の西尾市岩瀬文庫に通い詰め、『少年少女世界文学全集』全50巻(講談社)を読破した。「それで目覚めたというか、将来は表現する世界を目指そうと意識し始めたんです」と小山はインタビューに答えている[14]西尾市立鶴城中学校愛知県立西尾高等学校卒業[4][14]

中学、高校時代は演劇部に所属[16][12]。昔から学生演劇をしており、東京都の私立大学の文学部演劇科を目指していたが、当時は学生運動が大変な時代であり、娘を1人上京させるわけにはいかない社会情勢であり、卒業後は劇団シアター・ウィークエンドに所属し、舞台女優として活動していた[4][10]。代表の松本喜臣は「彼女は実はウチを『劇団青俳』と間違えて入ってきたのね。ウチもアラバールとかやってたから」と小山との出会いを述懐している[17]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:236 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef