唐の杜牧の詩『赤壁』という詞では「東風不與周郎便、銅雀春深鎖二喬(当時周瑜は東風の助けがなかったら、二喬は銅雀台[4]に入っていた)」と詠まれ、二喬の名に触れている。また、北宋の詩人の蘇軾の『念奴嬌』(小題「赤壁懐古」)という詞では「遙想公瑾当年、小喬初嫁了、雄姿英発、羽扇綸巾、談笑間、檣櫓灰飛煙滅(遙かに想ふ公瑾(周瑜の字)の当年、小喬初めて嫁した。周瑜の雄姿は凛凛として、羽扇綸巾。周瑜が談笑の間の短い時間で、敵艦隊を灰と煙にした)」と詠われている。
『庸庵筆記』では、聡明で優しい美女の一人として名が挙がる。
京劇『鳳凰二喬』では喬婉(きょうえん)という名で登場する。 ・『レッドクリフ』二部作(2008年、中国・香港・台湾・日本・韓国合作、演:リン・チーリン)
小喬が登場する作品
映画
脚注[脚注の使い方]^ 喬公が誰を指すのかは不明だが、橋?説・橋玄説などがある。小説『三国志演義』では「父は喬国老」とされているが、その喬国老も本名には触れられていない。
^ 厳密に言えば、二喬の本籍である廬江郡は江西地区に属するため、「江東の二喬」という言い方は誤りである。
^ 大喬、甘皇后、孫夫人、潘夫人、ケ夫人(孫和の寵姫)と共に三国時代の美人として挙げられている。
^ 銅雀台は、曹操の多くの妾の住いとされている。
関連項目
三国志演義
周瑜
大喬