小倉競輪場
[Wikipedia|▼Menu]
スペースエンジェルズ(旧・SUN FLOWERS[19])というキャンペーンガールが2008年頃[20]結成された[21][22]
チャリロト

2008年11月18日より重勝式投票「チャリロト」の発売が開始されており、2011年(平成23年)1月27日開催のレースで、後半7レースの1着を連続して当てる7重勝単勝式の「チャリロト」(1口200円)で1口が的中し、4億29万1940円の配当を記録した。これは公営競技(競輪、競馬、競艇、オートレース)では、2010年10月に平塚競輪のチャリロトで出た国内史上最高額9億598万7400円に次ぐ2番目の高額配当。千葉県の男性が的中させたとされる[23]。小倉競輪では2008年11月18日に販売を開始して以来、的中がなくキャリーオーバー(繰り越し)が続いていた。

なおグループ開催への移行により、それまでのキャリーオーバーによる発売は2013年2月28日を最終日として一旦終了することになり、最終日は特例として各賭式でキャリーオーバーがあった場合は一つ外した目でも的中の扱いとしていたが、的中者のいなかったチャリロトの5188万3050円が北九州市の収益となった。

2013年3月25日からの開催よりキャリーオーバーを共有する『グループG』としての発売となり、豊橋競輪場別府競輪場熊本競輪場松阪競輪場と共有している。なおキャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は小倉単独で発売される。
バンクの特徴

開設時は500m走路であったが、その後1周400mに改装され、ドームへの移行時にも周長は維持された。

前橋競輪場グリーンドーム前橋)に次ぐ2番目のドームバンクで、設計の際は全国の競輪場のデータを参考にし、最高速度向上など走りやすさを前面に出したコンセプトで設計された。ドームの為風がない事も手伝って、2013年9月8日に名古屋パーキンスに更新されるまで、400mバンクとしては当時最速の上がりタイムを記録していた[注 5]

豪快な捲りを決めやすい節があるものの、少し踏み遅れるだけで後方に置いてけぼりになる自力選手もいるので一概に逃げ不利では無い[24]。統計上は自力(逃げ・捲くり)、番手(差し)ともにほぼ互角であるが、上位選手が揃う競輪祭では番手がやや優位となっている[25]

大画面映像装置はバックストレッチ側壁面上部に設置されている。

入場門

場内

バンク

電光掲示板

グレード開催
朝日新聞社杯競輪祭

毎年11月下旬に、GI競走である「朝日新聞社杯競輪祭」「競輪祭女子王座戦」(ガールズケイリン。競輪祭開催期間中のうち前半3日間で実施)が恒久的に開催されている。

競輪では「4日(以上)制でのグレードレース(GIII以上)は原則年1節のみ」とする規程があるため、小倉では競輪祭を定期開催している関係から、現存する競輪場で唯一開設記念競輪GIII)が開催されない(過去には大津びわこ競輪場[注 6]も同様に開設記念競輪を開催しなかった)。そのため、小倉では開設記念競輪も含めて他のグレードレースが開催されることは基本的にないが、3日間制GIIIは開催実績がある。なお、KEIRINグランプリは特別競走であるため、またサマーナイトフェスティバルは3日制GIIであるため、それぞれ小倉での開催も可能ではあるものの、競輪祭を開催している手前、他の施行者との兼ね合いから開催予定はない。

全国的なナイター競走の場外発売体制が整っていなかったこともあり、競輪祭に限り昼間開催となっていたが、2018年第60回大会よりナイター開催に移行することが決まり[11]、現在は通年でナイター開催となっている。
小倉濱田翁カップ

上記の通り、2017年度までは小倉では競輪祭以外のグレードレースは開催されてこなかったが、2018年年度と2019年度に、競輪発祥70周年を記念して、開設当時の小倉市長であり競輪の開催に尽力した濱田良祐の功績を称え、他場の開設記念競輪に相当する「小倉濱田翁カップ」(GIII)が開催された。第1回は2019年3月29日 - 31日(2018年度)に昼間開催で行われ[26]、第2回は2020年2月14日 - 16日(2019年度)に開催された。

なお、2017年度までは「スーパーナイター濱田賞」(FI)が行われていた。2018年度、2019年度は上記の「小倉濱田翁カップ」を開催した関係で同開催はなかったが、2020年度からは再び開催されている。

年優勝者登録地
2019南潤和歌山
2020松坂洋平神奈川

アクセス

香春口三萩野駅北九州高速鉄道小倉線)徒歩7分

小倉駅北口から車で約7分。

小倉駅・下関駅門司駅)・折尾駅南小倉駅)・行橋(苅田駅)・黒崎バスセンター(戸畑駅)の各方面から無料送迎バスあり。

場外車券売場

サテライト若松(ボートレース若松内)
ハイビジョンシアター門司(旧
門司競輪場)は、2021年3月31日をもって車券の販売を終了し閉鎖された。
その他

日本競輪選手養成所の男子入学試験において、1次試験のタイムトライアルは当場にて行われている(女子は日本競輪選手養成所内にて実施)。



脚注[脚注の使い方]
注釈^ 厳密に言えば、当初は自転車競技場として開設された大宮競輪場が日本で最も古い競輪場である(1939年4月開設。但し、競輪場としては1949年1月開設)である。
^ 例外なく全ての日程をナイター開催とした公営競技場は、2006年3月より実施の蒲郡競艇場が最初。
^ 競輪の規程にある『GIII記念競輪)以上のグレードレースの開催は原則として1競輪場につき年間1節に限る』という取り決めは4日間以上の開催を指すため、3日間開催である本大会は小倉でも開催することが可能である(実際に、サマーナイトフェスティバル開催地では、同一年度でGIII「開設記念」も別途開催している)。
^ 2008年5月6日までは藤田志乃が担当した。現在でも、藤元が出演出来ない場合は代役で出てくる事もある。 [1] [2]
^ レコードホルダーはこちらも外国人選手エスクレド(2006年7月6日記録)
^ 高松宮記念杯競輪を恒常的に開催していた。

出典^昭和毎日:初の競輪開催 1948年11月20日 毎日jp
^小倉競輪HP・第1回競輪開催
^第48回競輪祭・競輪祭とは
^ “【競輪場探訪】小倉は発祥の思いを永遠に”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年7月27日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/kantoumon/news/202207260001733.html 2022年8月15日閲覧。 
^ 小倉競輪の実施事務の包括委託 (PDF)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:44 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef