近年、日本人に対する英文(電子メールなど)での敬称は「Mr. XXX」などではなく「XXX-san」(さん)や「XXX-sensei」(先生)という表現が使われてきている。また英語口頭表現において日本人の名前を呼ぶ際も「名字+さん」という言い方をすることがある。たとえば松坂大輔をMatsuzaka-san(マツザカサン)、大谷翔平をOhtani-san(オータニサン)と呼ぶなど。日本人名に馴染みのない海外の者にとって、宛先の日本人の性別を確認する手間が省け、上記のポリティカル・コレクトネスの問題を回避できる表現として重宝されている。
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注釈^ 松本治一郎の言葉「貴族あれば賎民あり」は有名。一般に他国の元首に敬称をつけず天皇皇族には付けるのは日本のみ
^ 三島由紀夫は5歳年長の東健宛の手紙でしきりに用いている(『三島由紀夫 十代書簡集』)。
出典^ “ ⇒特集 さなイチ 別冊!インタビュー 時代考証 丸島和洋さん ?豊臣秀吉の残した遺言?”. NHK大河ドラマ『真田丸』. 2016年8月20日閲覧。[リンク切れ]
^ 永様
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