海洋漁業科
、水産食品科、資源増殖科、海洋工学科、情報通信科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「水産」を学習する。水産に関する学科を置く高等学校は水産高等学校などと呼ばれている。看護科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「看護」を学習する。衛生看護科は、卒業すると准看護師国家試験の受験資格が取得できる。更に看護学校に進学して2年間学び、看護師国家試験受験資格を取得する者も多い。看護に関する学科を置く高等学校は看護高等学校などと呼ばれる。
近年、専攻科も含めた5年制の看護科とする学校が増えてきている。ただし、高校卒業時には准看護師国家試験受験資格は得られない。 情報システム科
看護科(衛生看護科)+専攻科
正看護師国家試験の受験資格を取得できる課程が多い。また、専攻科修了後に大学三年次の編入も可能。
専攻看護科
高等学校または中等教育学校を卒業した者などが入学できる。看護に関する学科の出身でなくともよい(その場合3年課程となる)。正看護師国家試験の受験資格を取得できる課程が多い。
情報に関する学科
福祉科などの学科がある。普通教科のほかに介護などを含む専門教科「福祉」を学習する(関連資格: 介護福祉士)。介護福祉士を目指す学科と、いくつかの福祉の科目を履修し福祉系の上級学校へ進学を目指す学科がある。また、保育に関する専門科目を学習する学科もある。かつては保母の資格の取得が可能であったが、制度が変更となり現在は保育士の資格は取得できないため、大学・短期大学・専門学校に進学をしている。福祉に関する学科を置く高等学校は福祉高等学校などと呼ばれるほか、上述の看護に関する学科を併せ持つ場合は看護福祉高等学校
などと呼ばれる。地域創造科、産業マネジメント科といった学科がある。農業や水産業およびそれらの加工や販売に関する事柄を一括して学ぶ。 その他の専門学科(普通系専門学科)には、理数、体育、音楽、美術、外国語、国際関係などの学科がある[1][2]。体育・音楽・美術に関する学科は都道府県に概ね1校以上設置されている。理数に関する学科の設置は公立高校を中心に割合が高いものの、東京都立、広島県の県市立の高校に無いように地域によって設置状況に偏りがある。 地域や資料によって扱いの違いが大きく、高等学校学習指導要領においては、「外国語に関する学科」及び「国際関係に関する学科」についての言及がなく、代わりに「英語に関する学科」についての記述がある。また、文部科学省の学校基本調査においては、全て「その他の専門教育を施す学科」として一括りになっている。 理数科、数理科学科、総合科学科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「理数」を学習する。 普通科が設置されている高校に併設されている場合が大多数を占め、生徒募集時に普通科との一括募集の上で2年次への進級時に所属学科を確定する形態を採る学校や、2年進級時に普通科との間で一部の生徒の転科を実施している学校もある。理系への進学者が多くを占めるが、文系の学部へ進学するものもいる。そのため、選択科目で地理歴史を選択出来るようにするなど文系への進学にも十分対応出来る教育課程が組まれていることが多い。 体育科、保健体育科、スポーツ科学科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「体育」を学習する。 音楽科、芸術科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「音楽」(楽典・理論等)や、主に盲学校で開講される専門教科「調律」を学習する。また、殆どの場合において主科(専攻科)とは別に、副科としてピアノ(ピアノ科の学生はピアノ以外の任意の学科)を学習する。音楽に関する学科を置く高等学校は音楽高等学校などと呼ばれる。 美術科、芸術科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「美術」を学習する。美術に関する学科と上述の音楽に関する学科を併せ持つ高等学校は芸術高等学校などと呼ばれる。 英語科、外国語科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「英語」や外国語に関する学校設定教科を学習する。多くの学科では英語を重点的に学習する。さらに第二外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語などから1つ選択して学ぶところや、逆にそれらの言語を中心に学ぶ学科もある。 国際科、国際教養科などの学科がある。普通教科のほかに専門教科「英語」や国際関係に関する学校設定教科を学習する。近年では商業高等学校の学科にもこの要素が含まれる学科が登場している。 高等学校設置基準第6条2において「その他専門教育を施す学科として適当な規模及び内容があると認められる学科」と定義されているものに該当する。代表的なものとして以下のものがあげられる。 舞台表現科、演劇科などの学科がある。普通教科のほかに舞台表現に関する学校設定教科を学習する。普通科が設置されている高校や上述の芸術高等学校に併設されているケースがほとんどである。 書道科、芸術科などの学科がある。普通教科のほかに書道に関する学校設定教科を学習する。こちらも普通科が設置されている高校や上述の芸術高等学校に併設されているケースがほとんどである。
普通系専門学科に分類される学科
理数に関する学科
理数の専門科目 - 理数数学T・理数数学U・理数数学特論・理数物理・理数化学・理数生物・理数地学・課題研究
普通科の数学・理科より、より深く系統的に学習を行う。また、実験・実習の時間が多く取られている。探究活動を実施する学校も多い。
他の専門学科のように専用の教科書は存在せず、普通科で使用する教科書を使う。
理科は原則3科目履修する。
名称は理数科の他に、総合理学科、総合科学科、フロンティアサイエンス科、理数科学科、数理科学科、環境科学科、自然科学科、グローバルサイエンス科、コスモサイエンス科などがある。これに類する学科として、文理学科などがある。すべて理数に関する専門科目を履修する。
スーパーサイエンスハイスクールに指定されている学校では理数科の生徒がその中心になって活動を行うことが多い。
体育に関する学科
音楽に関する学科
美術に関する学科
外国語に関する学科
国際関係に関する学科
その他の学科
舞台表現に関する学科
書道に関する学科
Size:40 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef