その後、2017年には退役軍人や社会活動家、政治家などで構成するグループが、9月3日を対日戦勝記念日とするよう意見書をウラジーミル・プーチン大統領に提出したほか[8]、2019年5月にも9月3日を対日戦勝記念日とする法案が野党議員により下院に提出され[9]、2020年には上下両院での可決を経て、プーチン大統領が法案に署名。
しかし日本を非友好的を続ける露は2023年6月に軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日と改めロ議会で可決。プーチン大統領が法案に署名した[10][11]。 連合国の一員だった中華民国は、対日戦勝記念日を9月3日としている。これは、日本政府が降伏文書に調印した9月2日の翌9月3日に、国民党政府がこの日より3日間を抗日戦争勝利記念の休暇としたためである[12]。中国大陸や台湾には、今でも多くの「九三街」(9月3日通り)や「九三小学」(9月3日小学校)が存在する。なお、台湾における「日本の統治からの解放記念日」(台湾光復節)は、台湾光復式典が開かれた10月25日である。 1949年10月1日に成立した中華人民共和国も、中華民国と同じく9月3日を抗日戦争勝利記念日と称している。2015年から新たに9月3日を「抗日戦争記念日」として祝日とした。 朝鮮半島、すなわち現在の大韓民国及び朝鮮民主主義人民共和国は、日本政府が降伏文書に調印した9月2日に、日本の統治から正式に独立。ただし、VJデーに当たる光復節(韓国)及び解放記念日(北朝鮮)は、双方とも8月15日としている。 ベトナムでは、日本が降伏文書に調印した9月2日に、フランスから独立しベトナム民主共和国の樹立が宣言された(ベトナム独立宣言)。ベトナム民主共和国を継承したベトナム社会主義共和国では、VJデーに当たる9月2日は国慶節とされており、多くの街に「???ng 2 thang 9」(9月2日通り)が存在する。
中華民国・中華人民共和国
韓国・北朝鮮
ベトナム
脚注^ 明治憲法下では、「大日本帝国」という国号も使用された。
^ ⇒琉球新報 2005年9月4日付
^ “When is VJ Day? The date when the UK marks the 75th anniversary of Victory in Japan Day - and how it will be celebrated in 2020
^ ⇒“「対日戦勝記念日」法案、ロシアで可決”. 日テレNEWS24. (2010年7月14日). ⇒http://www.news24.jp/articles/2010/07/14/10162821.html 2011年3月19日閲覧。
^ “ロシアが「対日戦勝記念日」制定 北方領土返還要求けん制”