富山市芸術文化ホール
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

1994年3月22日に正式名称が『富山芸術文化ホール』に決定し[4]、同年5月20日に着工し[5]1995年10月30日に通称が『オーバード・ホール』に決定[1]1996年6月28日に本体工事が完工し[6]、隣接(内部で接続)するアーバンプレイスとともに1996年9月22日に?(こけら)落としがなされた[7]

当時、老朽化が進行していた富山市公会堂の後継施設である。4層5階、総客席数2,196席の規模は、北陸地方はもとより本州日本海側で最大級のホールである。コンサートや演劇、学会などに幅広く利用されており、優良ホール100選に選ばれている。客席は1,650席から2,196席まで3タイプに可変する。また、観客より見える主舞台の左右、奥にも舞台があり、上手舞台(客席から見て右側)が狭い総面積約2000平方メートルの「3面半舞台」と呼ばれる舞台が最大の特長である。この舞台セットの下手舞台(客席から見て左側)と奥の舞台は可動式で、高さも最大で27メートルあり、大きな舞台セットをそのまま素早く転換できるなど、幅広い演出に対応できる。なお全国で8施設のホールが加盟する「多面・大規模舞台劇場協議会」加盟施設である[8]

その他、250インチスクリーンハイビジョン映像・サラウンド音響システムを備えた、客席数66席の(車椅子席2席を含む)「ハイビジョンシアター」を併せもつ。

2012年5月に音響・照明・舞台設備の改修工事を行い、リニューアルオープンをしている。また、2023年7月1日には、地上4階地下1階の鉄筋コンクリート造り一部鉄骨鉄筋コンクリート造り、可動式客席652席を有する中ホールが開館した[9]

ホール内での携帯電話等の通信機器使用を制御するため、ホール内に通信機能抑止装置を採用している
交通

JR西日本あいの風とやま鉄道富山駅北口、富山ライトレール富山駅北停留場下車正面 徒歩1分。

富山地方鉄道電鉄富山駅下車徒歩5分。

周辺の主な施設・店舗

アーバンプレイス

北陸電力エネルギー科学館ワンダーラボ(2023年2月26日閉館[10]


富山市総合体育館

富岩運河環水公園

マリエとやま

富山ステーションフロントCiC

脚注[脚注の使い方]^ a b 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)735頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)721頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)723頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)730頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)732頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)738頁。
^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)739頁。
^ 『夜明けその先へ オーバード・ホール 開館25周年 上 全国屈指の財産生かす』北日本新聞 2021年9月3日11面
^ 『北日本新聞』2023年7月1日付10面全面広告『こんなことにも、あんなことにも"ちょうどいい"ホール オーバード・ホール 中ホール本日開館』より。
^ “科学のわくわく 忘れないよ 北電ワンダーラボが閉館”. 中日新聞 (2023年2月27日). 2023年2月27日閲覧。

関連項目

コンサートホール

多目的ホール

劇場

富山シティエフエム - 当ホールの情報番組『ステージ・ドア?劇場への誘惑?』が放送されている。

富山市公会堂 - 現在のANAクラウンプラザホテル富山の場所にかつて存在した劇場。

AUBADEジュニア・コーラス

とやま香音ジュニア・コーラス

外部リンク

AUBADE HALL - 公式サイト

オーバード・ホール (@aubadehall0928) - X(旧Twitter)

オーバード・ホール (aubadehall) - Facebook

富山市芸術文化ホール - 富山市

典拠管理データベース: 地理

MusicBrainz場所


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef