富士見ミステリー文庫
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 編集方針の変化は装丁のリニューアルにやや先んじて生じており、編集者の原稿のチェックの重点が、ミステリーそのもの(謎解き)よりも登場人物の恋愛関係の方に置かれる様になった、との作家の回想もある。
^ 新井輝『さよなら、いもうと。』・田代裕彦『セカイのスキマ』・水城正太郎『すてるがかち!』など、既に本レーベルでシリーズを持っている作家の新作のほか、鈴木大輔『空とタマ』・岩久勝昭『うれしの荘片恋ものがたり』など、新たな作家の起用もおこなった。なお正確には、「初体験」と「Project」の間にハートマークが入る[2]
^ 当初、富士見ミステリー文庫の発売は毎月20日であったが、2003年4月、発売日が10日に変更された。これは書店への通知文書から、電撃文庫との共生を狙ったもの(一緒に新刊として陳列される)とされている。しかし実際には、刊行数・人気作の豊富な電撃文庫が平積みされるなか、スペースの関係から棚の隅へ追いやられる結果となった。
^ 看板作のひとつであった「GOSICK」シリーズも、2007年4月以降、レーベル存続中に新刊を出すことがなかった(後、角川文庫への既刊移植・新刊刊行が発表された)。また、富士見ミステリー文庫の短編を多く掲載していた『ファンタジアバトルロイヤル』(月刊ドラゴンマガジン増刊号)の休刊(2007年5月号)、「富士見ヤングミステリー大賞」が第8回(2007年12月31日締切)を以て終了するなど、縮小傾向が見られる。
^夜想譚グリモアリス」シリーズは2008年5月より「幻想譚グリモアリス」、「さよならトロイメライ」シリーズは同年6月より「放課後トロイメライ」と改題して富士見ファンタジア文庫で続編を刊行。また「Dクラッカーズ」シリーズも2007年のうちに富士見ファンタジア文庫への移植を完了している。
^ルーク&レイリア」シリーズは一迅社文庫アイリスへ、『菜子の冒険 猫は知っていたのかも。』はハードカバーとして講談社より刊行された。また初期の段階で、いわゆる「LOVE寄せ」によって打ち切りとなった作品(本格的なミステリ作品が多い)では、「レンテンローズ」シリーズが幻狼ファンタジアノベルス幻冬舎)で、「激アルバイター・美波の事件簿」シリーズが創元推理文庫での復刊を果たしている。
^ 結果としては推理要素が主題ではなくなってしまったとはいえ、当時の富士見ファンタジア文庫からは主だって提供されていなかった分野を扱っていた。後の富士見ファンタジア文庫が継承したためレーベル性に少なからず影響を与えた

出典^ 榎本秋『ライトノベル文学論』NTT出版、2008年、112p
^ “富士見書房公式サイト(キャンペーン特設サイトへのリンク画像)”. 富士見書房. 2006年8月20日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。
^ “富士見ミステリー文庫オフィシャルサイト近日オープン!(公式サイトへのリンク画像)”. 富士見書房. 2001年1月21日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。
^ “web KADOKAWA”. 角川書店. 2004年2月11日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。

関連項目

ライトノベルアワード

富士見ファンタジア文庫

角川スニーカー文庫

電撃文庫

ファミ通文庫


ライトノベル作家一覧

文庫レーベル一覧

外部リンク

富士見ミステリー文庫










角川書店角川マガジンズ角川学芸出版富士見書房
アニメ雑誌

月刊ニュータイプ

ボイスニュータイプ

ライトノベル誌

ドラゴンマガジン

ザ・ビーンズ

メディアミックス誌

コンプティーク

ガンダムエース

マクロスエース

少年・青年漫画誌

月刊少年エース

ヤングエース

月刊コンプエース


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:44 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef