寄席
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席亭・関村具由[30]

道楽亭 Ryu's Bar(東京・新宿二丁目)-  2010年オープン。落語会を中心に講談・浪曲の会、お笑いライブを月20回以上開催するイベントスペース。オーナーの橋本龍兒が、行きつけにしていた三鷹の落語会会場の店(文鳥舎)の閉店を受け、新宿にスペースをオープンさせる[31]。2021年に貸主から立ち退きを求められ、9月よりクラウドファンディングにより移転先を探していたが、交渉の結果10月に同じ場所での存続が決定。改装工事、器材・設備等の入れ替えを行い、2021年12月に再開場した[32]。なお、席亭であった橋本が2024年5月23日に死去したため、同年6月以降の興行実施については協議中[33]

フリースペース無何有(むかう)(東京・新宿)- 1936年創業の新宿三丁目の居酒屋「千草」が2014年に改装した際に、3階に芸能・芸術の活動の場としてのスペースを設けた。若手の勉強会や配信落語会などに用いられることが多い。オーナーは真船道朗・丸山ひでみ

落語・小料理やきもち(東京・秋葉原)- 2016年9月オープン。元日本テレビ社員で笑点などのディレクターも務めた中田志保が、退職後に落語と料理を楽しむことができる場として開業した[34]。2020年、コロナ禍による動画配信のための機材資金調達のためにクラウドファンディングを利用[35]

墨亭(ぼくてい)(東京・墨田区東向島)- 落語評論家の瀧口雅仁が自宅近くの元化粧品店の建物を改築、2019年5月に寄席としてオープンさせた。

スタジオフォー(東京・巣鴨) - 音楽スタジオではあるが、立川志の輔はじめ若手落語家の会も多数運営・開催。オーナーは西島瑞夫[36]

亀戸梅屋敷(東京・亀戸) - 2013年オープン。亀戸活性化のための観光・販売拠点。亀戸いきいき事業協同組合運営。円楽一門会が定席を開催。

ひらい円蔵亭(東京・平井)- 2017年オープン。 八代目橘家圓蔵邸を没後寄贈された江戸川区が記念館として一般に開放。2021年ごろから若手落語会の会場として積極的に利用されるようになる。

池之端しのぶ亭(東京・池之端) - 三遊亭好楽が自宅を改築して開設。後述する若竹同様『笑点』では解体や閉鎖ネタが使われている。

神田連雀亭(東京・神田須田町) - 落語・講談の二ツ目専門の寄席。オーナーは加藤伸。 古今亭志ん輔プロデュース(2017年9月まで)のち二ツ目有志による運営。

梶原いろは亭(東京・北区上中里)-2019年1月オープン。 特定非営利活動法人いろは苦楽部(代表:麻生希代子)が運営。2020年春から2022年3月まで無観客配信のみの開催となっていた。映画「二つ目物語」(2022年、林家しん平監督)は、ここが主なロケ地になっている。

にっぽり亭(東京・荒川区台東区[37]- 2019年4月7日、谷中商店街「夕やけだんだん」脇の元寿司店を寄席に改装してオープン、オーナーは三遊亭萬橘と林家たけ平。前身は、前出の二人に立川志の春を加えた三人が谷中よみせ通り商店街で2012年12月?2018年9月まで毎月25日?28日に開催していた落語会「谷中はなし処」[38]。地域の再開発のため2022年2月で閉館したが、土地買収の遅れなどで転居が延期となり5月より一時的に再開場ののち、7月18日に閉場。2023年5月、前会場より1kmほど上野寄りの上野桜木2丁目の住宅を寄席に改装して再オープン。

ガモール志學亭(東京・豊島区巣鴨)- 2021年5月オープン。地域活性化の実践拠点としてとげぬき地蔵前に大正大学が開設。店長は立川志らら

ばばん場(東京・新宿区高田馬場)- 2022年1月オープン。高円寺のバー「ノラや」「koenjiHACO」が、店内で開催していた落語会を分離、「山手線沿線に落語会の場所を」「若手に使ってもらいたい」というコンセプトで高田馬場に開場。代表は松本聖子。

ろじこや(東京・足立区千住旭町)- 地元の古民家を再生、2020年に和文化スペース&カフェ「路地裏寺子屋rojicoya」としてオープン。2022年より若手落語会を開催。代表は米本芳佳[39]

鈴座(りさ) Lisa cafe(東京・江東区毛利) - 2024年1月オープン。「リサ」の名前の由来はスペースオーナーの飼い犬。

蒲田楽落亭(東京都大田区) - 2018年4月オープン。

東京以外の寄席定席

横浜にぎわい座横浜野毛) - 横浜市営。貸席と市民寄席を融合した形の寄席。現在の館長は布目英一(2019年7月1日より)。初代館長は玉置宏、2代目館長は桂歌丸

大須演芸場(名古屋・大須) - 中京地区唯一の寄席。たびたび経営難に陥り、2014年2月3日にいったん閉鎖。一般社団法人として2015年9月22日に再開。再開後は東西の芸人が招聘されるとともに、地元名古屋の噺家・芸人がそれぞれ出演する。支配人は矢崎通也。再開後の一時期に海老名香葉子(初代林家三平夫人)が最高顧問に就いていた。

魅知国定席 花座(仙台市) - 桜井薬局セントラルホールで月1回『魅知国 仙台寄席』が行われていたが、2018年4月1日から一番町にある落語芸術協会仙台事務所長が所有するビルの2階に定席として移転[26]。落語芸術協会仙台事務所(株式会社BBI)が運営する。席亭は白津守康。名誉館長は桂歌丸。

上方落語の定席

天満天神繁昌亭(大阪・大阪天満宮) - 上方落語協会運営。定席も含め、落語の興行が主体である。

動楽亭(大阪・西成区) - 2代目桂ざこばが開設。運営は米朝事務所

神戸新開地・喜楽館(神戸・新開地) - 2018年7月11日開業。運営は、新開地まちづくりNPO。支配人は伊藤史隆ABCテレビシニアアナウンサーと兼任、2023年7月11日?)

以下は主に漫才や漫談芸人、喜劇役者(よしもと新喜劇)の出演が主体となる。落語のみの興行も稀に行われることはあるが、通常の興行には落語家が入る事は少なく、講談師・浪曲師の出演は極めて稀となっている。

なんばグランド花月(大阪・千日前) - 吉本興業経営。略称はNGK。

よしもと漫才劇場(大阪・千日前) - 吉本興業経営。旧称は5upよしもと

よしもと祇園花月(京都・祇園) - 吉本興業が映画館の祇園会館を賃借して演芸興行を行う。

ヨシモト∞ホール(東京・渋谷) - 吉本興業が経営するお笑いライブハウス。テレビ番組『にけつッ!!』の収録も行われる。

ルミネtheよしもと(東京・新宿) - 吉本興業が経営するお笑いライブハウス。

心斎橋角座(大阪・心斎橋) - 松竹芸能経営。道頓堀角座の閉館に伴い、移転して開館。落語会も行われる。

首都圏以外の地域の落語会会場

関西

一心寺シアター倶楽(大阪・天王寺区) - 大阪にある寺一心寺内にある寄席。寄席の他に小劇場演劇コンテンポラリーダンス、などの舞台芸術を提供している。

高津の富亭(大阪・中央区)- 古典落語「高津の富」「高倉狐」「崇徳院」の舞台として知られる高津宮神社の境内の参集殿。ここでの寄席には五代目桂文枝一門が深く関わっており、五代目没後の2006年3月、境内に文枝の石碑が建立された。

無学(大阪・帝塚山) - 笑福亭鶴瓶が開設。鶴瓶の師匠である六代目笑福亭松鶴の自宅を改装したもの。

七福座(兵庫・姫路市)- 姫路市西二階町商店街運営。姫路が三代目桂米朝の出身地であることにちなみ、2009年に商店街の空き店舗を使ってオープン。


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