みやもと あもん
宮本 亞門
別名義宮本 亜門
生年月日 (1958-01-04) 1958年1月4日(66歳)
出生地 日本・東京都中央区
血液型O型
職業演出家
事務所ホリプロ スポーツ文化事業部
公式サイトホリプロ 宮本亞門
宮本 亞門(みやもと あもん、1958年〈昭和33年〉1月4日 - )は、日本の演出家。
東京都・中央区銀座生まれ[1]。ミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎等、ジャンルを越える演出家として国内外で幅広い作品を手がけている。これまでの演出作品数は120本以上(再演作品含む)。株式会社ホリプロ スポーツ文化部所属。2019年9月8日より宮本亜門から「宮本亞門」へ改名した[2]。
略歴
1958年 新橋演舞場の向かいの喫茶店で生まれる。
1987年 『アイ・ガット・マーマン』で演出家デビュー。翌年、文化庁芸術祭賞受賞。
1998年 初監督作品 映画『BEAT』で、ヴェネツィア国際映画祭に正式招待される。
2001年 『アイ・ガット・マーマン』を米・スタンフォードセンター・リッチフォーラム劇場で上演[3]。
2004年 ニューヨーク、オン・ブロードウェイにて、ミュージカル『太平洋序曲』 (Pacific Overtures) を東洋人初のブロードウェイ演出家として手がける。
2004年 ミュージカル『INTO THE WOODS』の演出で朝日舞台芸術賞の秋元松代賞を受賞。
2005年 『太平洋序曲』がトニー賞4部門でノミネート。
2007年 『TEA: A Mirror of Soul』を米・サンタフェ・オペラをアメリカンプレミアとして上演。
2008年 新作ミュージカル『Up In The Air』を世界初演として米・ワシントン・ケネディセンターで発表。
2010年 4月にKAAT 神奈川芸術劇場の初代芸術監督に就任。6月にミュージカル『ファンタスティックス』をロンドン・ウエスト・エンドで上演。
2011年 1月に開館を迎えたKAAT 神奈川芸術劇場のこけら落としとして三島由紀夫原作の『金閣寺』を上演。7月に米・ニューヨークのリンカーンセンターフェスティバルの招聘として同作を上演。
2012年 演出家として25周年の節目となる。ミュージカル『ウィズ?オズの魔法使い?』(主演:増田有華)を演出。第25回日本メガネベストドレッサー賞文化界部門受賞[4]。
2013年 5月『TEA: A Mirror of Soul』をカナダ バンクーバーオペラで再演。8月 市川海老蔵自主公演『ABKAI』で初の歌舞伎演出。9月には欧州初演出として、モーツァルト『魔笛』をオーストリアにて世界初演。
2015年 7月モーツァルトの亜門版オペラ『魔笛』が、コンピュータRPGとなって世界初登場。7月16日の初日に東京文化会館の劇場にて、緞帳に貼り出されたQRコードでゲームアプリをダウンロードできる。ポーランドの映像作家たちが半年かけてアプリを作り、ロンドンのPocket Gamer Awards2015にて三部門の賞を獲得。初めてのお披露目となる。
2015年10月、上賀茂神社の式年遷宮での奉納舞台『降臨』を演出[5]。
2016年2月、ニューヨーク、オフ・ブロードウェイにて、DRUM TAO『DRUM HEART』を演出[6]。
2016年3月、三島由紀夫作『ライ王のテラス』を演出。カンボジアの舞踏家やパフォーマーを招き、共同制作を行った[7]。
2016年10月、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会などに向けた「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」(主催:文部科学省)の文化イベント公式プログラムとして、『The Land of the Rising Sun』を演出[8]。
2016年10月、日本・シンガポール外交関係樹立50周年を記念し、世界で初めて能と3D映像を融合させた『幽玄 YUGEN: The Hidden Beauty of Japan』(観世流能楽師出演)をシンガポールにて世界初演[9]。
2017年7月、ロンドン 大英博物館のグレート・コートにて、葛飾北斎の晩年を描いた朗読劇『Fanatic Artist Hokusai(画狂人 北斎)』を演出[10]。
2018年3月、フランス国立ラン歌劇場にて、オペラ『金閣寺』(三島由紀夫原作、黛敏郎作曲)を演出[11]。