2014年(平成26年)5月19日、実父でむつ市長の宮下順一郎がクモ膜下出血のため死去[5]。帰郷し市長選挙への出馬を決意。同年6月29日執行の市長選挙に立候補。過去最高となる21,844票を獲得し初当選した[6]。2018年・2022年の市長選挙にそれぞれ無投票で当選[7][8]。
2023年(令和5年)1月6日、市定例記者会見において同年執行予定の青森県知事選挙に立候補する意向を明らかにした[9]。3月3日、市議会で2023年度市一般会計当初予算案が可決された後、市議会議長に退職願を提出し、議会で同意された[10]。 2023年(令和5年)6月4日投開票の青森県知事選挙で、前青森市長の小野寺晃彦ら新人3人を破り初当選を果たした[2]。 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
青森県知事
※当日有権者数:1,044,657人 最終投票率:57.05%(前回比:+16.97pts)
宮下宗一郎44無所属新404,358票68.10%
小野寺晃彦47無所属新174,155票29.33%
横垣成年63無所属新10,516票1.77%日本共産党・社会民主党推薦
楠田謙信66無所属新4,769票0.80%
詳細は「2023年青森県知事選挙」を参照
市政
2020年(令和2年)5月1日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の6月期末手当を全額カットすると発表した。市長以外の特別職は対象外とする[11]。
発言
新型コロナウイルス
2020年(令和2年)7月13日、記者会見にて、日本在住者の国内を対象とする日本政府による経済対策「Go To キャンペーン」を新型コロナウイルスの感染拡大につながるとして批判した。「今までは天災と言っていられたが、人災というふうになります」と発言し[12]、海外メディアでも報道された[13]。
脚注^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、25頁。
^ a b “青森県知事選挙、前むつ市長・宮下宗一郎氏が初当選…前青森市長ら破る”