アメリカの学生野球では次のような記録が残されている。
2006年5月19日 - ハイランド・パーク高等学校
日本プロ野球 (NPB) では、これまで16度記録されている[25]。参考記録としてコールドゲームによるものが1度記録されている[26]。上述のMLBにおける定義と異なりNPBでは継投での完全試合達成は記録されない(参考記録となる)。
なお、2022年時点で延長で完全試合を達成したものは一人もいない[27]。
チーム名・球場名は達成当時のもの。
達成日投手所属スコア対戦相手球場備考
1950年06月28日藤本英雄巨人4-0西日本青森市営野球場NPB史上最年長記録(32歳1ヶ月)
投球数は96球。マダックス(100球未満完封)。
1955年06月19日武智文雄近鉄1-0大映大阪球場同年8月30日の大映戦でも9回1死までパーフェクトに抑えている。
1956年09月19日宮地惟友国鉄6-0広島石川県営兼六園野球場最小投球数(79球)
1957年08月21日金田正一国鉄1-0中日中日球場抗議と観客乱入で9回1死から43分間中断、 NPBでの達成者では唯一の左腕投手
1958年07月19日西村貞朗西鉄1-0東映駒澤野球場
1960年08月11日島田源太郎大洋1-0大阪川崎球場セ・リーグ史上最年少記録(20歳11ヶ月)
1961年06月20日森滝義巳国鉄1-0中日後楽園球場
1966年05月01日佐々木吉郎大洋1-0広島広島市民球場元々はアテ馬で1回終了時点で交代の予定だった
1966年05月12日田中勉西鉄2-0南海大阪球場1シーズン2人目の達成を果たした唯一の例
1968年09月14日外木場義郎広島2-0大洋広島市民球場セ・リーグタイ記録となる1試合16奪三振も記録
1970年10月06日佐々木宏一郎近鉄3-0南海大阪球場大阪球場でのプロ野球の完全試合は3度目(最多)
1971年08月21日高橋善正東映4-0西鉄後楽園球場
1973年10月10日八木沢荘六ロッテ1-0太平洋宮城球場
カウントが「3ボール」までいかなかった唯一のケース
プロ初完封が完全試合(史上初)
1978年08月31日今井雄太郎阪急[28]5-0ロッテ宮城球場
NPB史上初の指名打者制度ありでの達成
昭和最後の完全試合
1994年05月18日槙原寛己巨人[28]6-0広島福岡ドーム
史上初にして現時点で唯一のドーム球場での達成
初の人工芝グラウンドでの達成
平成初にして唯一の達成 詳細は「槙原寛己の完全試合」を参照
20世紀最後の完全試合
2022年04月10日佐々木朗希ロッテ[25]6-0オリックスZOZOマリンスタジアム