安野モヨコ
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好きな漫画に『バジル氏の優雅な生活』、好きな小説に『流れる』、好きな映画に『股旅』[14]を挙げたことがある。

子供の頃から甘い物が苦手で、駄菓子屋で買うのは「よっちゃんイカ」と「都こんぶ」だった。大人になってからも自宅に砂糖を置いておらず、料理の際にはみりんや蜂蜜を使う。南瓜が食べられるようになったのは最近のことという[15]

成田三樹夫を好きな俳優の一人に挙げており[2]、『働きマン』の主要キャラクターの名前は、成田を含む『仁義なき戦い』シリーズのキャストの名前に由来している。ただ、それについて特に意味は無いと語っている。

高校の同級生に元プロ野球選手江藤智がおり、1学年上にはMr.Children桜井和寿田原健一中川敬輔がいる。

デビュー20周年記念活動

2009年に様々なアーティスト活動が行われた。

5月 - 初の個展となる《安野モヨコ展》を大阪のギャラリー・センティニアルにて開催。

6月 - 『季刊Prints21 No.91 2009年秋号:安野モヨコ デビュー20周年記念号』が刊行。

7月 - 化粧品ブランド・シュウ ウエムラと安野のコラボレーションによるコレクション“Tokyo Kamon Girls”が全世界で発売[16]表参道ヒルズにて特別展覧会も開催された[17]。また、“Tokyo Kamon Girls”の中のSAKURAKOという女の子をイメージした作品『夜の提灯』も制作された[18]

同月 - デザインを一新した『ハッピー・マニア』新装版の刊行がスタート。

10月 - 東京初となる個展《安野モヨコ展 レトロモダンな世界》が弥生美術館3階にて開催。同美術館1、2階に展示された《『少女の友』展》との同時開催だった。安野は幼い頃から蕗谷虹児中原淳一松本かつぢらのファンであり、『少女の友 創刊100周年記念号』[19]には安野のインタビューが掲載されている。

同月 - 個展の展示作品を収録した『蔦と鸚鵡 -安野モヨコ紙版画集-』[12]が刊行。表題の通り、作品のところどころに鸚鵡のモチーフが描かれている。『VOGUE NIPPON』2009年6月号に掲載された作品にも『鸚鵡師 IA』というタイトルが付けられていた。

11月 - 『くいいじ』上下巻が発売。

単行本リスト
漫画

超感電少女モナ
1994年講談社) 短編集。

TRUMPS!(1994年、別冊少女フレンド、講談社)

PEEK A BOO!(1995年、講談社) 短編集。

ハッピー・マニア(1995年、FEEL YOUNG祥伝社1998年、フジテレビ系でテレビドラマ化。

ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド1997年CUTiE宝島社) 1998年、テレビ東京系でテレビドラマ化。

パトロール・QT(1997年、別冊少女フレンド、講談社)

脂肪と言う名の服を着て(1997年、週刊女性主婦と生活社

チェイシング・エイミー(1998年、青山出版社)

ラブ・マスターX(1998年、CUTiE comic、宝島社

エンジェリック・ハウス1999年Amie、講談社)

カメレオン・アーミー(1999年、祥伝社) 短編集。

ジェリービーンズ(1999年、CUTiE、宝島社) 後になかよしプレミアムKC(講談社)から単行本発売。

ツンドラ ブルーアイス2000年YOUNG YOU集英社

花とみつばち(2000年、週刊ヤングマガジン、講談社)

ベイビーG2001年、CUTiE、飛鳥新社)

さくらん(2001年、イブニング、講談社) 2007年、映画化(監督:蜷川実花、主演:土屋アンナ)。

シュガシュガルーン2003年なかよし、講談社) 第29回講談社漫画賞児童部門受賞。2005年、テレビ東京系でアニメ化。

働きマン2004年モーニング、講談社) 2006年、フジテレビ系ノイタミナ枠でアニメ化。2007年、日本テレビ系でテレビドラマ化。

監督不行届(2005年、FEEL YOUNG、祥伝社) 2014年、テレビ東京系でアニメ化。

オチビサン(2008年、朝日新聞、朝日新聞出版) 2023年、NHK総合でアニメ化。


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