安部公房
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^ 2012年に講談社文芸文庫から復刻。
^ 満洲を舞台にした唯一の長篇小説『けものたちは故郷をめざす』も体験とはかけ離れたものであり、のちに安部はエッセイ「一寸先は闇」に私小説を書かない理由を記している[7]
^ なお、この詩集には真知子に捧げた「リンゴの実」という作品も収載されていた[9]
^ 全集後半に何度か本人の弁がある
^ 後輩である養老孟司が本人から直接聞いた話によると、長谷川敏雄による卒業口頭試問では人間の妊娠月数を2年と答えたと伝えられている[10]が、大江健三郎によると、本人は象の妊娠期間19ヵ月を答えられなくて落ちたと言っていたという[11]
^ 関根弘によれば、安部が入党した明確な日にちは不明としながらも、コミンフォルム批判に端を発した党派分裂を契機として所感派に入党したのではないかと推測している[14]
^ 文化放送(「耳」はラジオ九州との共同制作)による「現代劇場 人間の顔シリーズ」 の第1作、第2作として1956年11月2日および12月7日に放送。
^ 他にもメンバーとして井上俊夫、岡本太郎、小林勝杉浦明平瀧口修造武田泰淳、玉井五一、鶴見俊輔徳大寺公英中原佑介長谷川四郎羽仁進、埴谷雄高、林光針生一郎、柾木恭介、真鍋呉夫らが在籍していた[23]
^ 当戯曲は前橋市民主商工会の閉店ストライキをモチーフとして制作され、劇団俳優座・文学座劇団民藝のメンバーで構成された訪中新劇団によって試演された[32]
^ なお、初回放送時のラジオ台本は散逸しており、同年12月8日に草月会館で催された舞台上演時の台本のみ現存する。
^ 授与式の模様はNHKニュースセンター9時などで採り上げられ、安部は放送時のテレビ画面を写真撮影した[36]
^ 安部の死後、フロッピーディスクから発見された文書データより絶筆と判定されている[41]
^ 真知の命日は前者、直接の死因となった病名は後者の記述に拠る。なお、真知の命日について後者では9月23日と記載されているが、より刊行年の新しい前者の記述に拠った。
^ 安部は文壇付き合いについて「文学畑の人たちと付き合っていると疲れる、常識が合わない」と養老孟司に語っていたという[50]。養老はつづけて「理科系のわたし (養老) からすると、文学者は主観の塊で、根本的には度し難い人種なのである」と書いている。
^ キーンによれば、安部は国家主義こそ世界平和への最大の障害だと考えていたという[60]
^ キーンから「これはあなたが読むために書かれたような小説だ」と言われたという[69]
^ 安部は発売元だった西武自動車販売の広報用にチェニジーの装着方法を図解入りで執筆している[72]
^ 近年では『安部公房全集』全30巻の箱裏と見返し、新潮文庫より刊行されている安部作品の表紙に使用されている
^ それ以前にも、1970年代末ごろから星新一など幾人かがワープロの使用を試みているが、平井和正 (1982年頃から使用) や村上春樹などを除き、いずれも程なくして断念したという。
^ リンク先にも安部が1985年のNHK訪問インタビュー出演時に同機器を操作した映像がある。
^ 新潮文庫旧版の戯曲集『友達・棒になった男』 (1987年)、『緑色のストッキング・未必の故意』 (1989年)に使用された。なお、後者では美術家の承諾を得て一部の彩色を変更している。
^ 収録作品:『砂の女』 『他人の顔』 『燃えつきた地図』 『友達 (戯曲)』 『デンドロカカリヤ』 『棒』 『水中都市』 『時の崖』 / エッセイ『一寸先は闇』 (月報収録)
^ 資料編の最終30巻目のみ、刊行が大幅に遅れた。

出典^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典 第5版』、株式会社三省堂、2009年 45頁。
^ a b 「文藝春秋」写真資料部. “ノーベル文学賞に非常に近かった安部公房 。「文藝春秋」写真資料部 。文春写真館”. 本の話. 2023年5月26日閲覧。
^ a b安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る 読売新聞 2012年3月23日閲覧。リンク切れ
^ 『新潮日本文学アルバム51 安部公房』p.14
^ 『安部公房全集 <001>』p.11-16
^ 安部ねり『安部公房伝』p.45
^ 初出:『新潮日本文学46 安部公房集』月報 (新潮社、1970年) / 再録:『安部公房全作品 15』(同、1973年)、『安部公房全集 <023>』p.24-26
^http://booklog.kinokuniya.co.jp/abe/archives/cat283/ 紀伊国屋 書評空間 Booklog "阿部公彦"2011年4月18日のブログ
^ 安部ねり『安部公房伝』p.81
^ 養老孟司『小説を読みながら考えた』p.54-55
^ 初出:大江健三郎「顔に表れる歴史・伝統・文化」 朝日新聞 2008年5月20日付朝刊 / 再録:大江健三郎『定義集』p.113
^ 初出:「錨なき方舟の時代」 / 再録:『死に急ぐ鯨たち』、『安部公房全集 <027>』p.169
^ 安部ねり『安部公房伝』p.93
^ 谷真介『安部公房レトリック事典』p.371-372
^ 川端康成「『壁』を推す」 (第25回昭和26年度上半期 芥川賞選評)(文藝春秋 1951年10月号)
^ 初出:「群像」1953年7月号(大日本雄弁会講談社) / 再録:『安部公房全集 <003>』p.473-506. 所収
^安部ねりさんと語る加藤弘一HP「ほら貝」
^ 初出:「文藝」(河出書房)1954年12月号および1955年3月号/再録:『安部公房全集 <004>』p.419-454. 所収
^ 初出:「群像」1954年12月号(講談社) / 再録:『安部公房全集 <004>』p.455-480. 所収
^ 初出:「新日本文学」1955年7月号 / 再録『安部公房全集 <005>』p.97-181. 所収
^ 初出:『どれい狩り・制服・快速船』(青木書店) / 再録:『安部公房全集 <005>』p.203-264. 所収
^ 初出:『現代文学の実験室1 安部公房集』(大光社) / 「新日本文学」1957年11月号 / 再録:『安部公房全集 <006>』p.201-213.p.237-248. 所収[注釈 9]
^ 『安部公房全集 <007>』巻末作品ノート p.9
^ 『安部公房全集 <007>』p.209-302. 所収
^ 初出:『現代文学の実験室1 安部公房集』(大光社) / 再録:『安部公房全集 <007>』p.463-475. 所収
^ 単行本初出:講談社刊 / 再録:『安部公房全集 <008>』p.85-169. 所収
^ 『安部公房全集 <010>』p.10-541. 所収
^ 『安部公房全集 <011>』p.39-120. 所収
^ 初出:『現代文学の実験室1 安部公房集』 (大光社) / 再録:『安部公房全集 <011>』p.201-224.所収
^ 初出:『安部公房戯曲全集』(1970年) / 再録:『安部公房全作品10』、『安部公房全集 <011>』p.375-435.所収

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