宇野線
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第三内尾橋梁 妹尾川


第四内尾橋梁 妹尾川


10.2JR-L05 備中箕島駅


第二境川橋梁 境川


11.9JR-L06 早島駅


13.2JR-L07 久々原駅


第一添新田橋梁


14.9JR-L08 茶屋町駅


下津井電鉄


倉敷川橋梁 倉敷川




第三松沖橋梁


本四備讃線 瀬戸大橋線


第一入海橋梁


植松川橋梁 郷内川


狐崎避溢橋


18.1JR-L09 彦崎駅


19.7灘崎仮信号場 -1922?


20.9JR-L10 備前片岡駅


22.8JR-L11 迫川駅


迫川橋梁 宮川


24.1JR-L12 常山駅


加茂川橋梁 宇藤木川


秀天川橋梁 鴨川


26.6JR-L13 八浜駅


池ノ内橋梁


旧線 -1960


児島トンネル


新児島トンネル




30.3JR-L14 備前田井駅


清水川橋梁


汐入川橋梁


玉野市営電気鉄道


32.8JR-L15 宇野駅


宇高航路

岡山駅を出ると跨線橋をくぐってすぐに山陽本線を越えるため、単線築堤を登り始める。岡山駅の西側にある電留線を左手に眺めながら左へカーブする。山陽本線を越えて山陽新幹線をくぐると、高架線になり南下を始める。市街地を走行するためホテルや雑居ビル、マンションなど高層の建物が目立つ。岡山県道21号岡山児島線と交差する病院付近から複線になるが、ここから再び単線になる場所までが大元駅の構内となる。大元駅のホームを通過し、右にカーブして右手にベスト電器が入居するショッピングモール「岡山モール」とエディオンが見えて単線区間になると高架を降り始める。この周辺は、宇野線の高架が岡山市北区下中野と南区下中野の境目となっており、高架線より西側が北区下中野、東側が南区下中野となっている。高架を降りるとすぐに備前西市駅で、同駅構内で国道2号岡山バイパス)をくぐる。笹ヶ瀬川を渡って築堤を下りると妹尾駅構内の複線区間を走行し、周辺は田畑も目立つようになる。右にカーブすると妹尾駅で、すぐに単線区間を走行し今度はほぼ西向きに進路を変える。片面ホームの備中箕島駅を過ぎて高架橋をくぐると再び複線になり早島駅構内に入る。左へカーブして早島駅を通過し、再度左へカーブすると再び南下して久々原駅でこの先は単線になる。左手に小学校が見え始めたところから高架橋になり、まもなく本四備讃線が分岐する茶屋町駅に到着する。

茶屋町駅を出ると、線路は本四備讃線の西側に移り、しばらく本四備讃線と並走する。なお、この区間では線路の西側に、本四備讃線が開業する前に使われていた煉瓦で積み上げた旧線の高架橋の遺構がいくつか見られる。倉敷川を渡ると下り勾配となり地上へと降り、本四備讃線の高架橋の下をくぐり抜けて東進している。その後、川を渡って彦崎駅となり、その先は山沿いを走行するようになる。倉敷川とわずかに併走して、南東に進路を変えて進むと備前片岡駅である。岡山市南区の中心部になるが、左手には田畑が目立つ。そのまま直進して、迫川駅常山駅国道30号をくぐり鴨川を渡ってしばらく進むと八浜駅と続く。左手に小学校が見えると、右にカーブして南下しトンネルで峠越えをする。緩やかに左へカーブすると備前田井駅で、周辺は住宅地も目立つようになる。左手から徐々に岡山県道22号倉敷玉野線と併走し始め、右手にある留置線を過ぎると、岡山県道466号田井新港線の第一跨線橋をくぐり、終点の宇野駅に到着する。かつて宇野駅は宇高連絡船との接続駅として、数多くの優等列車貨物列車が発着しており、各駅にある行き違い設備の線路有効長が長くとられていた。また、宇野駅は留置線や引き込み線などがいくつもある広大な駅であったが、駅周辺の再開発により、その名残がほとんどなくなっている。

大元駅を出ると西に大きくカーブし茶屋町駅付近から東に転じて宇野駅を目指し、西へ大きく迂回しているが、これは建設当時の海岸線に沿ったもので、当線より東側の多くは後世の干拓によって陸地化された土地である。この迂回を解消するため戦後国鉄では短絡線の建設を計画していた。具体的には大元駅から分岐する岡山臨港鉄道を国有化した上で活用し、児島湾締切堤防を渡って再び合流するもので、優等列車専用とする案であった。しかしながら諸般の事情によりこの計画は中止となり、岡山臨港鉄道の国有化も行われなかった。児島湾締切堤防にはその計画の名残として線路用のスペースが残されており、現在は水道管が通されている。その後本四備讃線を茶屋町駅から分岐させることとなり、結果的には明治時代に建設された西への大きな迂回ルートは、のちの瀬戸大橋へのアプローチには有利なルートとなった。
運行形態
旅客列車
瀬戸大橋線の列車詳細は「瀬戸大橋線」を参照

瀬戸大橋線の一部である岡山駅 - 茶屋町駅間には本四連絡列車として以下の列車が走る(定期列車のみ掲げる)。

特急しおかぜ」:岡山駅 - 伊予西条駅松山駅間(2016年3月25日までは宇和島駅発着の列車も運転されていた)

特急「南風」:岡山駅 - 高知駅間(2019年3月15日までは宿毛駅発着の列車も運転されていた。ならびに、2020年3月13日までは中村駅発着の列車も運転されていた)

特急「うずしお」:岡山駅 - 徳島駅間(宇多津駅まで「南風」と併結して走る。ただし、ダイヤ乱れ時などには単独で運転することもある)

寝台特急「サンライズ瀬戸」:東京駅 - 高松駅

快速マリンライナー」:岡山駅 - 高松駅間

これらの本四連絡列車以外にも岡山駅 - 茶屋町駅間に快速列車が、岡山駅 - 備前西市駅児島駅間に普通列車がそれぞれ運転されている。


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