宇宙大作戦
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助演男優賞[48][注 29]レナード・ニモイ『宇宙大作戦』(スポック)ノミネート
個人業績賞特別部門[49]Howard A. Anderson Company
The Westheimer Company
Van der Veer Photo Effects
Cinema Research第64話「異次元空間に入ったカーク船長の危機(英語版)」ノミネート

ヒューゴー賞

最も歴史の古いSF・ファンタジー文学賞であるヒューゴー賞を2回受賞している。1968年の第14回では映像部門のノミネートがすべて本作で占められていた。

年(回)部門候補作品結果
1967 (13)映像部門[50]第4話「魔の宇宙病(英語版)」ノミネート
第10話「謎の球体(英語版)」ノミネート
第11・12話「タロス星の幻怪人(英語版)」受賞
1968 (14)映像部門[51]第28話「危険な過去への旅(英語版)」受賞
第30話「バルカン星人の秘密(英語版)」ノミネート
第33話「イオン嵐の恐怖(英語版)」ノミネート
第35話「宇宙の巨大怪獣(英語版)」ノミネート
第44話「新種クアドトリティケール(英語版)」ノミネート

サターン賞

サターン賞は優れたSF・ファンタジー・ホラー作品に贈られる賞であるが、賞自体の設立が新しいため、放送当時ではなく旧版DVDの発売時に受賞している。

年(回)部門候補者候補作品結果
2004 (31)Best Retro Television Series on DVD[52]-『宇宙大作戦』受賞

TVランド賞

年(回)部門候補者候補作品備考結果
2003 (1)ポップカルチャー賞
[53]-『宇宙大作戦』受賞
2006 (4)Most Memorable Kiss[54]ウィリアム・シャトナー
ニシェル・ニコルズ『宇宙大作戦』白人と黒人のキスシーンに対して。ノミネート
2007 (5)TV Moment That Became Headline News[55]ウィリアム・シャトナー
ニシェル・ニコルズ『宇宙大作戦』白人と黒人のキスシーンに対して。ノミネート
2008 (6)Greatest Gadgets[56]-『宇宙大作戦』トライコーダーに対して。ノミネート

テレビ批評家協会賞

年(回)部門候補作品結果
2009 (25)
ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2012 (28)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2013 (29)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2014 (30)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2015 (31)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2016 (32)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』ノミネート
2020 (36)ヘリテージ賞『宇宙大作戦』受賞

全米脚本家組合賞

東部全米脚本家組合と西部全米脚本家組合によって映画・テレビドラマ・ラジオに贈られる全米脚本家組合賞を1回受賞している。

年(回)部門候補者候補作品結果
1968 (20)ドラマエピソード賞[57]Boris Sobelman(脚本)
ジーン・ロッデンベリー(原案)第21話「ベータ・スリーの独裁者(英語版)」ノミネート
ハーラン・エリスン第28話「危険な過去への旅(英語版)」受賞
1969 (21)ドラマエピソード賞[58]John T. Dugan第49話「地底160キロのエネルギー(英語版)」ノミネート

備考
アマチュアによるマイコンゲーム化

本作をコンピュータゲーム[注 30]した『スタートレック』がアマチュアらにより非公式ながら公開され、手軽に遊べる数少ないシミュレーションゲームとして日本でも1980年代初期まで人気を博した。ただし、本作は北海道や関西地域では度々再放送されるも、関東地方では本放送時、映画第1作日本公開時、1980年代後半と3時期のみで、本作とゲームの関係性を希薄に感じる者も見られた。なお、UNIX自体がこのゲームのために企画し設計されたとも見聞されるが、『スペース・トラベル』にまつわるエピソードとの混同である[注 31]
アメリカ横断ウルトラクイズ

メイナード・ファーガソンカバーによる本作のテーマ曲が『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ、1977年 - 1998年)に使用された。そのため、日本のテレビ番組においては、本作のテーマ曲はアメリカ(特にニューヨーク)やクイズ番組を想起させるBGMとして用いられることが多い。同カバーバージョンはコナミの音楽アーケードゲームpop'n music」に「アメリカ/STAR TREK」という曲名で収録され、公式サイトには「アメリカを代表する壮大なスペースオペラが登場だよ! クリンゴンに行きたいかー!」という両番組をパロディにした曲紹介がなされている[59]
30周年記念作品

『スタートレック』シリーズ生誕30周年を記念して制作された『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(以下、DS9)第104話「伝説の時空へ(英語版)」では、DS9の登場人物が本作の第44話「新種クアドトリティケール(英語版)」の時代へタイムトラベルをする内容が描かれた。

このエピソードは当初、第46話「宇宙犯罪シンジケート(英語版)」の続編が検討され、かつてU.S.S.エンタープライズが訪れたシグマ・イオシア2号星[注 32]にシスコ達が再訪すると、イオシア人がカーク達を信奉しているという内容であった[61]。最終的に「新種クアドトリティケール」をベースとした内容に変更され、当時最新のCGVFXを駆使することで、映像の中にDS9と本作の登場人物を共演させている[注 33]。また、新撮シーンには同話でクリンゴン人スパイのアーン・ダーヴィン役を演じたチャーリー・ブリル(英語版)が当時と同じ役で再登場する。

吹き替えではカーク、ウフーラ、スコットに当時と同じキャストを起用して台詞を新録している[注 34]。なお、この時のキャストは後のデジタルリマスター版DVDの追加収録や、映画DVDのために新録された吹き替えでもほぼ踏襲されている。
ファン制作による続編

本作は「5年間の調査飛行」を銘打ちながら3年で打ち切られたため、本作の4年目以降を描いたファン・フィクションがいくつか制作されている。
Star Trek: New Voyages撮影用に復元された宇宙船U.S.S.エンタープライズ号のブリッジのセット。

"Star Trek: New Voyages"はジェームズ・コーリー(英語版)制作のファンムービーで、2004年から2016年にかけてパイロット版1話と本編10話が制作された。第2話"To Serve All My Days"にはチェコフ役のケーニッグが、第3話"World Enough and Time"にはスールー役のタケイとランド役のホイットニーがそれぞれゲスト出演している。前者は本作の脚本家であるD・C・フォンタナが脚本を担当したほか、後者はファンムービーながらヒューゴー賞映像部門短編部門にノミネートされた[62]。第4・5話"Blood and Fire"、第7話"The Child"、第8話"Kitumba"など、『新スタートレック』や『スタートレック:フェイズII』の未使用脚本を映像化した話もある。

制作終了後、撮影用に復元されたセットはCBSによってライセンスされ、現在はセット見学ツアーに用いられている[63]
Star Trek Continues主な出演者たち(2014):左からヴィック・ミニョーニャ、キム・スティンガー、クリス・ドゥーハン、チャック・フーバー(英語版)、ミシェル・スペクト(英語版)、グラント・イマハラ

"Star Trek Continues"はヴィック・ミニョーニャ制作のファンムービーで、2013年から2017年にかけて本編11話と短編3話が制作された。スコット役をドゥーハンの息子であるクリス・ドゥーハン(英語版)が演じている[注 35]。第1話"Pilgrim of Eternity"には本作の第31話「神との対決(英語版)」でアポロ役を演じたマイケル・フォレストが当時と同じ役で再登場するなど、各話のその後を描く続編・外伝的な内容や、シリーズ俳優のゲスト出演も多々見られる。


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