孫悟飯
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次に悟空とベジータがブラックとザマスに敗戦し、トランクスを未来に残し帰還した際に、初めて今回の事態を知り、自分が何も知らなかったことを後悔し憤りを見せ、ピッコロに再び自身の修業指南を依頼。最後に未来のトランクスとマイが新たな未来世界へと旅立つ際に、修業途中でピッコロと共に駆けつけて2人を見送った。この際にはメガネを外していた事と、戦士としての精悍な顔つき取り戻しつつあった姿を見せた事で、トランクスは未来の悟飯とその面影を重ね合わせ涙を流した。

漫画版では本編での出番は全くなく、特別マンガにのみ登場。未来トランクスと再会した時期がかなり遅く、未来世界が滅び、現代世界で暮らす準備をし始めた頃になって初めて未来トランクスと対面した。トランクスが取り戻した平和な世界を見たい、未来のブルマさんに会いたいとうっかり話したためにトランクスが現代世界に留まらず未来に帰る切っ掛けを作ってしまった。なお、この頃から再び戦力になるためにベジータの重力室で修業し始めた模様。

「“未来”トランクス編」と「宇宙サバイバル編」の間には悟飯を主役としたアニメオリジナルストーリー(第73話・第74話)があり、正体である悟飯の許可無く作られた映画『グレートサイヤマンvsミスター・サタン』に、パンが大きくなった時に映画を見て喜んでほしいとの想いからスタントマンを志願し、超人的なスタントを見せて火が付いた監督から正式にスタントマンを打診される。このことで主演俳優のバリー・カーンの逆恨みを買い、アイドルの甘栗ココアを利用したハニートラップに嵌められてしまう。しかしビーデルとの夫婦愛の絆がピンチを乗り越える。その後、精神寄生体「ワタガッシュ」に寄生されたバリー・カーンにパンを誘拐され、市街地戦かつ宿主であるバリーを殺してはならないという悪条件のため苦戦するも、ビーデルとパンの声援を受けて「超(スーパー)グレートサイヤマン」となってワタガッシュに勝利する。

ピッコロとの再修業を開始して以降、戦闘への意欲が向上しており、グレートサイヤマンの人助け活動の一環として修業の相手を探す悟空の対戦相手を務めるなどしている。
宇宙サバイバル編

全王が主催する8つの宇宙の代表戦士によるチーム対抗の武道大会「力の大会」に、自身らの宇宙の存亡が懸かっていることをいち早く悟空から聞き、家族を守るために第7宇宙代表の選抜戦士の一人として参戦する。大会に先立って行われた「全覧試合」にも、学者業の合間にピッコロから再修業を受けていた成果を発揮するため悟空やブウと共に参加した。

悟空と同じデザインの武道着に身を包んで大会に臨む。「全覧試合」の第2試合では、第9宇宙の戦士であるラベンダと対戦。ラベンダが発する毒の攻撃によって視力と体力を奪われるも、超サイヤ人に変身し自身の全身から発する気をアクティブレーダーとして利用しラベンダの位置を把握するという機転を利かし、その上でラベンダに接近しての反撃を仕掛けることで彼を戦闘不能に追い込む。だが自身も毒が全身に浸食し倒れ、引き分けに終わる。その後悟空から仙豆を与えられ無事に回復し、悟空のベルガモやトッポの対戦を観戦する。再修業を経て本格的に闘いの場に戻ったことで、悟空と強敵らの闘いぶりに気持ちを高揚させており、自身にもサイヤ人の血が確かに流れていることを自覚している。

力の大会本戦に向けても、未知の強敵たちとの闘いに胸を高鳴らせており、最強の第7宇宙代表チームを作ろうと悟空のメンバー選考に協力する。クリリンについては自身らとの戦闘力の絶対値としての差からスカウトすることを疑問視していたが、模擬戦の際にはクリリンの新技・百倍太陽拳で視界を遮られ不意打ちを受け場外負けを喫する。自身の未熟さを悟り、ピッコロに大会への参戦要請へ向かった際には再修業の仕上げとして特訓を行った。この時点で超サイヤ人2への変身までは可能となっていたが、ビーデルら家族を守るために強くなろうと意気込む悟飯に対しピッコロは「気負いばかりで力が空回りしている」、「自分の強さに慢心して気持ちが戦士になりきれていない」と驕りによる詰めの甘さを指摘される。さらに魔人ブウ(悪)との戦いで覚醒した、老界王神による潜在能力解放状態にも言及し、「超サイヤ人がお前の全力ではないだろう?」と告げ、ブウと戦った時の力を呼び起こせと鼓舞。これを受けて悟飯は超サイヤ人2から老界王神の潜在能力解放状態へと再び覚醒を遂げ、全盛期の力を取り戻す。ピッコロの片手を切るまでに追い詰めたが、戦闘態勢を解いたところで気功破を被弾し、「勝負がついたとの油断からブウに吸収された」と再度指摘を受けて修業を再開した。その後も、ピッコロから悟飯の戦闘力にはまだまだ伸びしろがあるという提案から、さらなる力の向上を目指して大会開催の直前までピッコロと修業を継続した。それに伴い2人での連携技も考案している。ピッコロとの特訓を終えその力を試すべく、天津飯のスカウトを終えた悟空のもとへ向かい対戦を申し出る。この際にも、老界王神の潜在能力解放状態で戦闘し、悟空に「超サイヤ人には変身しないのか」と問われた際には「まだ誰も見たことのない究極の姿。父さんとは違うやり方でそこを目指します」と答えた。その闘いでは悟空の超サイヤ人ブルーにすら押し負けない猛攻を仕掛け、悟空に超サイヤ人ブルー界王拳で応戦させるほどの戦闘力を発揮した。この闘いの気迫は遠く離れたベジータやウイスたちの所にまで届くほどだった。結果、悟空には敗れるも、その闘いぶりから悟空に第7宇宙代表チームのリーダーに任命された。

力の大会では、単独で第6宇宙の代表戦士ボタモ、第10宇宙の代表戦士オブニ、ピッコロとの連携で第6宇宙のサオネルとピリナ、第4宇宙のガミサラスとシャンツァを倒す。続けて第3宇宙の合体戦士コイチアレータを撃破寸前まで追い詰め、さらにはコイチアレータがDr.パパロニと融合しパワーアップした巨大戦士アニラーザを、悟空、ベジータ、17号、フリーザと5人で協力して倒した。大会の最終局面、第11宇宙の三強(ジレン、トッポ、ディスポ)との決戦では、17号と連携してトッポと対戦。かめはめ波を浴びせたがトッポに通用せず防戦一方となり、「超(スーパー)最高速モード」を発動したディスポに苦戦するフリーザが窮地に陥ったと見るや救援に駆けつける。フリーザと協力しての捨て身の戦法で自身ごとディスポを道連れに脱落させた。その活躍はビルスにも認められ、その名を覚えられた。

漫画版『超』の「宇宙サバイバル編」ではアニメ版とは異なり、ピッコロと同タイプの武道着に身を包み登場。ピッコロとの再修業で戦闘力を取り戻しており、力の大会前の結集時にはベジータにも「見違えたぞ」と修業の成果を認められた。力の大会では、第6宇宙の女サイヤ人ケールカリフラポタラの力で融合した合体戦士ケフラと対戦。悟空とジレンの戦闘に割って入ろうとするケフラを食い止め戦闘となる。この戦闘中、ケフラに超サイヤ人には変身しないのかと問われた際に悟飯は、サイヤ人としてではなく1人の人間として進化する道を選んだため、もう超サイヤ人には変身する必要がないといった旨の発言を返している。ピッコロ曰く、短期間の修業では戦いの勘を取り戻すので精一杯だったが、力の大会で戦う中で悟飯は更に進化し以前よりも遥かに強くなっていったとのこと。悟飯のその才能を目の当たりにしたクリリンは、もしも悟飯が仕事に就かずにずっと修業をしていたら、悟空より悟飯の方が強くなるのではとその才能に驚いていた。ケフラとの闘いは互角の戦闘を繰り広げた末に相討ちとなった。
銀河パトロール囚人編

脱獄囚モロに力を分け与えられたことで大きくパワーアップした囚人たちが銀河中に放たれ地球にも襲来。その内の1人である人工生命体・セブンスリーのコピー能力に苦戦するピッコロの救援に駆けつける。ピッコロの技を熟知しているためセブンスリーを完封したかに見えたが、セブンスリーが切り札としてストックしていたモロのエネルギー吸収能力を発動されると成す術がなくなり敗北。


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