学生食堂
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2019年(令和元年)末からの新型コロナウイルスの感染拡大により、各地の大学で学生食堂の閉鎖や休業、営業時間短縮を余儀なくされた[2][3]
一般に知られている学生食堂例

以下は、主な一覧である。

「第一食堂」(
東京都選定歴史的建造物)(立教大学

「ヒルトップ’78」(四階建ての学食ビル)(中央大学多摩キャンパス

「スカイラウンジ暁」(明治大学駿河台キャンパス リバティタワー17階)

「カフェレストラン?アマーク・ド・パラディ寒梅館?」(同志社大学今出川キャンパス

「ステーキハウス三田屋」(関西学院大学

「焼きたてパン「つきのき」」(京都大学桂キャンパス

「フレンチレストラン・ラ・トゥール」(京都大学吉田キャンパス

「フレンチレストラン・ルヴェ・ソン・ヴェール・駒場」(東京大学駒場キャンパス

「展望ラウンジ『Stop Over』「第一食堂カルフール」(神奈川大学横浜キャンパス

「Stop Over」では夜間の営業時間にはアルコール類を提供。ボトルキープも可能である。双方ともテレビ番組雑誌で紹介されている。


「GINZAスエヒロ」(流通経済大学新松戸キャンパス)

「カフェプチラディッシュ」(東京農業大学世田谷キャンパス)

昭和大学タワーレストラン」昭和大学病院品川区)最上階にある。帝国ホテルが運営。

「ファカルティラウンジ」(二松學舍大学九段キャンパス 13階)千代田区内を展望することができる。

名称なし(高知工業高等専門学校 1階)

クラーク会館北海道大学

「西南クロスプラザ」(西南学院大学

「山食」(慶應義塾大学三田キャンパス)

学生食堂の設置目的

学生食堂は、学生に栄養バランスの食事を提供する場である[4]一方で、授業の空き時間などを快適に過ごすための空間としても用いられる。

学生のための食堂としては、すでに1868年(慶応4年)に福澤諭吉が自らの塾を慶應義塾と命名したときから存在し、塾生はそこで単に食事をとるだけでなく西洋式のマナーも学んだとされる[5][6][7]

1938年(昭和13年)、東京都下の繁華街で不良大学生などの取締りが行われ約4000人が検挙。事態を重く見た末次内相は(学生が堕落の原因となるダンスホール麻雀倶楽部、浮薄な外国映画などに行かないよう)学校には当然、食堂と休憩場所を設けるべきだと言及する出来事もあった[8]
欧米の学生食堂アメリカにて(バージニア州
ドイツ

ドイツでは大学の学生食堂のことをメンザと呼ぶ。「メンザ」を参照
アメリカ

アメリカ合衆国の大学の学生食堂はビュッフェスタイルが主流となっている[9]。しかし、学生には余分に盛りつけてしまう傾向があるため、トレーを廃止するトレーレス・ダイニングを導入している大学も多い[9]

全米に知られる学生食堂にスプリングフィールド大学の学生食堂Cheneyがあり、ビュッフェ形式で朝昼晩3食がとれるようになっている[10]。このスプリングフィールド大学の学生食堂では、栄養についての情報、食事の専門的なアドバイス、健康とウエルネスのための季節の話題等を提供している[10]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ステーキランチ1,000円や、フルーツビュッフェ1,800円など。

出典^ 2006年7月3日付配信 河北新報
^ コロナ禍で変化した大学生活(コロナ禍で学食の利用は?)|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) 2023年4月14日閲覧。
^ 学生ら減り閉鎖や休業…窮地の大学の学食を再起させる学生起業家「外部客呼び採算」「心の隙間埋める所に」 。東海テレビNEWS 2023年4月14日閲覧。
^ “レシートで栄養チェック”. 全国大学生協連 (2015年). 2022年7月31日閲覧。
^ 新銭座慶應義塾平面図(1869年)


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