学校怪談_(高橋葉介の漫画)
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^ 作者は「高橋葉介 1万5千字 最新ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは岩下朋世である。

――もともと『学校の怪談』に興味があったというわけではなかったんですね。
高橋 ないですね。それまで学園ものとか全然描いていないし、学生服とかセーラー服、初めて描いたんですよね。学校の資料は編集部で集めてくれたから、じゃあこれ使って描けばいいやと思った[2]
^ 作者は「高橋葉介 1万5千字 最新ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは岩下朋世である。

高橋 あれは編集部でタイトル決めたんです。「『学校の怪談』だから『学校怪談』。毎回10ページ。はい、スタート!」で始まった。編集長が全部決めたんです。担当の編集者と半年か1年ぐらいずっと打ち合わせしていたけど決まらないから、「いいからもうやれ」と。かなり強引な人だったけど、編集長って決断力だなと思いました[2]
^ 作者は「高橋葉介 1万5千字 最新ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは岩下朋世である。

――1年打ち合わせして決まらないというのはなかなか大変ですね。
高橋 ああでもない、こうでもないといろいろ考えたんですが、こっちも編集者も自信がないから決まらない。ネームとかも随分描いたんだけどね。スティーブン・キングの『ダーク・タワー』みたいなファンタジー西部劇、そういう剣と魔法の世界をガンマンの世界でやろうっていうのも考えました。ちょっと無理があったな、あれは。やらなくてよかった[2]
^ 作者は「高橋葉介 2万5千字 ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは南信長である。

高橋 (前略)名前はたしか山岸凉子先生から取ったんじゃなかったかな。
――そっちですか! 言われてみれば山岸涼一でしたね、サンズイニスイで漢字はちょっと違いますけど。
高橋 まあでも、そんなに深い意味はなくて、ちょっと拝借したぐらいのことだったと思いますよ(笑)[1]
^ 作者は「高橋葉介 2万5千字 ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは南信長である。

――先ほど『学校怪談』の九段先生の話が出ましたが、九段先生も思うように動いてくれなかったクチですか?
高橋 いや、彼女はかなり能動的に、自分で動いてくれるキャラでしたね。最初に出てきたとき、編集者が「面白い先生が出てきましたね」と。続けてもう1回出てきて「あ、また出てきましたね」。3回目に出てきたら「あ、3部作ですか?」って。で、もう1回描いたら、「ちょっと待ってください、これ続くんですか? それなら先に言ってくれれば、新連載みたいな形にしたのに」と言われました(笑)。女性キャラでああいうふうに動いてくれたのは初めてだったし、付き合いが長くなったぶん親しみも湧いて、大事に描いていた覚えはあります[5]
^ シリアスなころの山岸くんは/なんだか別人 つーか別人/なんだけど 何度も死んでるし[6]
^ 作者は「高橋葉介 1万5千字 最新ロングインタビュー」で以下のように語っている。インタビューアーは岩下朋世である。

――では、少年誌で描かれていた『学校怪談』などでは、オチをはっきりさせるように意識されていたのでしょうか。そういうエピソードばかりでもないと思いますが。
高橋 『学校怪談』は、特定のキャラクターを山岸以外出さないという形でずっとやっていたんですが、九段先生が出てきた頃からキャラクターものに切り替えました。もうストーリーで読ませるものは5巻ぐらいが限界だろうなと思ったんです。その後はキャラクターものに切り替えて、しかもあんまり怖くない、面白く読めるものということでやっていきました[7]
^ 高橋 (前略)『学校怪談』の九段先生もそうなんですけど、勝手に出てきちゃったんです[8]

出典^ a b 穴沢 編 2021, p. 187.
^ a b c 穴沢 編 2021, p. 29.
^ a b 『週刊少年チャンピオン』2019年24号(5月16日発行、秋田書店)P399


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