孤独のグルメ
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昔ながらの下町や古い商店街のたたずまいを好む。結構信心深く、神社仏閣を見るとお参りをする。普段は背広服姿で、家に居る時でもネクタイすら外さない。原作では入院している時以外は全ての話で背広姿となっている。テレビドラマ版では基本的に全ての話で背広姿だが、以下の例外がある。

Season1 第5話:昔なじみの常連に誘われたというストーリーの設定上、私服姿で登場。

Season5 第10話:前半部では入院しているため、院内着で登場。

2023年大晦日スペシャル:沖縄民謡の公演の盛り上げ役として、アロハシャツで登場。
かなりの筋肉質。これは先述の祖父に高校まで古武術を叩き込まれていたことに由来する。今でも軽いトレーニング程度は行っている模様。客の前で従業員を叱りつける店主や、部下に酒を強要する店の客に文句を付け、武術の技(アームロック)を掛けたこともある。テレビドラマ版Season1の第11話では、居酒屋でカレーライスを食べている最中、店にひどく酔っぱらったサラリーマン(演 - モト冬樹)が現れ、五郎のみならず店とカレーをなじった事に腹を立て、店外で殴りかかってきたサラリーマンにアームロックを掛けている。
食事について
一仕事終えたタイミングで空腹になる事がほとんどですぐに店を探しに行く。空腹になると見境がなくなり、仕事の途中で空腹になった時は、商談の途中であっても半ば強引に終わらせて店を探しに行っている。自分なりの食事に対する信念をいくつも持っており、これに則って食事を楽しんでいる。例えば食べ合わせを気にしたり、同じ食材を使った料理を選ばないように注意したりし、その選択を「うんうんバランスいいぞ」などと自賛することも多いが、いざ食べ始めてみるとメニューの食材の被り(豚肉炒めと豚汁卵焼きおでんの卵、ポテトサラダ肉じゃがなど)に気づき、度々後悔している。テレビドラマ版では、〆の一環として最後に残った料理をご飯の上に全部のせて丼にして食べる事が多い。空腹の勢いから後先考えずに注文し食べ過ぎたり、食べきれず残してしまうこともしょっちゅうである。テレビドラマ版でも空腹の勢いから後先考えずに注文して食べ過ぎることはあるものの、残すことはなく最後まで完食している[注 4]
趣味嗜好
愛煙家で、食事が終わった後にたばこを一服つけるのが癖。銘柄はパーラメントを愛飲。テレビドラマ版ではSeason4までは喫煙シーンがあるが、その後禁煙した模様。アルコールに関しては全くの下戸で、奈良漬けを食べただけで酔っ払うほど(テレビドラマ版Season3・第1話)。そのため、テレビドラマ版では飲み物として烏龍茶を注文しているシーンが多い。ただ酒呑みや彼らの醸す雰囲気を嫌っているわけではない[注 5]。甘党であり、特に和菓子系の甘い物に目がない。仕事用アイテムとしてノートパソコンを常に持ち歩いており、携帯電話スマートフォンではなくガラケーを使用している。テレビドラマ版ではこの他デジタルカメラスケールも持ち歩いており、スケールは食事の前に出された料理の大きさを測るのに利用することもある(Season3・第8話など)。輸入車を好んでおり、初期の愛車はBMWセダン、後にボルボステーションワゴンに乗り換える。テレビドラマ版での愛車はBMW・5シリーズ(F10)。ほか、2021年大晦日スペシャルではミニ・クーパー京都府伊根町から東京まで自走で移送し、Season10・第5話で譲り受ける。同車は2022年大晦日スペシャルでも登場した。
五郎が食べた料理

括弧内は劇中で確認できる注文した料理の金額。

『孤独のグルメ』各話タイトル料理解説
第1話東京都
台東区山谷のぶた肉いためライスぶた肉いため(400円)
ライス
おしんこ(100円?)
豚汁豚肉入りの野菜炒めではなく、豚肉のみを炒めたものであり、少量のキャベツの千切りと不思議な存在感がある練りからしが添えてある。
豚汁は豆腐と豚肉のみが具として入っており、単品でおかずとして成立するほどに汁も具も量は多い。
ナスのおしんこの漬かり具合は程良く、豚肉が中心となる料理の中では特に爽やかな味わいをもたらす。
第2話東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司回転寿司(1皿130円)吉祥寺駅近くの『天國寿司』にて。どの品も130円。
値段の割に味は良く、午後1時半から5時までのタイムサービス中は、大トロが一皿130円となる。
五郎はマグロイカエビネギトロアナゴイワシ、大トロ、ウニアワビなど全部で11皿の寿司を食べた。
第3話東京都台東区浅草の豆かん豆かん(400円)たっぷりの豆と寒天黒蜜がかかっただけのシンプルな甘味。
豆は粒が大きく、艶がありとても柔らかい。
黒蜜はクセがなくサッパリしており、あまり甘すぎない。
第4話東京都北区赤羽の鰻丼うな丼(750円)
生ゆば刺し 京都風(400円)
いくらのどぶ漬け(600円)
岩のり(250円)早朝の納品の後、朝も営業している居酒屋で注文した品。
うな丼にセットで肝吸いとおしんこも付いてくる。いくらは大粒で量も多い。
うなぎは身は小ぶりだが脂が乗っている。
生ゆば刺しは中にあさつきが巻いてあり、ポン酢で食べる。
第5話群馬県高崎市の焼きまんじゅう焼きまんじゅう(アンなし140円、アン入り150円)タレをぬって焼いたまんじゅう。アンなしとアン入りがある。
タレは甘いが、アンなしは軽くて素朴な味。一方アン入りの方は、複雑で強烈な甘さとなっている。
本来は看板に書かれてあった焼きそばも食べようと一緒に注文したが、店主に「昔はやっていたが、妻の具合が悪く手が足りないため今はやっていない」と言われて諦めている。
第6話東京発新幹線ひかり55号のシュウマイジェットボックスシュウマイ(600円)


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