妖狐×僕SS
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タイムカプセルの出現により起こるはずだった手紙の取り違えがなくなったため双熾とは交際していない。ifの未来では自分をかばったことで双熾が死亡したと気に病み、距離を取るようになる。年明けに百鬼夜行が起こったと連絡を受けて一旦家に連れ戻されるも、妖館の日々が自分にとって大切なものだったと改めて気づき、仲間の元へ戻る。その後双熾を連れ戻した御狐神家へ乗り込み、救出の際双熾と和解する。第1章、第2章共通して全女性キャラの中で最も胸が小さい(Bカップ)。作者曰く、「胸にはついてないのに他に余分なお肉がついちゃった残念なパターン」[4]。全章通して虚弱で、程度の差はあれ喘息を患っている。主要女性キャラクター中で腕相撲は最も弱いとのこと[5]
御狐神 双熾(みけつかみ そうし)
声 - 中村悠一 / 沢城みゆき(第13話・子供双熾&双子) / 小野大輔(TVCM)九尾の妖狐の先祖返り。
第1章
4号室・白鬼院凜々蝶のSS。12月19日生まれ。物語開始時22歳。AB型。身長186センチメートル。銀髪で瞳の色は右が青緑、左が金のオッドアイ[6]。一人称は「僕」。常に低姿勢で礼儀正しく何かと人を誉める癖があるが、言質をとって人を言いくるめる、天然黒(ピュアブラック)と称される強かな一面も覗かせる。自ら「凜々蝶様の犬」を称し、とにかくどんな小さなことでも凜々蝶の役に立ちたいと言い張る。立ち振る舞いはスマートだが、凜々蝶のみに対しては命令ならば自害も臆さず、トイレにもついてくるなど、かなり変質的・変態的である。後に判明するが、自室には凜々蝶の写真を貼っていたり、凜々蝶からの贈り物を保存している部屋がある(作者によると「言い逃れできないド変態」)。この現状は凜々蝶本人に完全にばれている(番外編での回想シーンより)。先祖返りとしては強力な身体や分身・変化能力を持ち、様々なものに変化できる。卍里とは違い分身全てが実体であるため、一人が受けたダメージは全てに影響する。実家は京都にあり、医療機器の研究などを行っている。幼少期は実家の風習により軟禁されていたが、容姿と計算高さを武器に一族内の権力者に身を寄せたのち、青鬼院菖蒲に渡りをつけ保護される。そこで蜻蛉の話し相手兼世話係となり、自立するための資金を稼ぐようになる。側仕えの一つで蜻蛉から許嫁である凜々蝶への手紙の代筆を頼まれ「蜻蛉」を演じていたが、手紙のやり取りを繰り返す内に凜々蝶の内面を知り、自身の内面にも影響を受け始める。その後凜々蝶に仕えるため妖館のSSになり、今に至る。百鬼夜行にて、犬神命(後述)に殺害される。享年23。
第2章
1号室・白鬼院凜々蝶のSS。年齢は21歳。当初は眼鏡をかけている。前世の記憶が蘇り、錯乱した凜々蝶に「前世(第1章)の御狐神双熾」として振舞う契約をする。度々不審な行動をとるため仲間内からは前世の記憶の保有と目的を疑われていた。前世の記憶を完全に思い出した凜々蝶に契約解消を告げられる。その後は妖館から退居するが、残夏と協力して百鬼夜行の真相解明に乗り出す。真相として今世の双熾には前世の記憶が一切無く、今世の凜々蝶への真摯な想いのみで動いていたことが判明する。前世の双熾を恨んでいたが、クロエの攻撃から自分をかばった凜々蝶の言葉を受け、前世の自分たちを救う決意をした。
第3章
未来からの手紙と残夏の予言を受け、百鬼夜行阻止を決意する。ifの世界で凜々蝶と交際していたが、最期を知った凜々蝶から避けられるようになったため踏み込んで接することが出来なくなる。百鬼夜行が始まったことで実家に強引に連れ戻され、拘束される。その後救出された際、凜々蝶と和解した。主要男性キャラクターの中では最も腕相撲が強い[5]
反ノ塚 連勝(そりのづか れんしょう)
声 - 細谷佳正一反木綿の先祖返り。
第1章
3号室の入居人。6月14日生まれ。物語開始時17歳。O型。身長180センチメートル[7]。こげ茶の髪を無造作に束ねた褐色肌の青年。瞳の色は緑。顔の左側に蓮の花をイメージした刺青がある。一人称は「俺」。他の先祖返りと違って室内では変化していることが多い。実家は金融系。実家が白鬼院家と近く、子供の頃から周囲との衝突が絶えなかった凜々蝶と相手の仲裁をしばしば行っており、自称「(凜々蝶の)兄貴」。おおらかで面倒見がよく、お兄ちゃん的立場になりやすい。性格や嗜好は至ってノーマルであり、正反対の蜻蛉からは若干引かれている。好みの女性のタイプは年上の巨乳。普段は適当でだらしが無く脱力系全開だが、周りのことをきちんと見ることのできる人柄。見た目は大人びており、刺青や普段の格好から「カタギに見えない」と言われ、当初は高校生であることも忘れ去られていた。異性からは割とモテるが、必ず相手から振られるとのこと。野ばらの外見や性格が好みで、凜々蝶が妖館に来る何年も前に彼女に告白している。
第2章
他の住人と違い自分の力量を冷静に考え、自身や仲間を守る考えに徹し、百鬼夜行とは関わらず生存し41歳となった。現在は家業に携わっており、野ばらと同居している。巨乳派であるため、第2章の野ばらの容姿を嘆いていた。転生後の先祖返り達を前世と今世は別人と割り切ろうとするも、感情的には気持ちの整理がついていない。前世の自分たちへタイムカプセルを送る際、23年間葛藤しながらも生きてきた意味とはなんだったのか、と涙ながらに心情を吐露した。
第3章
未来からの手紙と残夏の預言を受け、百鬼夜行阻止の起こったifを知る。ifの半生を詳細に知ることは避けたものの、手紙には自身の強い後悔が綴られており、守りに徹さず百鬼夜行に関わっていくこととなる。百鬼夜行の発生を受け一旦帰省するも、野ばらの脱出を手伝い妖館へ戻る。
雪小路 野ばら(ゆきのこうじ のばら)
声 - 日笠陽子雪女の先祖返り。
第1章
3号室・反ノ塚連勝のSS。1月6日生まれ。物語開始時21歳。AB型。身長168センチメートル(+ヒール)[8]。白い髪に水色の瞳を持つ眼鏡巨乳美女。一人称は「あたし」。平常時はストイックかつクールな人物だが、女性グラビア誌を愛読するなど、女体へのこだわりが尋常ではなく女性を前にすると変質的になり、鼻血を出すこともしばしばある。残夏曰く「美人なのに惜しい」。凜々蝶を「ツンしゅん」と命名した張本人。口癖は「メニアック」。この口癖は「マニアック」をネイティブのように発音したものを表記したもの。端麗な容姿を持つが、自身を着飾ることには興味がなく、また自分が見られているという意識もないため、平気で下着姿を晒す。大抵のことは何でもできるが食事に喜びを見出すタイプではなく、味に頓着しないため料理だけは壊滅的[9]。副業で先祖返りの性質を利用した霊障相談所を営んでいる。「女性」であれば例外なく興味があるが、いわゆる男の娘には興味が無い。処女であることが示唆されている。男性への扱いは適当かつドライ。特に蜻蛉との仲は(一方的に)険悪。だが、パートナーである連勝は信頼しているような描写がある。百鬼夜行を追う内に闘争により落命。享年22。
第2章
中学3年生の14歳。成長期前であるため第1章とは違い小柄で貧乳で、髪もショート。凜々蝶の次に胸が小さい[4]。高校生になったら妖館のSSを務める予定でいたが、双熾と契約を解消した時点で、自身の嗜好から凜々蝶のSSを志望する。中学生での一人暮らしを反対され、現在は連勝と同居中。連勝をけなしまくるが、実際はよく世話を焼いている。第1章の記憶がある。前世の記憶とは折り合いをつけて向き合っており、百鬼夜行の解明に対しても積極的である。
第3章
未来からの手紙と残夏の預言を受け、百鬼夜行阻止を決意する。百鬼夜行の発生を受け一旦実家に帰省するも強引に見合いを仕組まれ、脱出のため連勝を呼び出し妖館に戻る。
青鬼院 蜻蛉(しょうきいん かげろう)
声 - 杉田智和の先祖返り。
第1章
2号室の入居人。4月13日生まれ。物語開始時22歳。B型。身長183センチメートル[10]。長い黒髪を持ち、常に目元を覆うドミノマスクを装着している。
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