田宮二郎は実姉のように慕っており、自殺の際に奈良岡宛てに遺書を残している。
黒柳徹子ともデビュー時より長期間親交が深く[11]、定期的に『徹子の部屋』にも出演しているほか、父の作品を進呈したこともある。奈良岡が没した2023年7月31日放送分の『徹子の部屋』には劇団民藝の後輩の日色ともゑが出演し、先述の生前メッセージを朗読するなど奈良岡を追悼した[13]。
沢田研二の大ファンである。
受賞歴
芸術祭賞奨励賞(1963年)
紀伊国屋演劇賞(1970年)
第8回放送批評家賞(ギャラクシー賞)(1971年)
菊田一夫演劇賞(1981年)
紫綬褒章(1992年)
勲四等宝冠章(2000年)
第10回日本映画批評家大賞功労賞(2000年)
第44回ブルーリボン賞助演女優賞(2001年)
第25回日本アカデミー賞優秀助演女優賞(2001年)
芸術祭賞大賞(2005年)
毎日芸術賞(2006年)
読売演劇大賞
優秀女優賞(2007年)
芸術栄誉賞(2016年)[14]
川崎市文化賞(2014年)
出演作品
映画
痴人の愛(1949年、大映) - 娘・初子 役
原爆の子(1952年、近代映画協会) - 咲江 役
混血児(1953年、蟻プロ) - 小野さん 役
縮図(1953年、近代映画協会)
女の一生(1953年、近代映画協会)
どぶ(1954年、近代映画協会)
東京の空の下には (1955年、日活) - 美容師のマサ子 役
ここに泉あり(1955年、中央映画) - 看護婦 役
狼(1955年、近代映画協会) - 十二号の看護婦 役
由起子(1955年、中央映画) - 女中・きく 役
こころ(1955年、日活) - 女中・粂 役
石合戦(1955年、民藝) - お君 役
病妻物語 あやに愛しき(1956年、民藝) - 妹澄代 役
夜あけ朝あけ(1956年、民藝) - 小学校の先生 役
夜の鼓(1958年、現代ぷろだくしょん) - 女中・おりん 役
荷車の歌(1959年、全国農村映画協会) - コムラ 役
祈るひと(1959年、日活) - 清水看護婦 役
俺は淋しいんだ(1959年、日活) - マダム 役
世界を賭ける恋(1959年、日活) - 村岡さち子 役
豚と軍艦(1961年、日活) - ホテル「チェリィ」の女将 役
どじょっこの歌(1961年、日活) - 吉野婦長 役
抜き射ち風来坊(1962年、日活) - 前原由紀 役
煙の王様(1963年、日活) - 百々山加代 役
風の視線(1963年、松竹) - 妻・英子 役
光る海(1963年、日活) - 花田看護婦 役
波浮の港(1963年、日活) - キク 役
香華(1964年、松竹) - 江崎の妻 役
うず潮(1964年、日活) - 林ミノ 役
執炎(1964年、日活) - 母 役
怪談(1965年、東宝) - 関内の妹・鈴江 役[15]
証人の椅子(1965年、大映) - 葛西洋子 役
星と俺とできめたんだ(1965年、日活) - 雨宮道代 役
父と娘の歌(1965年、日活) - 母・ 妙子(故人) 役
私は泣かない(1966年)
こころの山脈(1966年) - 西坂貞子 役
おゆきさん(1966年、日活) - 「とめ八」の女将 役[注釈 1]
花と果実(1967年) - 村上富子 役
花の恋人たち(1968年) - つね 役
日本の青春(1968年、東宝) - 白坂美代 役
前科 ドス嵐(1969年、日活) - 千石三千 役
鉄火場慕情(1970年、日活)
どですかでん(1970年、東宝) - お蝶 役
地の群れ(1970年、えるふプロ) - 家弓光子 役
甦える大地(1971年、石原プロ) - 岩下住子 役