夫婦別姓
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注釈^ 戸籍実務では「戸籍上の氏」と「民法上の氏」は区別して運用され、それらが異なる場合は戸籍上の氏が法的な氏(本名)として扱われる。
^ 他にも、旧姓に限らない通称(ビジネスネーム)の利用も見られ[44]、社員全員がそのような通称を用いる企業もある[45]
^ 2010年の報道では、導入済みの企業は192社中55.7%、従業員1千人以上の企業で71.8%(産労総合研究所調べ)[56]。2015年(平成27年)の報道では、民間での旧姓通称使用を認めている企業は、65%に留まる[52][57]
^ 2016年には、約半数の国家資格で旧姓使用が認められていない、と報道されている[57]
^ 一部、旧姓併記は可能。「#旧姓併記とその問題点」参照。
^ 一部、旧姓併記は可能。「#旧姓併記とその問題点」参照。
^ なお、2021年6月には、都議会選挙管理委員会は旧姓の使用を認めるよう運用を変更する検討を始めた、と報道されている[69]
^ いずれも戸籍姓を入れず旧姓のみで作成することはできない。
^ 佐賀共栄銀行の例では、2022年より旧姓を用いた預金口座開設を普通、貯蓄、定期、積立定期、通知の各預金や定期積金を対象として開始したが、当座預金や年金受け取り口座指定、投資信託や保険商品、債券、融資の取引を利用する場合は取り扱いができない。クレジットカード、貸金庫などの利用者も対象外となる[88]
^ なお、新型コロナワクチン接種証明書は、2022年1月21日からは旧姓併記されたマイナンバーカードでも発行可能となった[90]。ただし、同アプリにおける英語で表記された海外用の証明書では旧姓は表示されない[91]。また、2022年2月時点で旧姓併記されたパスポートに対応できていない[51]
^ ICチップに通称が入らないため、旧姓での電子航空券の自動発券機の利用ができない場合や[47]、入国審査で足止めされることがある[92]ほか、旧姓併記されていても国連の職員カードにはパスポートのICチップのデータにある戸籍名のみしか登録できないことなどがある[51]
^ 他に株式の名義変更に80万円以上必要だった例[117]も報道されたが、これについては事実誤認であったことがのちに判明している[118]
^ 2015年[133]、2016年[134]、2017年[135]、2018年[136]、2019年[137]、2020年[138][139]、2021年[140]、2022年[141]、2023年[142]
^ 野田聖子は、2004年に、党内で選択的夫婦別氏が推進されない背景に神社庁(神社本庁)の反対があると述べている[171]
^ 大脇雅子は、法案が提出されなかった原因として、20名の賛同者が必要で、自社さ政権では「3、2、1の法則」があり自民党側でうち10名の提案者が必要だったが揃わず、自民党のバックの宗教団体の反対署名も多かったことを挙げている[175]
^ 稲田朋美は2015年の時点で、導入に否定的な発言を行った[190]が、2018年には選択的夫婦別姓へ賛成に転じている[191]。一方、この「婚前氏続称制度」案の発表の後、この案は選択的夫婦別姓制度とは異なるもので、選択的夫婦別姓制度へは反対である、とも主張している[192]
^ 立憲民主党は2023年3月にも同性婚を可能とする民法改正案を衆議院に提出している。選択的夫婦別姓も認める内容である[200][201][202]
^ 例えば、蘇我大臣馬子の場合、蘇我が氏名、大臣が姓。
^ 筑前国島郡川辺里戸籍(702年)では、夫婦はすべて別氏[212]
^ 大宝2年(702年)御野国加毛郡半布里戸籍、同年豊前国仲津郡丁里戸籍、養老5年(721年)下総国葛飾郡大嶋郷戸籍、延喜2年(902年)阿波国板野郡田上郷戸籍などでは夫婦同氏と別氏が見られる[213]
^ 寛弘元年(1004年)讃岐国入野郷戸籍・同年国郡未詳戸籍では19夫婦の全てが同氏だった[213]
^ 例えば、九条尚経の娘、二条尹房正妻経子=二条北政所伏見宮貞敦親王の娘、二条晴良正妻位子女王=二条北政所。
^ 坂田聡によれば、1471年(文明3年)や1528年(大永8年)、1545年(天文14年)の丹波国山国荘の資料で同苗字の夫婦の記載が見られる[218]
^ 井戸田は、明治維新以前、国民の94.5%は氏を名乗ることができなかった、としている[85]
^ 熊谷開作は、天明3(1783)年・文化13(1816)年の長野県東筑摩郡坂北村の寺院再建奉加帳や同県南安郡33箇所の講中名簿でほとんどの農民の氏が記載されていた例を紹介している。これらの例では、妻は「同人妻」と表記されている[225]
^ 「○左右衛門」や「○兵衛」など
^ 高柳真三は、当時の夫婦別氏は慣習法によるもの、としている[229][230][231]
^ 芦東山の妻からの夫の幽閉赦免願書に「飯塚?【女へんに召】」(いいづかちょう)と生家の氏での署名がある。
^ 松尾家に嫁いだ妻多勢(たせ)が平田国学に入門した際の誓詞帳に「松尾佐治右衛門妻 竹村多勢子」と実家の氏での署名がある。
^ 梁川紅蘭は夫の梁川星巌(稲津長澄)の苗字を名乗った、としている。
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