太陽の帝国
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ローリング医師:ナイジェル・ヘイヴァース

ビクター夫人:ミランダ・リチャードソン

ナガタ軍曹:伊武雅刀

特攻隊員の少年:片岡孝太郎

日本兵(上官):ガッツ石松

日本兵(運転手):山田隆夫
※ベイシーと収容所を脱出するデインティーを演じたベン・スティラーは、本作出演の経験をもとに『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を作っている。
音楽

映画冒頭の合唱曲はウェールズ語の子守唄"Suo Gan"。映画『スノーマン』主題歌も歌っているジェームズ・レインバードが吹き替えソリストをつとめた。「我が子よ母に抱かれ眠りなさい」という歌詞は零戦の出撃と撃墜のシーン、そして終戦後主人公が両親と再会する場面でそれぞれ全く異なる意味を伴う選曲となる。
既成曲はこのほか主人公がアメリカ人達の宿舎に行って敬礼を受ける場面では伝承曲『英国の擲弾兵[6]が、主人公の母が弾くピアノ曲としてショパンマズルカ作品17-4(マズルカ第13番イ短調)が使われている。

スピルバーグ作品常連のジョン・ウィリアムズは合唱団とボーイソプラノの主人公という設定に合わせ、聖書の詩篇32編などからテキストを採りラテン語で歌われるカンタータ"Exultate Justi(邦題は「歓喜」)"を作曲。一部カットされ私兵ボストン・ポップスのコンサートでも演奏された。

合唱による2曲は上映、ビデオ化で日本語字幕が付かなかったが、2016年8月8日には、NHK-BSプレミアムで初めて訳詞付きで放送(ただし前者のみ)された。
評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは57件のレビューで支持率は75%、平均点は6.80/10となった[7]Metacriticでは22件のレビューを基に加重平均値が62/100となった[8]
受賞

英国アカデミー賞 撮影賞

英国アカデミー賞 作曲賞

全米撮影監督協会映画賞、劇場映画撮影賞

タイトルを元にしたボードゲーム

GMT Gamesから2005年に、第二次世界大戦の太平洋戦争全体を扱う戦略級シミュレーション・ボードゲームが出版された。現在主流となっているカード・ドリブン・システムによるもの。タイトルだけ借用したようで、ゲーム内容と映画のストーリは全く関係がないどころか、主に太平洋での日米艦隊とそれに続く上陸戦を扱っており、中国戦線は省略されている。

ホームページ

脚注^ [1]
^ “Empire of the Sun (1987)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月10日閲覧。
^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉?へぇの本? 3』講談社、2003年。 
^ 同年公開の『ラストエンペラー』とする場合もある。
^ “The 60th Academy Awards 。1988” (英語). 映画芸術科学アカデミー. 2024年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月25日閲覧。
^ 日本人が地雷ではなく擲弾=手榴弾を使っていると証明するためアメリカ人のベイシーが英国人のジムをフェンスの外に送り出すというシーンの後で使われる。
^ “Empire of the Sun (1987)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年8月10日閲覧。
^ “Empire of the Sun Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年8月10日閲覧。

関連項目

パッカード - アメリカ高級車。ジム一家が使用。のちに日本軍に接収される。

ノーマン・ロックウェル - 両親がジムを寝かしつける場面は、父親が左手に眼鏡と新聞を持つなど1943年発表の「4つの自由」の一篇「恐怖からの自由Freedom from Fear」そっくりに撮られた。後半の収容所のシーンでは雑誌の切り抜きとして「恐怖からの自由」が映る。スピルバーグはジョージ・ルーカスと並ぶロックウェル原画のコレクターである。

外部リンク

WarnerBros.com 。Empire of the Sun 。Movies
(英語)

Empire of the Sun (1987) - Steven Spielberg, Director 。Amblin(英語)

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信) 。太陽の帝国(日本語)

バラード、映画『太陽の帝国』について語る - ウェイバックマシン(2017年3月14日アーカイブ分)

太陽の帝国 - allcinema

太陽の帝国 - KINENOTE

太陽の帝国 - 映画.com

Empire of the Sun - オールムービー(英語)

Empire of the Sun - IMDb(英語)
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