YMOや細野晴臣、坂本龍一の楽曲も世代であり好きだと公言する一方、若い世代に人気のある曲も聴いているという。他に好きな歌手として、あいみょん[207]、アリス[208]、ジャニス・ジョプリン、スティーヴィー・ワンダー、エルヴィス・コステロ、石野真子、さだまさし、佐野元春、Mr.Children、エレファントカシマシ、GLIM SPANKY、藤岡みなみ&ザ・モローンズ、ASKA[163]など。また、『日曜サンデー』では、テーマに沿った「ベスト30」を出演者それぞれが選曲する企画で、太田は1位の曲としてインディーズで活動する西山小雨の曲を選んだことがある[209]。
SMAPの大ファンであることを公言しており、メンバーの仲の良さなどをラジオやテレビで熱く語ることが多かった。また、元メンバーの木村拓哉とメールで親交を持っている[210]。そうしたことが縁で「We are SMAP!」の作詞も担当したほどであり、それゆえに同グループが解散することが発表された際にはショックを受けたことと、内情について「本人たちしか分からないあれだし」と前置きをし、メンバー全員を心配する発言をしている[211][212]。解散後も太田は、木村が主演を務めたドラマ『A LIFE?愛しき人?』(TBS系)を絶賛したり[213]、ジャニーズ事務所を退所した直後の香取慎吾と『おじゃMAP!!スペシャル』(フジテレビ系、2017年10月18日)で共演したり[214]、稲垣吾郎・草g剛・香取の主演した映画『クソ野郎と美しき世界』のエピソード「光へ、航る」で監督を務めるなど、メンバー達と交流を続けている。
森繁久彌や植木等のファンでもあり、共演した際に両者から「いつも見てるよ」という言葉をかけられている[49][44]。このような経験をしたのは爆笑問題が最後の世代ではないだろうかという趣旨の見解も示されており、太田本人も「そうでしょうね」と語っている[44]。
松田優作を敬愛しており、『蘇る金狼』など優作が出演した映画のセリフを暗記している。『太田上田』内で、『野獣死すべし』の中の優作と室田日出男の有名なシーンのセリフ穴埋め問題が出た際すべて正解している[215]。また、自身が監督したクソ野郎と美しき世界「光へ、航る」の草g剛演じる工藤修という役名は『探偵物語』で松田優作が演じた工藤俊作と『傷だらけの天使』で萩原健一が演じた小暮修からとられている[216]。
タイタン所属で、大阪市長などを務めていた橋下徹とメールで親交を持っているが、太田は公の場では橋下を揶揄する発言や異論などを述べている[218]。
大島やすいちが作画を手掛けた『三冠王王貞治物語』を子供のころに読んで感動したことがきっかけで王貞治を尊敬している[219]。
好きなテレビ番組として『DAISUKI!』(日本テレビ)を挙げており、田中と共にボウリング企画のゲストとして出演した事もある。太田はこの番組のカラーが自身の芸風に合わないことを自覚していたため、上述の持ちネタ・芸風にあるような行動をせずおとなしくボウリングに集中した[注釈 10]。メインMCを務めた中山秀征もこのような対応をした太田の人柄を高く評価する発言をしている[33]。
2016年以降、radikoのエリアフリー機能を利用して地方ラジオ局のローカル番組を聞くことを日課としており、そのことを『爆笑問題カーボーイ』などで話題にすることが多いが[221]、特に広島県ローカルのRCCラジオ『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』や同番組のパーソナリティであるRCCアナウンサー・横山雄二についてはほぼ毎回話題にしている。『サンデージャポン』(TBS系)で広島県を含む西日本で大きな被害があった平成30年7月豪雨を取り上げた際には、横山の発言を引用してコメントし[222]、それをきっかけに横山は同番組に「サンジャポジャーナリスト」(リポーター)として出演した[223]。横山が自身初の小説『ふるさとは本日も晴天なり』(角川春樹事務所・ハルキ文庫 ISBN 978-4758442091)を出版した際には太田が帯のコメントを寄せた[224]。また、横山が監督を務めた2022年公開の映画『愚か者のブルース』に太田は声のみではあるが特別出演した[225]。横山は自身の所用で上京する折に『日曜サンデー』にたびたび出演しており、太田がテレビ生出演中の事故で翌日の放送を欠席した際には代役を務めたことがある(爆笑問題の日曜サンデー#代理パーソナリティを参照)。プライベートではメールの親交がある[226]ほか、2019年からは横山が個人で主催するチャリティライブにスタンド花を贈ることが恒例になっている[227][228]。
RCサクセションに関してはセクシャルなものとからめたダブルミーニングによる言葉遊びや比喩などが取り入れられた時代はよく聴いていたが、政治的なメッセージがストレートに取り入れられた『COVERS』の頃から「あんまり聴かなくなった」という。忌野清志郎は爆笑問題のファンであったが、太田が雑誌で述べた「国政選挙で投票しても何も変わらないのならば、投票しないという選択も正しいのでは」という発言に対してショックを受け、それをきっかけに対談を申し込み「君みたいな影響力のある人が、選挙行くななんて言ったらいけないよ」「政治に無関心なんて言ってると、君の息子なんかが戦争に行っちゃうわけよ」と諭し考えを改めさせている。なお、対談の席では重い雰囲気にならないように忌野がホラガイを吹いて登場した[229][230][143]。
日大芸術学部裏口入学報道裁判