ビートたけしの大ファンである[19]。たけしのファンになる前は萩本欽一や初代・三波伸介のファンだった[192][193]。
サザンオールスターズの大ファンで、2008年のラジオ共演をきっかけに桑田佳祐とメールでの親交もある[194]。特に好きなサザンの曲として「ラチエン通りのシスター」「働けロック・バンド (Workin' for T.V.)」などを挙げている[195][196][197]。また、日大時代の傷心していたころに田中と共に江ノ電に乗って互いに片耳ずつイヤホンを付けて「海」をウォークマンで聴いたエピソードがあり[197]、後年に太田は「あれが俺たちの青春だったね」と振り返る発言をしている[198]。2013年のサザンの35周年を記念して開設されたYahoo! JAPANでの特設サイトでは、多くのミュージシャン・文化人のお祝いコメントが並ぶ中で、誰よりも長文でサザンとビートルズの影響力を重ねた内容のメッセージを綴っている[注釈 8][200]。また、2015年にライブでのトラブルおよび実際の思想や民族的立場[注釈 9]と異なるデマが発生した際には自身のラジオで一ファンとしての立場から桑田をフォローする発言を行い、「桑田佳祐がどんだけ、どんだけ日本を明るくしたか。どんだけ日本人を勇気付けて来たか」と力説している[206]。
YMOや細野晴臣、坂本龍一の楽曲も世代であり好きだと公言する一方、若い世代に人気のある曲も聴いているという。他に好きな歌手として、あいみょん[207]、アリス[208]、ジャニス・ジョプリン、スティーヴィー・ワンダー、エルヴィス・コステロ、石野真子、さだまさし、佐野元春、Mr.Children、エレファントカシマシ、GLIM SPANKY、藤岡みなみ&ザ・モローンズ、ASKA[163]など。また、『日曜サンデー』では、テーマに沿った「ベスト30」を出演者それぞれが選曲する企画で、太田は1位の曲としてインディーズで活動する西山小雨の曲を選んだことがある[209]。
SMAPの大ファンであることを公言しており、メンバーの仲の良さなどをラジオやテレビで熱く語ることが多かった。また、元メンバーの木村拓哉とメールで親交を持っている[210]。そうしたことが縁で「We are SMAP!」の作詞も担当したほどであり、それゆえに同グループが解散することが発表された際にはショックを受けたことと、内情について「本人たちしか分からないあれだし」と前置きをし、メンバー全員を心配する発言をしている[211][212]。解散後も太田は、木村が主演を務めたドラマ『A LIFE?愛しき人?』(TBS系)を絶賛したり[213]、ジャニーズ事務所を退所した直後の香取慎吾と『おじゃMAP!!スペシャル』(フジテレビ系、2017年10月18日)で共演したり[214]、稲垣吾郎・草g剛・香取の主演した映画『クソ野郎と美しき世界』のエピソード「光へ、航る」で監督を務めるなど、メンバー達と交流を続けている。
森繁久彌や植木等のファンでもあり、共演した際に両者から「いつも見てるよ」という言葉をかけられている[49][44]。このような経験をしたのは爆笑問題が最後の世代ではないだろうかという趣旨の見解も示されており、太田本人も「そうでしょうね」と語っている[44]。
松田優作を敬愛しており、『蘇る金狼』など優作が出演した映画のセリフを暗記している。『太田上田』内で、『野獣死すべし』の中の優作と室田日出男の有名なシーンのセリフ穴埋め問題が出た際すべて正解している[215]。また、自身が監督したクソ野郎と美しき世界「光へ、航る」の草g剛演じる工藤修という役名は『探偵物語』で松田優作が演じた工藤俊作と『傷だらけの天使』で萩原健一が演じた小暮修からとられている[216]。