天空の城ラピュタ
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小説では温室[104])の周囲や、その下の市街部の半分程(本編でパズー達が落ちた所の裏側)が崩落して原型が無い[注 35]。宮殿が無人化した後も、王の帰還を待つロボット達により守られ続けたが、永い間に大部分が損壊して、今はその一部のみが空中を漂っている[注 36][101]。イメージボードでは階層ごとに、住まう人々の身分が分けられている。頂点に神殿、その下の第一界(層)が聖なる光と天帝の住居、その下の第二界が騎士の住居と十二神将の塔、その下の第三界がエデンの園、その下の第四界が人民の住居であり、また、第四界には聖都が地上にあった頃に使われていた閉鎖された巨大な門もある[27][28]。イメージボードでは、本編及び小説同様に前述の建物の下に半球体がある[27][28]。オープニングを含む映画及び小説の城が、階層ごとに身分が分けられているのかどうかは不明。本編及び小説の城は、頂点の建物の下に三段の階層があり、その下に半球体がある[105][109]。ロマンアルバムには本編の城も昔は半球体の下にも建物があっただろうと記載[110](恐らく普通の石造建築)。ラピュタ下部の黒い半球体の中には、中央にラピュタの科学が結集していると言う、模様が刻まれた黒い巨石が大量にあり、浮遊しながら動いている(ラピュタが機能する時にはまるでコンピューターのように活発に動く[79])部屋と[78][111][注 37]、前述の部屋の先及び下は王族のみが入る事が出来[114][115]、その先の前述の部屋の真下に中枢の部屋が存在する[116][117][注 38]。城の上層部(頂点の建物は不明[118][104]。『型録 I』には廊下の素材は一切不明と記載されている[105])から中間層まで(第一層から第三層)は普通の石造建築で風化・崩落が著しいが、半球部は爆破も受け付けない超高硬度の未知の素材で出来ている。中枢の部屋の中央には、飛行石の巨大な結晶体が透明なガラス質の球の中に浮かんでおり[119][120][121]、その部屋にあるラピュタ文字が刻まれた「黒い石[96][97][98]」に光る飛行石の首飾りをかざす事で、ラピュタの各機能を起動・制御出来る。底部の展望室の周囲からは七基の石柱が展開し、膨大なエネルギーのプラズマが一点に集束し、巨大な爆発を生む強力な光弾を発射する事が出来る[122][123][124]。ムスカはこれを「ラピュタの雷(いかずち)」と称し、これこそが『旧約聖書』のソドムとゴモラを焼き払ったという「天の火」や『ラーマヤーナ』の「インドラの矢」だとも述べている[122][123][125]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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