ナメック星編の時は死亡しており、人造人間編以降は戦闘力自体が出てこなくなったため、サイヤ人編以降の明確な戦闘力は不明。サイヤ人編では「パワーだけならラディッツと互角」である戦闘力1200の栽培マンを圧倒している。だが、戦闘力4000のナッパには腕を切り落とされるなど全く歯が立たず、自身の命と引き換えに放った捨て身の気功砲も大きなダメージを与えるには至らなかった[注 9]。
ナッパ戦で死亡した後、あの世の界王の下で修行をし、アニメではその一環としてギニュー特戦隊のジースとバータの2人と同時に戦い勝利している。生き返った後も人造人間戦に向けて餃子と3年間修行をする。人造人間編では修行で新たに身に着けた技の新気功砲で、その時点では誰も手出しできない強さを誇っていた第2形態のセルの動きを封じて18号と16号を逃がす時間を作る活躍をみせた。しかし、セルゲームが開かれることになった際には、サイヤ人やピッコロと違い精神と時の部屋での修行を辞退しており、その後のセルジュニアとの戦いでは序盤こそ何とか応戦するも結果瀕死にまで追い詰められた。その回復後アニメでは、悟飯とセルがかめはめ波で最後の撃ち合いを行った際にはピッコロ、クリリン、ヤムチャらと共に援護攻撃もしている。
セルゲーム終了後に武道家を引退したクリリンやヤムチャとは異なり、その後も厳しい修行を続けており、魔人ブウ(悪)ゴテンクス吸収体の放った気弾を脇から相殺してみせ[36](アニメでは軌道を逸らした)、魔人ブウからも「かなりの達人」と評される[37]。 ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』、スーパーファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではプレイヤーキャラクターの一人として登場。戦闘力はクリリンやヤムチャと比べ、高めに設定されている。一部の作品によってはゲームオリジナル技「四身の拳・気功砲」を習得している。 格闘ゲームではPlayStation専用ソフト『ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22』より登場。PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズではIFストーリーなどでヤムチャとのコンビで登場することが多く、『ドラゴンボールZ2』ではヤムチャと天津飯がフュージョンして誕生した融合戦士「ヤム飯」が登場している。 PlayStation 2専用ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』では、IFストーリーで天下一武道会にて桃白白と再会し対決する。また、ヤムチャと闘わせると「あの時(第22回天下一武道会)の借りを返してもらうぜ」とリベンジを挑まれるのに対し、「お前には無理だ」と皮肉る。他にも少年時代の悟空と戦わせると悟空が小さくなっていることに驚く。続編の『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』や『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』では、ピッコロ大魔王やサイボーグ桃白白との対決が再現できる。 『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』では、比較的スタンダードな性能であり、どどん波を初めとした優秀な技をもつが、全体的な技の消費気力が大きい。また、気力がない場合は、無理矢理体力を消費して必殺技を発動することも可能であるが、リスクが非常に大きい。 『ドラゴンボールZ カカロット』のゲーム内辞典「Z大全集」では、四妖拳や四身の拳は鶴仙流の技ではなく、天津飯にしかできない人間離れした独自の技だと解説されている。 担当声優の鈴置洋孝が2006年8月に急逝したため、同年10月発売の『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』が天津飯役としての最後の出演となった。2008年6月5日発売のゲーム『バーストリミット』と『インフィニットワールド』では真殿光昭が担当。『ドラゴンボール改』と『ドラゴンボール レイジングブラスト』シリーズでは新たに緑川光が起用され、以降のアニメシリーズでは緑川が後任を務めている。
ゲームでの登場
キャスト
鈴置洋孝(『ドラゴンボール』『Z』)
山寺宏一(『Z』第82話・84話)
真殿光昭(ゲーム『バーストリミット』と『インフィニットワールド』)
緑川光(『改』『超』以降の関連作品)