天津飯_(ドラゴンボール)
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サイヤ人編ではナッパに瀕死の重傷を負わされた状態から片手でこの技を放つが、ナッパにダメージを与えるには至らず、体力を使い果たして実際に命を落とした[26](『レイジングブラスト』ではこの際の気功砲に「魂の気功砲」と名称が付いた)。魔人ブウ編では、悟飯らの危機を救うために現れ、魔人ブウ(悪)ゴテンクス吸収体の放った気功波を打ち消し、アニメではブウにも直接放ったがダメージには至らなかった。また『復活の「F」』でもフリーザ軍の兵士たちに使用した。
魔封波(まふうば)
鶴仙人と亀仙人の師匠である武泰斗が開発した技。気を奔流状に操作して展開することで相手の体の自由を奪い、お札が貼られた蓋付きの容器の中に封印する特殊な技。亀仙人がピッコロ大魔王相手に使用し失敗して落命した後、一部始終を目撃していた天津飯も特訓の末習得している。身体への負担が大きく、使用すると命を落とす場合もある危険な技。原作では電子ジャーが壊れていたため未使用に終わり、アニメで使用した際は体力こそ大きく消費したものの命を落とすことはなかった。
気合い[15] / 気合い消し[16]
気合いを発するだけで気功技を消滅させる。桃白白の放ったスーパーどどん波を一喝でかき消した。
四身の拳(ししんのけん)
実体のある4人に分身する技。分身は意識を共有しており、相手を取り囲んで逃げ場の大部分を封じた後に計12の目で相手を捉えて追撃する。弱点は実体で分かれると1体ずつの実力は低下し、4人に分かれると1体の実力は4分の1にまで低下すること[注 7]。アニメでは「天流秘奥義」と言っており、ジース&バータ戦で2人に分身したこともある。第23回天下一武道会では、武舞台の四方に分かれて悟空に気功波による一斉攻撃を仕掛けたが、悟空に前述の欠点を見破られ速攻を仕掛けられると、舞空術を使う間もなくほぼ同時に場外に吹き飛ばされた。『ドラゴンボール超』の力の大会では、遠距離から射撃位置を変えながら狙撃してくる第2宇宙の戦士ハーミラに対して、四身の拳で4人に分身し、4人分の視界と三つ目の動体視力でハーミラからの光線弾道を見切りつつ射撃位置の特定を試み、同時に分身を盾に利用して光線を防ぎながら接近を仕掛けた。ゲームでは四身の拳で分身した上で4人同時に気功砲を放つ技「四身の拳・気功砲」も存在する。
眼から光線[27] / 光線眼(こうせんがん)[16]
額の目から発射する気功波で、第23回天下一武道会で四身の拳と併用して悟空に使用。額に両手の人差し指と中指を合わせたポーズから発射する。四身の拳を使用して4人になって放つと、4本の光線が一点に集中して相手を攻撃する。
新気功砲(しんきこうほう)
修行により気功砲を進化させた技。セル(第2形態)が身動きできないほどの激しい威力の衝撃波を放つ。連発が可能になり、原作では約10発、アニメでは30発ほどをセルに放ち、人造人間18号が負傷した16号を連れ姿を隠すまでの時間稼ぎに成功するが、力を使い果たし瀕死の状態に陥った。通常の気功砲とは若干構えが異なり、右手と左手を前後にずらさず五指の先端を合わせて構える。新気「巧」砲と表記されたこともある[28]。『ドラゴンボール超』の力の大会では、亀仙人が萬国驚天掌で第3宇宙の戦士ザ・プリーチョの体の自由を奪い、その隙を天津飯が新気功砲で場外に撃ち飛ばすという連携をみせたり、姿を隠して遠距離から狙撃してくる第2宇宙の戦士ハーミラに対し、この技を放って銃口を備える両腕を破壊するなどしている。
天津飯の戦闘力

作中、書籍などで明確にされている天津飯の戦闘力は以下の3つ。
第22回天下一武道会:180
[29][30][31]
決勝戦にて対決した悟空と互角である。
サイヤ人襲来前:250[32][注 8]
ブルマの計測したスカウターの数値より。クリリンには勝るが、ピッコロには劣る。
サイヤ人戦:1830[33][34][30][31][35]
仲間と共に神様の下で修行し戦闘力が上昇。

ナメック星編の時は死亡しており、人造人間編以降は戦闘力自体が出てこなくなったため、サイヤ人編以降の明確な戦闘力は不明。サイヤ人編では「パワーだけならラディッツと互角」である戦闘力1200の栽培マンを圧倒している。だが、戦闘力4000のナッパには腕を切り落とされるなど全く歯が立たず、自身の命と引き換えに放った捨て身の気功砲も大きなダメージを与えるには至らなかった[注 9]

ナッパ戦で死亡した後、あの世の界王の下で修行をし、アニメではその一環としてギニュー特戦隊のジースとバータの2人と同時に戦い勝利している。生き返った後も人造人間戦に向けて餃子と3年間修行をする。人造人間編では修行で新たに身に着けた技の新気功砲で、その時点では誰も手出しできない強さを誇っていた第2形態のセルの動きを封じて18号と16号を逃がす時間を作る活躍をみせた。しかし、セルゲームが開かれることになった際には、サイヤ人やピッコロと違い精神と時の部屋での修行を辞退しており、その後のセルジュニアとの戦いでは序盤こそ何とか応戦するも結果瀕死にまで追い詰められた。その回復後アニメでは、悟飯とセルがかめはめ波で最後の撃ち合いを行った際にはピッコロ、クリリン、ヤムチャらと共に援護攻撃もしている。

セルゲーム終了後に武道家を引退したクリリンやヤムチャとは異なり、その後も厳しい修行を続けており、魔人ブウ(悪)ゴテンクス吸収体の放った気弾を脇から相殺してみせ[36](アニメでは軌道を逸らした)、魔人ブウからも「かなりの達人」と評される[37]
ゲームでの登場

ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』、スーパーファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではプレイヤーキャラクターの一人として登場。


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