天使にラブソングを2
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演 - キャシー・ナジミーデロリスの親友のひとりで、非常に陽気でふくよかな若いシスター。音楽好きかつノリの良さも相変わらずで、ロバート、ラザラスと常に行動を共にしている。仲間のシスターたちと共に社会奉仕先の聖フランシス高校で教職を務めているがやんちゃな生徒たちに手を焼いている。ラザラス曰く能天気かつマイペースで滅多に怒らない性格だが、生徒たちはそんな彼女を2回も怒らせたらしい。
シスター・メアリー・ロバート
演 - ウェンディ・マッケナデロリスの親友のひとりで若いシスター。前作の一件を経て、引っ込み思案な性格を克服してすっかり明るくなり、今では公演中のベガスの大舞台に物怖じせずに飛び入りするほどの度胸も身についている。風紀の乱れ著しい学校の立て直しを引き受けたデロリスと共に、生徒たちに聖歌隊の活動内容を披露するため、生徒たちと結成した聖歌隊のコンクール出場費用の捻出のために再びステージに立つ。母親と将来の夢の間で葛藤するリタの悩みにいち早く気づき向き合おうとするも拒絶されたため、自分を救ってくれた存在として強い信頼を寄せるデロリスに彼女を託す。
シスター・メアリー・ラザラス
演 - メアリー・ウィックスデロリスの親友のひとりで年長の大柄なシスター。前作の一件で厳格かつ気難しい性格もすっかり解れ、茶目っ気たっぷりで愛嬌がある。音楽回りの指導力をきちんと身に着けたようで、校内コンサートに向けた練習で発声練習を指導している姿や、コンテスト本番を迎えて緊張する生徒にリラックスの仕方を教えている姿も見られる。
聖フランシスコ高校の生徒たち
リタ・ルイス・ワトソン
演 -
ローリン・ヒル音楽クラスの中心的存在である黒人の少女。性格は少々短気だが根は素直。母子家庭育ちで、歌手になる夢を母親に否定されることに悩んでおり、母と夢の間で板挟みとなっている。その事を誰にも相談できずに抱え込んでおり、その反動で教師に対してつっぱった態度をとっている。当初はデロリスに反感を抱いて反抗的な態度を取るが、誰にもついてきてもらえず孤立してクラスを出て行く。その後、デロリスの働きかけを受けて心を開いていき、母の反対を押し切って合唱コンクールに出場、母親とも和解する。歌唱力はかなりのもので、「Joyful,Joyful」ではソロパートを務める。
ターニャ
演 - ターニャ・ブロントリタの親友。短髪で比較的背が高く、痩せた黒人の少女。リタの才能を認めており、孤立したリタが出て行ったあとも変わらずに接しあう。歌唱力はリタに負けず劣らずかなり高く、中盤で彼女と共に「His eye on the sparrow」をデュエットする。「Joyful,Joyful」ではゴスペルコーラスで最高音を担当し、ハイレベルなハーモニーを歌う。
ウェスリー・グレン・“アマール”・ジェームズ
演 - ライアン・トビーアフリカの英雄シャカ・ズールーの誇りを胸に抱く黒人の少年。奴隷時代に与えられた白人的代名であることを気にしているため常日頃からアマールと名乗っている。白人が黒人発祥の文化を享受することを快く思わず、白人から黒人の優位性を取り戻すことを常に主張するが、その情熱は空回り気味。当初は歌う際に大きな声を発することができなかったが、デロリスの特訓によって校内コンサートではソロを務めるほどに上達。「Oh,Happy Day」の熱唱からのホイッスルボイスでデロリスや聴衆を驚かせた。
リチャード・“スケッチ”・ピンカム
演 - ロン・ジョンソンスケッチブックをつねに持ち歩く、体格の良い黒人の少年。スケッチのあだ名はその姿からつけられたもの。家は貧しく、授業料のためにいつもアルバイトをしているため、学校では疲れて眠ってしまう。「Joyful,Joyful」の楽曲内では、フランケイとラップを披露する。
フランケイ
演 - デヴィン・カミン教室にステレオを持ち込んではラップを歌う白人のやんちゃな少年。何かにつけて黒人の誇りを持ち出すアマールことをよくおちょくっている。軽薄で調子のいい性格だが、後半では教師としてのデロリスの思いに賛同し、みなを引っ張っていく。「Joyful,Joyful」ではラップを披露する。
マーガレット
演 - ジェニファー・ラブ・ヒューイット音楽クラスの茶髪の白人の女の子。授業中に化粧をしはじめ、デロリスに叱られる。ジェニファーは生徒役の中で最年少であった(当時14歳)[2]
マリア
演 - アランナ・ユバック音楽クラスの女の子で赤みのある茶色の髪をもつ。「メリーさんの羊」の曲を知らなかったことや好きな歌が古い「ラブ・ボート」であったことから周りに少し馬鹿にされるがデロリスに擁護された。
マークス
演 - メヘラン・マークス・ディシェインピアノ担当。
タイラー・チェイス
演 - クリスチャン・フィッツァレス真面目な男子生徒。
その他生徒たち
演:ヴァレリア・アンドリュース、ディオナ・ブルックス=ジャクソン、モニカ・カルフーン、マーサ・ゴンザレス、ディオンドレイ・ゴセット、フランク・ハワード、ディヴィット・カーター、キンバリー・クラミール、ディーディー・マグノ、パトリック・マローン、アレックス・マーティン、ジャーマイン・モンテール、サシャ・トーマス、アシュリー・トンプソン個性豊かなクラスのメンバーたち。
学校関係者
クリスプ理事長
演 -
ジェームズ・コバーン聖フランシス高校理事長。校内の風紀の悪化著しく生徒数も少なくなった学校を見限って閉鎖を企み、自身は引退し退職金で楽な暮らしをしようと考えている。その考えを臆面もなく周囲に漏らしているため修道院の面々からの評価は低く、生徒たちにも嫌われている。最終的には聖歌隊の活躍によって目論見が崩れ去り、院長に言いくるめられて聖歌隊の立役者にまつりあげられたことで他校へ飛ばされる羽目になってしまった。修道院長から名前を捩られてクリスピーと言われるシーンがある。
モーリス神父
演 - バーナード・ヒューズ聖フランシス高校校長。保守的で、閉鎖の時まで波風立てまいと対外的な活動を認めようとせず、事なかれ主義を貫こうとする。デロリスの素性を知って出場をやめさせようとコンクール会場に駆けつけるが、教え子たちの初々しい晴れ姿を眼にしたことで気持ちが変わり、子供たちに晴れ舞台を踏ませてやろうと決心する。聖キャサリン修道院長とは若い頃からの知り合いであり、共にそのやんちゃぶりで大司教に迷惑をかけていた仲だったらしい。
イグナティウス神父
演:マイケル・ジェッター細身かつちょびひげではげかけのボサボサ頭の神父で数学教師。性格は基本的には気弱ながらも行動派で、デロリスと生徒のためにクリスプを部屋に閉じ込め、ドアにサラミで鍵をする。エンディングでは歌声を披露し、勢いよく踊ったり、カメラを追いかけたりする。
トーマス神父
演:ブラッド・サリヴァンラテン語教師の神父。堅物そうで少々陰気な雰囲気の顔立ちが特徴。授業においては抑揚の乏しいぼそぼそ声で途切れなく延々と喋り続けているだけのため、生徒のほとんどに授業を退屈がられている。車内でハンドルを握ると性格どころか人格が変わるレベルになる。デロリスの正体が発覚したことをシスターたちに告げる時こそ陰険そうな表情を見せるが根は生徒思いであり、モーリス神父の心変わりに賛同して他の神父たちと共に理事長の排除に積極的に動いた。
ウォルフガング神父
演:トーマス・ゴチャック名前からわかる通りドイツから来た料理人で、聖フランシス高校の料理長。ロバート曰くソーセージ料理しか作れないらしく、モーリスに「我々の身体のことを考えてくれている」と皮肉を言われ、ラザラスからは「毎日ソーセージ責めよ」と言われていた。また、ソーセージはパトリック曰く「生のまま出す時もある」との事。尚、本人自身がソーセージがかなり好きなようで、サラミを持ち歩いているシーンがある。
その他
聖キャサリン修道院聖歌隊のシスターたち
演:スーザン・ジョンソン、スーザン・ブロウニング、エディス・ディアス
(英語版)、ダーリーン・コーデンホーヴェン、ベス・ファウラー、ルース・コバート、プルーデンス・ライト・ホルムズ、カルメン・サパタ、パット・クロフォード・ブラウン、エレン・アルバーティーニ・ダウ、シェリ・イザード、ジョージア・クレイトン前作でデロリスと親友となったシスターたちで、本作では学生たちに聖歌隊の活動ぶりのデモンストレーションと、コンクール参加資金の捻出のためデロリスに協力する。'Ball of confusion'ではカルメン・サパタ演じる眼鏡のシスターがコンガを、スーザン・ブロウニング演じるシスターがギロを、ほかのシスターたちが難しめの振り付けを覚える。なお、タンバリンのシスターを演じたダーリーン・コーデンホーヴェンは未参加だが、「Dancing In The Street/Get Up Offa That Thing」ではメインコーラス5人[注 1]のひとりになっている。エンディングではシスターのうち一番小柄な老年シスターのエレン・アルベルティーニ・ダウが横ステップダンスを、小柄で丸っこいシスターのエディス・ディアスが緩やかに一回転する踊りを、若めの眼鏡シスターのシェリ・イザードがコミカルな踊りを披露している。なお、エンディングではシスターを演じた内の何人かがおらず、シスター・ロバートの歌の吹き替えを担当しているアンドレア・ロビンソンが演じるシスターが参加している。
その他のシスターたち
演:アンドレア・ロビンソン、アイリス・グラヴィス、パメラ・テイラー、ロバート・J・ベンソン、ジュリエット・ハガーマン、クリスティーナ・ロイスター、クワク・A・ジェームズ、ロイ・M・クレイトン、クワメ・ジェームズ、ラティーシャ・クレイトン、エリカ・アトキンス、ジェニファー・リーヴィス聖キャサリン修道院のシスターたちと同じように聖フランシス高校に奉仕するシスターたち。資金集めの際は大抵のシスターが外に出たり窓から覗いたりするが、アンドレア・ロビンソンが演じた若めのシスターだけは参加して歌っている。なお、ロビンソンはシスター・ロバートの歌唱(エンディングを除く)を担当している。
フローレンス・ワトソン
演 - シェリル・リー・ラルフリタの母親。夫に先立たれ、自宅で美容室を開いて女手一つで娘を養っている。職業として安定性がないという理由で歌手になりたいというリタの夢を頑なに否定し続けるが、舞台に立つ娘の歌声を聞いて考えを改め、和解する。娘に対する高圧的な態度が目に付くが、同じく歌手を目指しながらも芽が出る事なく志半ばで死んだ夫や、それを長年支えてきた自分と同じような苦労をしてほしくないという親心からでもある。
ジョーイ・バスタマンテ
演:ロバート・パストレリデロリスのマネージャー。舞台に飛び入りしたシスターたちをいたく気に入った様子を見せる。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ソフト版
日本テレビ
デロリス
シスター・メアリー・クラレンスウーピー・ゴールドバーグ後藤加代中村晃子
修道院長マギー・スミス京田尚子藤波京子
シスター・メアリー・パトリックキャシー・ナジミー信沢三恵子さとうあい
シスター・メアリー・ラザラスメアリー・ウィックス牧野和子河村久子
シスター・メアリー・ロバートウェンディ・マッケナ石川悦子矢島晶子
モーリス神父バーナード・ヒューズ納谷悟朗村松康雄
クリスプ理事長ジェームズ・コバーン小林清志
イグナティウス神父マイケル・ジェッター安原義人納谷六朗
ウォルフガング神父トーマス・ゴチャック安西正弘堀川仁


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