山頂部は比較的に平坦で、ババ池、不動池、千代池(せんだいいけ)などの池が点在する。この平坦面の南西部には、それぞれ「表砂漠」「裏砂漠」と呼ばれる、砂の堆積した地域がある[注釈 2]。
最高地点は571.8mの三角点であるが、他に、529m、524mなどのピークがある。また、東尾根上に503mの櫛ヶ峰がある。
山頂付近から西南西に向けて神津沢の谷がえぐられており、これによって西斜面は黒島(南)と白島(北)の2つに大きく分けられる。黒島と白島のそれぞれに登山道がある。神津沢は神津島の中心集落の北部、神津島港の南で太平洋に注ぐ。山頂部には東に2つの展望地があり、その内のひとつは、東京都によって「新東京百景」に選定されている。展望地からは、伊豆大島、利島、新島、式根島、三宅島、御蔵島などが見渡せる。また、別の場所からは、伊豆半島も望むことができる。
「花の百名山」および「新日本百名山」にも数えられており、ラン科や高山植物等の多様な植生や小型生物の多様性を有している。絶滅危惧種や固有種も含まれており、ナミエヤマガラ、ミクラミヤマクワガタ、「コウヅエビネ」、イワチドリ(英語版)など特筆すべき種類も確認されている[5]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
^ 上の写真にて、中央の細長い白い部分と、右の白い部分である。
出典^ 国土地理院地図より、2016年10月確認
^ a b c 出典 : 神津島 - 気象庁、2016年10月閲覧
^ a b 詳細火山データ集 神津島 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2016年10月閲覧
^ 日本活火山総覧(第4版)Web掲載版 神津島 (PDF) - 気象庁、2016年10月閲覧
^ 東京都環境局, 神津島の動植物, 東京の自然公園
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、天上山 (東京都)に関連するカテゴリがあります。
神津島 - 気象庁
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