大阪国際女子マラソン
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^ a b c d e f 大阪国際女子マラソン20年誌編纂委員会/編集『大阪国際女子マラソン20年誌』日本陸上競技連盟、2001年、81頁。 
^ 震源に近く、当時のメインスポンサーだったダイエーの店舗が多数所在していた兵庫県の南部などに甚大な被害が出たことから、大会に関与することが告知されていた企業や団体は被災地域の復旧を優先。当時ダイエーが運営していた店舗では、大会を中止することを伝える文書を店頭に貼り出していた。当大会へのエントリーを済ませていた選手のうち、当時の日本代表候補選手は、2ヶ月後(3月開催)の名古屋国際女子マラソンに回っている。
^ 男女混合レースとして開催された2021年の第40回大会で、優勝した一山のゴールタイムがこの記録を上回ったことから、同大会以降は女子単独レースとしての大会記録と扱われている。
^ 2017年名古屋ウィメンズマラソンで更新する。
^Microsoft Word - 2012大会要項(B.doc - outline.pdf
^JAAF主催大会放送予定を公開しています 。公益財団法人日本陸上競技連盟
^ 指定された記録を上回るゴールタイムで完走した優勝者の松田と、3位の安藤友香(スズキ浜松AC)が出場権を獲得。
^ 指定されたタイム(2時間28分00秒)を上回った4位の中野円花(ノーリツ)(記録:2時間27分39秒)が出場権を獲得。
^ a b 2003年の第22回大会で野口が樹立した大会記録を上回っているが、男女混合レースとしての大会記録として野口の記録と併記されている。
^ 優勝者の松田から6位の佐藤早也伽(積水化学)までの6名が、指定されたタイム(2時間28分00秒)を上回ったため出場権を獲得。
^ 日本人選手内トップ(全体3位)の安藤友香と2位(全体4位)の上杉真穂は2022年内の他大会で出場権を得ていたが、日本人選手内3位(全体5位)の吉川佑美から6位(全体8位)の大東優奈(天満屋)までの4名が、指定されたタイム(2時間28分00秒)を上回ったことに伴って出場権を新たに獲得。
^ 2位の前田穂南が、2時間18分59秒というゴールタイムで女子マラソン競技における日本記録(野口みずきが2005年のベルリンマラソンで樹立)を19年振りに更新。

放送
テレビ第30回(2011年)の実況中継放送に使われた東海テレビと関西テレビのロードレース移動中継車<左が東海テレビ・右が関西テレビの車両>

関西テレビが中継の制作を担当。同局が加盟するFNS系列の全28局で中継を放送するほか、一部の系列局(フジテレビ東海テレビなど)が制作に協力している。以下では、2024年の43回大会中継におけるコメンタリー陣を記す。

関西テレビ本社内・放送センター

解説:高橋尚子渋井陽子福士加代子

実況:岡安譲(関西テレビアナウンサー)


ヤンマーフィールド長居

解説:有森裕子

実況:新実彰平(関西テレビアナウンサー)


第1放送車

解説:野口みずき

実況:石田一洋(関西テレビアナウンサー)


第2放送車(サイドカー)

リポート:服部優陽(関西テレビアナウンサー)


バイクリポート:千葉真子

沿道リポート:橋本和花子(関西テレビアナウンサー)

優勝者インタビュー・「ヒロインブース」進行:谷元星奈(同上)

選手・監督インタビュー:山本大貴(同上)

第39回大会(2019年)までの中継は、関西テレビ本社(大阪市北区)のスタジオから副音声向けの生放送も実施。第37回(2017年)以降の大会では、第36回以前の大会で主音声の中継に出演していた大橋雄介(スポーツ担当)と高橋真理恵が進行役を務めていた[59]

第40回大会(2020年)からは、副音声に代わって地上波中継とのサイマル方式によるYouTube上でのライブ配信を開始。第41回大会(2022年)では、前年まで地上波中継の解説を長らく務めていた増田明美などが、「裏生実況」と称して地上波とは別立ての実況・解説に臨んでいる[60]

公道をコースに使用する例年の大会では、公道の走行に適した2台の大型移動中継車と、複数のバイクを使用。例年の大会では、メイン実況を担当するアナウンサーとメイン扱いの解説者が、先頭集団の前方を走る第1移動中継車(1号車)へ搭乗する[19]。また、解説者の千葉[61] と、関西テレビのスポーツアナウンサーから1名が二輪バイクや三輪のサイドカーに分乗しながらリポートを送っている。

長居公園内のランニングコースを周回ルートとして使用することが急遽決まった第40回大会(2021年)では、ランニングコース上で出場選手が走行できるゾーンの全幅(6m)が例年のルート上の公道より狭いことから、前述した中継車の使用を断念。乗用車(協力社であるダイハツ工業製の軽乗用車など)やバイクを中継で駆使したほか、周回ルートを走行中の選手を俯瞰で撮影できるカメラを、公園内の2ヶ所に設置した。また、メイン実況の岡安と解説者の増田・野口は関西テレビ本社内の「放送センター」、他の解説者(有森と高橋)は(長居陸上競技場を含む)長居公園内から中継に出演していた[19][61]

第41回大会(2022年)から公道を組み込んだルートの使用を再開したことに伴って、公道上では移動中継車に実況アナウンサーと解説者が1名ずつ搭乗しながらレースの模様を伝える体制が復活。その一方で、他のアナウンサーから1名がリポート用に搭乗する自動車(放送上の呼称は「2号車」)を、バイクからサイドカーへ変更した。また、メイン扱いの実況アナウンサーと解説者は、第41回以降の大会でも関西テレビ本社内の「放送センター」からの出演を続けている。



かつては、スポンサーからの要請でTBS系列青森テレビでも2004年まで放送されたが、放送開始の12時の時点では同局がTBS系列である関係などから同時ネットが不可能であるため、時期によってはレース途中飛び乗り、又は1時間遅れ時差ネットが繰り返された。

また、岩手県では岩手めんこいテレビが開局する以前、TBS系の岩手放送(現・IBC岩手放送)でも1991年まで2時間遅れの時差ネットをしていたこともある。

山形県では山形テレビで1993年大会まで放送していた。

第25回大会(2006年)から第27回大会(2008年)までは地上波放送の他にBSデジタル放送のBSフジ、関西テレビが運営するCS放送京都チャンネルで放送日当日に録画放送されていた。

エピソード

関西テレビのアナウンサーとして長年スポーツ実況を担当してきた
馬場鉄志は、第11回大会(1992年)から第29回大会(2010年)まで、前述した1号車を通じて優勝争いを毎年伝えていた。第19回大会(2000年)では、優勝したリディア・シモン(ルーマニア)と2位の弘山晴美との壮絶な争いを、ぎりぎりまで絶叫しながら実況した。同局のアナウンサー時代に全国的な知名度を得ていた桑原征平京都外国語大学の付属校である京都西高等学校の出身)も、海外での体当たり取材で英語によるスピーチを何度も披露していた経験を買われて、スポーツ担当でないにもかかわらず在職中(フジテレビへ出向していた1986年)に開催された第5回大会でロレーン・モラーへの優勝者インタビューを任されていた。その一方で、関西テレビアナウンサー時代の2016年までレースの実況を担当した後にスポーツ局へ異動した山田恭弘は、2024年に第43回大会の中継と関連番組(後述)でプロデューサーを務めている[62]


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