大邱広域市
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日本統治時代、1910年に大邱郡は大邱府(たいきゅうふ)に改められ[5]1914年に大邱府と達城郡は分離、独立後の1949年に大邱府は大邱市になっている。

敗戦後、大邱は海外帰還同胞の定着により人口が急激に増加し、大韓民国の大都市として成長した。1950年7月16日、朝鮮戦争により8月17日まで大韓民国の臨時首都となり、1981年7月1日、慶尚北道 大邱市が大邱直轄市へと昇格した。1988年1月1日、西区及び南区の一部をもって達西区が設置され、1995年1月1日、地方自治体が施行されると共に大邱広域市に改称された。また、1995年3月1日、達城郡全域を慶尚北道から編入し、現在の大邱広域市は883.56 km2に拡大された。

さらに、大邱は2002年FIFAワールドカップ本選、2003年夏季ユニバーシアードを開催した経験をもとに、2011年大邱世界陸上競技選手権大会、2012年第93回全国体育大会、2013年大邱世界エネルギー総会が開催された。以降、2015年第7回世界水フォーラムを開催した大邱市は、.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}水(みず)産業の中心地として位置づけられている。

1910年10月1日 - 大邱郡が大邱府に改称。

1911年11月14日 - 大邱府東上面・西上面が合併し、大邱面が発足。

1914年4月1日 - 大邱府を分割し、都市部である大邱面の大部分が新たな大邱府に昇格。大邱府の農村部と玄風郡を達城郡に改編。

1917年4月1日 - 達城郡寿城面の一部を編入。

1938年10月1日 - 達城郡寿城面および達西面・城北面のそれぞれ一部を編入。

1949年8月15日 - 大邱府が大邱市に改称。

1957年11月6日 - 達城郡東村面・月背面・城西面・嘉昌面・公山面を編入。

1963年1月1日 - 中区東区西区南区北区を設置。(5区)

一部を達城郡に返還。

公山出張所管轄区域の大部分 → 公山面。

嘉昌出張所管轄区域部分 → 嘉昌面。

城西出張所管轄区域 → 城西面。

月背出張所管轄区域 → 月背面。



1980年4月1日 - 東区の一部区域を分離し、寿城区を設置。(6区)

1981年7月1日 - 慶尚北道大邱市が大邱直轄市に昇格。慶尚北道から周辺区域を編入し、次の通りに市域を拡張。(6区)

達城郡のうち

月背邑が南区に編入。

城西邑が西区に編入。

公山面・慶山郡安心邑が東区に編入。


漆谷郡漆谷邑が北区に編入。

慶山郡孤山面が寿城区に編入。


1988年1月1日 - 西区・南区の各一部をもって達西区を設置。(7区)

1995年

1月1日 - 大邱直轄市が大邱広域市に改称。(7区)

3月1日 - 達城郡を慶尚北道から移管。(7区1郡)


2023年7月1日 - 軍威郡を慶尚北道から移管[6]。(7区2郡)

地理
地形

大邱は標高が高く規模の大きな山脈に囲まれている盆地である。北側には八公山(1,193m)の山脈が、南側には琵瑟山(1,084m)の高い山並みが連なっている。また、新川が南から北へと流れ、北側で琴湖江と合流する。大邱市街地は、新川を中心に両側に広がっている。大邱広域市



気候

全体的な降水量は少ない。最高記録気温は40.0℃(1942年8月1日)、最低記録気温は?20.2℃(1923年1月19日)にまで達したことがある。大邱は大韓民国で夏の平均気温が高い方である。1942年に大韓民国で観測以来最も高い最高気温である40.0℃を記録したが、2018年に41.0℃を記録した洪川郡によって更新された。

大邱広域市(大邱地方気象庁)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)16.5
(61.7)24.4
(75.9)26.9
(80.4)32.0
(89.6)37.4
(99.3)38.0
(100.4)39.7
(103.5)40.0
(104)37.5
(99.5)31.8
(89.2)26.6
(79.9)20.8
(69.4)40.0
(104)
平均最高気温 °C (°F)5.9
(42.6)8.8
(47.8)14.2
(57.6)20.6
(69.1)25.7
(78.3)28.7
(83.7)30.8
(87.4)31.3
(88.3)27.0
(80.6)22.0
(71.6)14.9
(58.8)7.9
(46.2)19.8
(67.6)
日平均気温 °C (°F)1.1
(34)3.5
(38.3)8.4
(47.1)14.5
(58.1)19.7
(67.5)23.4
(74.1)26.3
(79.3)26.7
(80.1)22.1
(71.8)16.2
(61.2)9.4
(48.9)3.0
(37.4)14.5
(58.1)
平均最低気温 °C (°F)?2.9
(26.8)?1.1
(30)3.3
(37.9)8.8
(47.8)14.1
(57.4)18.8
(65.8)22.8
(73)23.1
(73.6)18.0
(64.4)11.4
(52.5)4.8
(40.6)?1.2
(29.8)10.0
(50)
最低気温記録 °C (°F)?20.2
(?4.4)?16.4
(2.5)?10.9
(12.4)?6.0
(21.2)1.8
(35.2)7.8
(46)11.3
(52.3)12.3
(54.1)6.2
(43.2)?2.0
(28.4)?8.6
(16.5)?15.2
(4.6)?20.2
(?4.4)
降水量 mm (inch)18.6
(0.732)25.4
(1)49.0
(1.929)70.6
(2.78)77.9
(3.067)129.2
(5.087)223.9
(8.815)245.3
(9.657)142.4
(5.606)50.1
(1.972)29.7
(1.169)18.7
(0.736)1,080.8
(42.551)
平均降水日数 (?0.1 mm)4.54.77.18.28.89.413.913.49.35.25.14.494.0
平均降雪日数4.22.21.40.10.00.00.00.00.00.00.53.011.4
湿度51.449.849.850.855.863.871.772.269.362.858.253.359.1
平均月間日照時間195.5188.6210.8220.2232.6175.1153.0156.6164.0206.2183.9189.42,275.9
出典:韓国気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1907年-現在)[7][8]

経済

2021年大邱の地域内総生産(GRDP)の規模は57.9兆ウォンである。また、一人当たり地位総生産は23,958千ウォンである。地域の銀行には韓国初の地方銀行であるDGB大邱銀行がある。
産業
農業

1995年、大邱と達城郡の統合により、農業の比重が高くなった。2015年基準の農家号数は16,571号、農家人口は44,542人、農耕地面積は8.291haである。洛東江と琴湖江を持つ達城郡地域で米が多く生産されたが、現在は近郊農業や酪農業の比率が高くなっている。
商業

大邱は昔から交通の要衝であり、嶺南地方の商圏の中心地として発達し、李氏朝鮮の時代にすでに全国3大市場の一つである西門市場と薬令市の名が知られていた。


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