富山県小矢部市出身の実業家「大谷米太郎」（大谷重工業（合同製鐵の前身の一つ）、ホテルニューオータニの創業者）の実弟にも同姓同名の実業家「大谷竹次郎」（昭和電極（現・SECカーボン）元社長・1895?1971没[7]）がいるが、全くの別人である。こちらの大谷竹次郎は、兵庫県西宮市に邸宅と美術品コレクションを寄贈した。これが今日の「西宮市大谷記念美術館」である[8]。

なお、松竹の大谷竹次郎は昭和初期に浅草公園六区興行街の劇場をことごとく買収または新規開業させ、同地区の興隆に一役買った。昭和50年代に入り同地区が斜陽化した際、松竹が撤退して入れ替わりにTOC（浅草ROX）が進出した。このTOCの創業者が大谷重工業の大谷米太郎である。
栄典

1940年（昭和15年）8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章[9]

脚注・出典^ 「秋晴れ 文化の日 文化勲章授与式」「天皇陛下から励ましのお言葉」。前列左から平沼亮三、二木謙三、大谷竹次郎、後列左から増本量、前田青邨、和辻哲郎。『毎日新聞』1955年11月3日。
^ a b c d e f 大谷竹次郎 神奈川県立図書館 2018年7月9日閲覧。アーカイブ 2018年7月3日 - ウェイバックマシン
^ a b 大谷竹次郎『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]
^ 『キネマの青春』岩本憲児、リブロポート, 1988, p135
^ 城戸四郎『人事興信録. 第13版(昭和16年) 上』
^ 『新版大谷竹次郎』田中純一郎、時事通信社、1995年、p171
^ “館報 教育記念館83号” (PDF). 公益財団法人富山県ひとづくり財団 富山県教育記念館. p. 4 (2014年10月). 2024年3月12日閲覧。 “第24回郷土先賢室顕彰者紹介”
^ ⇒西宮市大谷記念美術館／美術館について（2018年12月30日閲覧）。
^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

関連人物

白井信太郎

城戸四郎

小林一三

永田雅一

松尾國三

大蔵貢

大谷隆三

関連項目

大谷竹次郎賞

歌舞伎

映画

典拠管理データベース
全般

⇒FAST

ISNI

VIAF

WorldCat

国立図書館

アメリカ

日本

チェコ