大老
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- 慶応元年11月12日1865年12月29日)蟄居播磨姫路藩

大老格

氏名在任中の官位異動前職在職期間後職城地
柳沢吉保従四位下行左近衛権少将兼美濃守
(異動なし)側用人
老中格宝永3年1月11日1706年2月23日
- 宝永6年6月3日1709年7月9日)隠居甲斐甲府藩

諸藩の大老

諸藩では藩主が幼少のときなどに、藩主を補佐するために設置された非常置の役職として大老職を置く藩もあるが、設置されているのが稀なポストであり、会津藩福岡藩高松藩などで見られる。設置されている藩でも、幕府の役職も掲載される『江戸武鑑』では「大老」の項目名は付されないが、会津藩では家老の項目より上位に記載されている。会津藩の大老として『江戸武鑑』で確認できる者に、松平容衆の代の田中玄宰や北原光裕がいる。また、水戸藩には800石取りの大老として藤井徳昭出石藩には1500石取りの仙石久寿がいる。
参考文献

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2021年12月)


美和信夫『江戸幕府大老就任者に関する考察』(「麗澤大学紀要」26号) 1978年12月 ※美和信夫『江戸幕府職制の基礎的研究:美和信夫教授遺稿集』(広池学園出版部 1991年7月発行 ISBN 4-89205-297-3)にも所載。

小池進『江戸幕府「大老」の成立をめぐって』、『江戸幕府直轄軍団の形成』 吉川弘文館 2001年9月 ISBN 978-4-642-03370-1

関連項目

老中

五大老

保科正之 - 家光の弟であり、親藩に該当するため正式な大老ではないが、家綱時代の元老

大政参与

政事総裁職

外部リンク

『大老
』 - コトバンク










江戸幕府大老


井伊直孝1632頃-?

酒井忠世1636

土井利勝1638-1644

酒井忠勝1638-1656

酒井忠清1666-1680

井伊直澄1668-1676

堀田正俊1681-1684

井伊直興1697-1700

井伊直該(再任)1711-1714

井伊直幸1784-1787

井伊直亮1835-1841

井伊直弼1858-1860

酒井忠績1865

(幕府廃止により廃職)

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