常滑線用に2面4線、築港線用に1面1線のホームを持つ有人駅。ホーム有効長は常滑線用の1 - 4番線が8両、築港線用の5番線が4両である。常滑線用はカーブの途中に設置されているために奇数ホーム(カーブ外側)が本線、偶数ホーム(カーブ内側)が待避線になっており、須ヶ口駅(待避はできないが、奇数ホームに津島線の電車、偶数ホームに本線の電車が入る当駅と似た形)と同じく、名鉄では珍しい。
のりば番線路線方向行先備考
1TA 常滑線下り中部国際空港・河和・内海方面[11]本線
2待避線
3上り金山・名鉄名古屋方面[11]本線
4待避線
5CH 築港線-東名古屋港ゆき[11]
駅出入口・改札口は東側にあり、各ホームとは跨線橋で結ばれている。また、跨線橋の5番線(築港線)ホームへの通路には中間改札が設けられており、ここで東名古屋港駅の改札処理を行う(同駅には改札が設置されていない)。築港線の列車運行がない時間帯は中間改札が封鎖され、5番線ホームには立ち入りできない。
名古屋方面が不通になった際に、太田川方面からの列車が当駅で折り返しとなることがある。それに備えて駅の前後に片渡り線が設置されており、名古屋方面から3・4番線への入線、および4番線から太田川方面への出発が可能になっている。
駅構内には留置線が併設されており、夜間留置や予備車両の留置、日中時間帯の車両留置が行われる。また、名古屋本線の神宮前駅以東や常滑線当駅以南で人身事故などにより不通になった場合には、神宮前止まりとなった列車を当駅留置線へ回送した後、折り返して神宮前発として運転することがある。
バリアフリー工事により、今まで設置されていなかったエレベーターや列車案内[注釈 2]が設置されるようになった。同時に自動放送[注釈 3]も稼動した。それまでは駅員が放送を行っていた。
築港線中間改札口
1 - 4番線
5番線
配線図.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}大江駅 構内配線の変化 (左:名古屋方面、右:太田川方面、下:東名古屋港方面)配線改良前(1986年)
出典:[12]配線改良後(2009年)
出典:[13][14]凡例配線改良前の大江駅改良後の大江駅
利用状況
「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は4,682人である[15]。
『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,359人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中78位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中10位であった[16]。
『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は6,039人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間[注釈 4]内各駅を除く名鉄全駅(342駅)中70位、常滑線・築港線(24駅)中8位であった[17]。
『名古屋市統計年鑑』によると、2019年度の1日平均乗車人員は2,837人である。各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[18]。
年度1日平均
乗車人員
1997年2,466
1998年2,329
1999年2,201
2000年2,233
2001年2,227
2002年2,197
2003年2,182
2004年2,354
2005年2,461
2006年2,593
2007年2,639
2008年2,718
2009年2,550
2010年2,510
2011年2,570
2012年2,587
2013年2,671
2014年2,634
2015年2,721
2016年2,737
2017年2,838
2018年2,875
2019年2,837
利用者数は南隣の準急停車駅である大同町駅の半分にも満たないが、駅の構造上緩急接続が可能なため一部の快速急行と全ての急行・準急が停車する。なお、2005年1月29日のダイヤ改正まで、河和線直通の急行は一部を除いて停車しなかった。
駅周辺
主な施設
国道247号
環状線(名古屋市道名古屋環状線)
愛知県立名古屋南高等学校
名古屋市休日急病診療所
日本ガイシスポーツプラザ(名古屋市総合体育館) - 徒歩で約15分。
キクテック本社・愛知支店
スターバックス コーヒー 名古屋港東通店
ローソン 南区港東通一丁目店
バス路線
名古屋市営バス
「大江駅」停 - 駅前すぐ。
神宮15系統:神宮東門 - 大江駅 - 要町 - 鳴尾車庫
「港東通」停 - 駅南側へ徒歩で4分程度。
新瑞13系統:新瑞橋 - 港東通 - 鳴尾車庫 - 新瑞橋(循環)
新瑞14系統:新瑞橋 - 港東通 - ワイルドフラワーガーデン
神宮12系統:神宮東門 - 港東通 - 北頭 - 鳴尾車庫
隣の駅
名古屋鉄道
TA 常滑線□ミュースカイ・■特急・□快速急行通過□快速急行(平日朝の中部国際空港行き3本)神宮前駅(NH33) - 大江駅(TA03) - 太田川駅(TA09)■急行神宮前駅(NH33) - 大江駅(TA03) - (一部大同町駅(TA04)・聚楽園駅(TA07)) - 太田川駅(TA09)■準急神宮前駅(NH33) - 大江駅(TA03) - 大同町駅(TA04)■普通道徳駅(TA02) - 大江駅(TA03) - 大同町駅(TA04)CH 築港線(普通のみ運転)大江駅(TA03) - (名電築港駅) - 東名古屋港駅(CH01)
※ かつては道徳駅 - 当駅間に山崎川駅が存在した(貨物駅。1972年廃止)[19]。