大日本製薬
ドプス:ドロキシドパ - ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤
ラツーダ:ルラシドン - 抗精神病薬/双極性障害のうつ症状治療薬
リサイオ:チオテパ - 造血幹細胞移植前治療薬
ヒビテン:クロルヘキシジン - 殺菌消毒剤 ※ジーシーへも販売している
タガメット:シメチジン - H2受容体拮抗薬世界初のH2ブロッカー製剤。2000年(平成12年)にスミスクライン・ビーチャムがグラクソ・ウエルカムと統合しグラクソ・スミスクラインが発足した際、グラクソが開発し旧来から住友製薬に販売委託されていた同効能のザンタック(ラニチジン)と重複するため、日本では販売・製造権ともに住友製薬へ譲渡した。
ヒロポン:メタンフェタミン - 覚醒剤1941年(昭和16年)の発売当初は一般用医薬品として市販されていたが、1951年(昭和26年)以降、「覚醒剤取締法」で原則的には禁止薬物に指定された。施行後は、同法で特別の許可を受けた医療機関に対してのみの販売となっている。
パム:プラリドキシム - 有機リン剤中毒解毒剤
主要事業所
大阪本社 - 大阪府大阪市中央区道修町2-6-8。通りからも見える大きな古い釜がシンボルである。
東京本社 - 東京都中央区日本橋2-7-1
再生・細胞医薬神戸センター - 兵庫県神戸市中央区港島南町一丁目5番2号
総合研究所 - 大阪府吹田市江の木町33番94号
大阪研究所 - 大阪府大阪市此花区春日出中三丁目1番98号
鈴鹿工場 - 三重県鈴鹿市安塚町1450
大分工場 - 大分県大分市大字鶴崎2200
支店:全国12ヶ所
沿革
大日本製薬
1884年(明治17年) ‐ 福原有信、長与専斎、品川弥二郎らの計画により、半官半民の大日本製薬会社設立。技師長にドイツ留学中の長井長義を招聘[2]。
1885年(明治18年) - 大日本製薬会社、営業を開始 [2]
1887年(明治20年) ‐ 大日本製薬会社より日本初のコールドクリーム発売[2]
1893年(明治26年) ‐ 長井長義辞職[2]
1897年(明治30年)5月14日 - 「大阪製薬」設立。
1898年(明治31年) - 大阪製薬と「大日本製薬合資会社」合併し、大日本製薬株式会社に商号変更。
1908年(明治41年) - 「大阪薬品試験」を合併。
1914年(大正3年) - 化成品事業開始。
1947年(昭和22年) - 五協産業株式会社を設立。
1949年(昭和24年)5月16日 - 東京証券取引所、大阪証券取引所に上場。
1950年(昭和25年) - 動物薬事業を開始。
1956年(昭和31年) - 一般用医薬品事業を開始。
1958年(昭和33年) - 睡眠薬イソミン錠を発売(含まれていたサリドマイドにより新生児の奇形等の症状を呈する薬害を引き起こした)。
1960年(昭和35年) - 食品添加物事業を開始。
1961年(昭和36年) - 名古屋証券取引所に上場。
1963年(昭和38年) - 台湾にて台湾大日本製薬股?有限公司を設立。
1967年(昭和42年) - ニチエイ産業を設立。
1968年(昭和43年) - マルピー薬品を設立。
1988年(昭和63年) - 米国駐在事務所(後の米国法人「大日本製薬USAコーポレーション」)を開設。
1992年(平成4年) - 株式会社マルピー物流サービスを設立。
1998年(平成10年)
9月30日 - ロンドン駐在員事業所を開設。
11月30日 - 北京事業所を開設。
2002年(平成14年)11月1日 - 田辺製薬(現・田辺三菱製薬)の動物薬事業を譲受。
2005年(平成17年)6月1日 - 一般用医薬品事業並びにマルピー薬品を興和へ事業譲渡。
住友製薬
1984年(昭和59年)
2月6日 - 住友化学工業(現・住友化学)の医薬事業部門と、稲畑産業の医薬事業販売代理店を分離・統合し、「住友製薬」設立。
10月1日 - 営業開始。
11月 - 「インテバンクリーム」を発売。
1985年(昭和60年)
2月 - 「ナトリックス」を発売。
9月 - 愛媛バイオ工場(後の愛媛工場。廃止済)竣工。
10月 - 研究所薬理棟完成。
12月 - 「アルマール」を発売。
1987年(昭和62年)4月 - 「スミフェロン」を発売。
1988年(昭和63年)
1月 - 「ボーンセラムP」を発売。
5月 - 研究所生化学棟完成、「カトレップ」を発売。
1989年(昭和64年/平成元年)
4月 - 「GRF住友」を発売。
5月 - 「ドプス」を発売。
1990年(平成2年)
10月 - 「アクエック-10」を発売。
11月 - 「ダイドロネル」を発売。
1991年(平成3年)
6月 - 大阪商品センター完成。
8月28日 - 一般用医薬品事業子会社「住友製薬ヘルスケア」を設立。
1993年(平成5年)
3月 - 「株式会社エイチ・エス・ピー」を設立。
10月 - 「アクエック-TYPEII」を発売。
12月 - 「アムロジン」を発売。
1994年(平成6年)
2月6日 - 会社設立10周年。
3月 - 茨木工場J棟完成。
11月 - 「エスピー・マルチサービス」を設立。
1995年(平成7年)
2月 - 愛媛バイオ工場研究棟完成。
3月 - 「ディナベック研究所」を設立。
9月 - 「メロペン」を発売。
1996年(平成8年)7月 - 福岡商品センターへ移転。
1997年(平成9年)
1月 - 東京商品センターへ移転。
9月 - 「北京事務所」を開設。
1999年(平成11年)
2月6日 - 会社設立15周年。
2000年(平成12年)
6月 - 上海連絡所を開設。
10月 - 「住友製薬バイオメディカル」を設立。
2005年(平成17年)
5月 - 住友大阪セメントと共同で行っていた「ボーンセラム」をオリンパス子会社のオリンパスバイオマテリアル(現:オリンパス テルモ バイオマテリアル)へ事業譲渡。
8月31日 - 関連会社である住友製薬ヘルスケアを大日本除虫菊へ株式譲渡。住友製薬ヘルスケアはダンヘルスケアに商号変更される。
次ページ記事の検索おまかせリスト▼オプションを表示暇つぶしWikipedia
Size:64 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef