光の国シリーズ以外からのウルトラ戦士としては、ウルトラマンダイナが登場する。本作品では、テレビシリーズ最終話で生死不明となったダイナの消息が変身者のアスカ・シン共々11年ぶりに明かされた。
過去の回想という扱いで、胸のスターマークと肩のウルトラブレスターがないゾフィーや、ウルトラホーンが短く顎鬚のないウルトラの父なども登場する。また、本作品で初めてウルトラの父とウルトラの母の本名が明かされた[注 4]。
過去にも複数のウルトラ戦士が共演する映画があったが、今回の映画で劇場作品に初登場となるウルトラ戦士もいる[注 5]。 キャストは南翔太ら『大怪獣バトル』のテレビシリーズのレギュラー陣に加え、五十嵐隼士、黒部進、森次晃嗣、つるの剛士が前作に引き続いて原典と同じ変身前の各ウルトラ戦士役で出演するほか、団時朗、高峰圭二、真夏竜も原典と同じ各ウルトラ戦士役に「声の出演」として参加している。また、撮影中に杉浦太陽が出演を希望してきたため[3]、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来6年ぶりにムサシ役で出演するほか、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』とのコラボとして岡村隆史(ナインティナイン)がプレッシャー星人役で出演している。 声優については、ウルトラマンゼロ役に声優の宮野真守が起用されている[1]が、ゼロ以外のキャラクターにはウルトラマンベリアル役に宮迫博之(雨上がり決死隊)、ウルトラの母役に長谷川理恵、レイブラッド星人役に蝶野正洋など、本業が声優ではない著名人が多く起用されている。ウルトラマンキング役の小泉純一郎は一度はオファーを断ったが、次男の小泉進次郎ら家族の後押しによって出演が実現した[注 6]。 本作品は円谷プロダクションがTYOグループ参画後に製作された初の映画作品でもあり[5]、配給元が長らくウルトラシリーズの映画を配給してきた松竹からワーナー・ブラザース映画へ変更されたほか、アメリカとニュージーランドを拠点に活躍してきた坂本浩一が日本で初めて監督を担当する[6]などスタッフを一新し、世界水準を目指して製作された。
キャスティング
製作