キャッチコピーは「とりもどせ!!銀河の光」。 ウルトラ兄弟たちの故郷であるM78星雲・光の国が主な舞台となり、ウルトラマンメビウスやウルトラ兄弟ら光の国のウルトラ戦士たちのほか、『大怪獣バトル』テレビシリーズのキャラクターであるレイモンと地球人のエキスパート集団「ZAP SPACY」、さらには光の国の新たな戦士であるウルトラマンゼロを加え、悪のウルトラ戦士であるウルトラマンベリアルが率いる100体以上もの怪獣軍団との大決戦を描く[1]。 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』の続編的な位置づけにもなっている[1]。『大怪獣バトル』シリーズの世界では「ギャラクシークライシス」という事件により、『ウルトラマンメビウス』までの全ウルトラシリーズの怪獣やウルトラ戦士が時空を超えて1つの世界(主に光の国シリーズ中心)に召喚されたという設定[注 1]になっており、パラレルワールド扱いだった世界観の怪獣やウルトラ戦士が同一世界に存在する理由づけがなされている。 『ウルトラマンG』、『ウルトラマンパワード』、『ウルトラマンUSA』、『ウルトラマンネオス』、『ウルトラマンマックス』など、M78星雲出身でありながら光の国シリーズとのつながりが明確にされていなかった作品のウルトラ戦士たちも総登場するが、そのうち原典ではアニメ作品だった『USA』のウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスは、本作品が本格的な実写作品デビューとなる[注 2]。また、『ウルトラマンボーイのウルころ』のナビゲーター役であるウルトラマンボーイも登場する[注 3]。 光の国シリーズ以外からのウルトラ戦士としては、ウルトラマンダイナが登場する。本作品では、テレビシリーズ最終話で生死不明となったダイナの消息が変身者のアスカ・シン共々11年ぶりに明かされた。 過去の回想という扱いで、胸のスターマークと肩のウルトラブレスターがないゾフィーや、ウルトラホーンが短く顎鬚のないウルトラの父なども登場する。また、本作品で初めてウルトラの父とウルトラの母の本名が明かされた[注 4]。 過去にも複数のウルトラ戦士が共演する映画があったが、今回の映画で劇場作品に初登場となるウルトラ戦士もいる[注 5]。 キャストは南翔太ら『大怪獣バトル』のテレビシリーズのレギュラー陣に加え、五十嵐隼士、黒部進、森次晃嗣、つるの剛士が前作に引き続いて原典と同じ変身前の各ウルトラ戦士役で出演するほか、団時朗、高峰圭二、真夏竜も原典と同じ各ウルトラ戦士役に「声の出演」として参加している。また、撮影中に杉浦太陽が出演を希望してきたため[3]、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』以来6年ぶりにムサシ役で出演するほか、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』とのコラボとして岡村隆史(ナインティナイン)がプレッシャー星人役で出演している。
概要
キャスティング