頼朝の挙兵に早くから参じていた兄の景義は御家人に列し、鎌倉幕府に仕えて長寿を全うしている。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 景親は罪を得て斬られるところを平氏に救われ、これに大恩を感じて平氏の家人として仕えるようになったと『源平盛衰記』には記されている。この罪はどのようなものに当たるのかは現在わかっていない。平治の乱で命を救われた恩義ではないかという見方もあるが、義朝勢の詳細を記した『平治物語』には大庭景親が源義朝に従って出陣したとの記載はない。
^ 『吾妻鏡』では頼朝軍がすでに足柄山を越えていた為とし、『延慶本平家物語』では武田信義の軍勢に駿河が押さえられた為としている。
出典^ 元木泰雄『武士の成立』(吉川弘文館、1994年)
^ 元木泰雄『保元・平治の乱を読み直す』(日本放送出版協会、2004年)
^ 野口実『源氏と坂東武士』(吉川弘文館、2007年)
関連作品
テレビドラマ
草燃える(1979年、NHK大河ドラマ) - 演:加藤武
義経(2005年、NHK大河ドラマ) - 演:伊藤敏八
平清盛(2012年、NHK大河ドラマ) - 演:木下政治
鎌倉殿の13人(2022年、NHK大河ドラマ) - 演:國村隼
関連項目
大庭氏
石橋山の戦い
外部リンク
三島市ホームページ むかしばなし妻塚観音堂の画像と由来説明