大巨獣ガッパ
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「大巨獣ガッパ[注釈 6]

作詞:一条ひかり

作曲:米山正夫

歌:美樹克彦


「がんばれ仔ガッパ」

作詞:中原良

作曲:大森盛太郎

歌:ダニー飯田とパラダイス・キング


特徴

ゴジラやウルトラ怪獣など、他社の怪獣作品が積極的に建造物を破壊するのに対し、ガッパはあくまで行く手を阻むもののみを破壊する。これは、「子供に見せる映画として、破壊に快楽を求めさせてはいけない」という意図的な演出である。

「怪獣が主人公らの機転によって怒りを静め、空港から飛び発って南の島へ帰る」という結末は、東宝の『モスラ』に似ている。また、日本製の怪獣映画としては数少ない、人類・怪獣ともにハッピーエンドを迎える作品となっている。

本作は、社団法人「映画輸出振興協会」による輸出映画産業振興金融措置の融資を受けて製作された[4][1]

なお、米軍の扱いであるが、カーラジオから「対策本部が自衛隊と米軍に撃退協力を依頼」「まもなく攻撃が始まる予定」と言及されるに留まっている[注釈 7]

熱海城で戦闘機がガッパを攻撃するシーンで、スタジオ天井の照明器具が写ってしまっているカットがある。(53'42")

本作品の合成には、飯塚定雄石井義雄東宝の合成スタッフが同社に無断で参加している[5][6]。石井によれば、本作品への参加は日活の特撮スタッフである金田啓治からの依頼であったといい、撮影所には行かず自宅で作業を行っていたため問題にはならなかったという[5]
漫画

少年ブック 1967年正月増刊号付録 作画:鹿野サトル

別冊冒険王 1967年春季号 作画:中沢啓治

映像ソフト

2000年2月25日に『大巨獣ガッパDVDコレクターズBOX』が日活より発売された
[7][8]
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サウンドトラック

大巨獣ガッパ オリジナル・サウンドトラック(2020年8月19日/CINEMA-KAN/規格番号CINK-102)

本編使用音源に加えて、海外公開版で使用された音楽も収録されているほか、付属のブックレットに撮影中やスーツ製作時の貴重な写真が掲載されている。
関連項目

第一次怪獣ブーム

宇宙大怪獣ギララ - 同じ1967年(昭和42年)の怪獣映画。特撮は本作品と同じく日本特撮映画が手掛けた[1]

宇宙船レッド・ドワーフ号 - イギリスSFコメディドラマ。第24話にガッパが登場している、映像は本作のフィルムを流用。

デスカッパ - 2010年11月27日公開。本作モチーフのアメリカ完全出資・日本製作の映画。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 劇中では「殺人光線に匹敵する」と呼称されているが、当時の宣材や図鑑などでは「熱波光線」とされ、目からも発射できるとされていた[2]
^ 直接の描写はなく、セリフでの説明のみ。
^ 一つのパッケージにオス・メス両方の頭部パーツが入っており、好きな方のパーツを取り付けて完成させるようになっていた。
^ ただし、本編中にその描写は無く、造形物にもそのような部位は確認できない。
^ 実際、子ガッパは、糸子ら人間が与えるエサ(仔牛のもも肉のようなもの)を一切口にしていない。
^ 当時の日活ムード歌謡映画路線を反映した曲調となっている。
^ セリフのみで映像での登場は無い。

出典^ a b c 電撃ホビーマガジン編集部 編「プロジェクト東宝チャンピオンまつり 祭り囃子は遠くに」『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWAアスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日、123頁。


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