以上のように、「教授」の使用も多様化する傾向にある。 各学校及び研究所毎の内規によって定められている。 最終任命権者は、国立の場合には学長、公立、私立の場合には理事長もしくは学長・総長である。 通常、教授の任命にあたって本人に試験が課されるということはない。 フィクション作品(小説、漫画、アニメ、テレビドラマ、映画など)にも「教授」あるいは「プロフェッサー」と呼ばれるキャラクターは数多く登場する。大学等の現役教員や名誉教授である場合だけでなく、善悪両面の学識への敬意・畏怖から、退職後も又は教授職に就いたことがないのにそう呼ばれたり、知恵者や優秀な科学者・技術者、マッドサイエンティストの自称・他称として使われたりする作品もある[11]。 ※ 教授 (曖昧さ回避)も参照。
教授の任命
教授選挙によって選出される者(大所帯の学科に多い)
教授会の推薦によって職位が与えられる者(公募職の場合)
原則として、勤続年数、研究業績などが審議される。ただ、機関によってはその審議が形骸化し、単に年功序列になっていることもある。
特別の業績によって選出される者(学長や総長などによってヘッドハンティングの形で登用される)
官公庁などからの天下りで職位が与えられる者(1種もしくは2種国家公務員の場合にはある)も含む。
寄附講座の設置などにより寄附先から派遣されてきた者(学校に寄附講座を設置した法人からの出向者)。
フィクションにおける「教授」
脚注[脚注の使い方]^ a b 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、12頁
^ 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、10頁
^ a b 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、11頁
^ 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、13頁
^ 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、18頁
^ 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、15頁
^ a b 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、16頁
^ 有本章、江原武一『大学教授職の国際比較』1996年(平成8年)、16 - 17頁
^ “岡山大が「研究教授」10月新設 優れた実績の准教授を認定”
^ “岡山大「研究教授」に5人認定 初の選任で付与式、実績を評価”. 山陽新聞. (2018年11月16日). https://www.sanyonews.jp/article/824060 2020年9月28日閲覧。
^ 『シャーロック・ホームズシリーズ』のジェームズ・モリアーティ教授、『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアスなど。
関連項目
大学教員 - 日本の大学教員の職階 - 大学教員の職階一覧
教員の職階
名誉教授
ディスティングイッシュトプロフェッサー
外部リンク
学校教育法 - e-Gov法令検索(大学や高等専門学校の関連条文を参照)
大学設置基準 - e-Gov法令検索(第14条を参照)
典拠管理データベース: 国立図書館
⇒イスラエル