大塚明夫
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2023年にはケイジが来日し、小島プロダクションに訪れる出来事があったが、この際大塚は「なんで呼んでくんないのー」と小島を介してケイジと対面するチャンスを逃したことを心残りに思う旨のコメントをしている[46]
デンゼル・ワシントンの吹き替え
デンゼル・ワシントンについても『グローリー』(ソフト版)以降、大半の作品で担当している。以前はデンゼルの出演作の日本語版に別役で出演しており、『青いドレスの女』ではトム・サイズモアの吹き替えを担当していたが、その際デンゼルを吹き替えていた山寺宏一(大塚に先駆けデンゼルを多く担当)の演技について「彼(デンゼル・ワシントン)の喋り癖を本当に上手につかまえている」と称賛していた。後に自身がデンゼルの吹き替えを務める際には山寺の演技を脳内でシミュレートした上で取り入れていたと明かし、その経験から近年デンゼルを務める際には「よく(山寺を差し置いて)俺にまわってくるな」と不思議に感じていると話している[47]
その他の担当俳優について
ドルフ・ラングレンの吹き替えについては「太い顎が特徴的な方ですが、どうしても僕はジャパニーズですから顔の形状が違うわけです。なるべく骨格から出てくる様な声に近づければと思いつつも、それだけにとらわれちゃうとお芝居がお留守になっちゃうので、そのバランスを考えながら演じています」と述べている[48]アントニオ・バンデラスは『愛よりも非情』で初担当。バンデラスについては『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で担当した際に「彼はほんとに芝居が好きなんだなぁと実感します」と評している[49]デニス・クエイドは『ワイアット・アープ』(ソフト版)で初担当。大塚は自身が担当した作品の中でも『オーロラの彼方へ』(日本テレビ版)と『ドラゴンハート』(ソフト版・日本テレビ版)の二作品が特に思い入れ深いと公言しており、「忘れられないなあ」と語っている[50]ウェズリー・スナイプスは『マネー・トレイン』(フジテレビ版)で初担当。その後は主にテレビ東京木曜洋画劇場』制作の吹き替えにおける専属として担当した[51]。大塚はセガールと同様に強い男の役柄が多いスナイプスを演じることについて「こういった役の声を演じることができるのは、今だけだと思っていますから、楽しませてもらってます」とインタビューで語っている[52]リーアム・ニーソンは『嵐の中で輝いて』(機内上映版)で初担当。『マイケル・コリンズ』に代表されるキャリア初期の作品や、ニーソンの映画出演100作目となる『探偵マーロウ』も担当し[53]津嘉山正種石塚運昇に次いで多く吹き替えている。自身のSNSではニーソンの代表作の一つである『96時間』の吹き替えを担当できなかったことが心残りであったと述べている[54]
ブラック・ジャック
当初は俳優の内藤剛志ブラック・ジャック役の声優としてキャスティングされていたが、急病のために降板[55]。別役で出演のためスタジオにいた大塚が音響監督山田悦司によって[56]代役に抜擢され、そのまま声優が変更されることはなく、以後ピノコ役の水谷優子と共にOVA・劇場版・テレビスペシャル・テレビレギュラー放送すべてのシリーズに出演している。アニメ『ヤング ブラック・ジャック』ではナレーション(=現在のブラック・ジャック)を担当(アニメの主人公=若き日のブラック・ジャックの声は梅原裕一郎)。セガサターン版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のサントラCDでのコメントにて、代表作に『ブラック・ジャック』を挙げる際に「ピノコやりたかったな」などと冗談をほのめかしていた。
今日からマ王!
『今日からマ王!』最終話後に監督の西村純二から作品の裏話として、フォンヴォルテール卿グウェンダルの青年時の声をだめで元々と願い出たところ、一応のアフレコを希望。そのまま、声を担当することになった。しかし17歳前後の役に苦闘し、「声優人生最大のピンチ」と言っていたと監督に楽しげに逸話を披露している(この逸話は作品の関連書籍にも記述されており、先にこの話が出たのは関連書籍の方である[要文献特定詳細情報])。
Fate/Zero
ライダー(イスカンダル)について「長年仕事をしていても滅多に出会えないホームラン級の素敵な役」[57]「神様ありがとう」[55]と絶賛している。その理由として、普段スネークやブラック・ジャックなど闇を抱えた男を演じることが多い中、闇は無いと豪語する役であったことや、実写映画や舞台では表現しえないダイナミックな人物であることを挙げている。また、作中一番印象的だったシーンとして「言葉による全力の戦い」である聖杯問答のシーンを挙げている。
スーパー戦隊シリーズ
スーパー戦隊シリーズでは悪役として度々出演している[25]
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:647 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef